テレビ局がジャニーズより恐れるもの…「ドラゴン桜」山下智久“声だけ出演” 収録か?“最終回放送前夜”た?った理由

テレビ局がジャニーズより恐れるもの…「ドラゴン桜」山下智久“声だけ出演” 収録か?“最終回放送前夜”た?った理由

山下智久

「最終回の視聴率は大台超えの20.4%(世帯平均)。山下の“出演”も数字に大きく貢献しましたが、実現までにはすったもんだもありました」(TBS関係者)

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■山下の“声のみ”登場シーンが瞬間最高視聴率を記録

 6月27日放送の最終回が、今年のドラマ最高視聴率を記録した「ドラゴン桜」(TBS系)。中でも前作(2005年放送)からのファンが大いに沸いたのは、山下智久(36)をはじめとする「東大専科」卒業生の登場シーンだった。

「東大の2次試験を控える生徒たちのために、阿部寛演じる桜木弁護士がかつての教え子を呼び寄せ、中尾明慶や小池徹平、紗栄子らが16年ぶりに集結。終盤には新垣結衣もサプライズで出演しました」(同前)

 瞬間最高視聴率22.7%をマークしたのは山下の登場シーン。メールを読み上げる“声のみ”の出演にとどまったが、それでもTBSにとっては画期的な出来事だったという。

「生徒役の橋海人(22)はKing & Princeに所属する現役ジャニーズ。昨年退所した“辞めジャニ”の山下との共演は、業界でタブー視される前代未聞のキャスティングです。局側はジャニーズにお伺いを立てたものの、なかなか返事がなかったといいます」(同前)

■山下のアフレコはなんと最終回の放送前夜

 だが前作のキャストが勢揃いする中で山下ひとりが出ないのはあまりに不自然。話し合いの末に妥協案として採用されたのが、橋のいないシーンに声だけで出るという策だった。

「緊迫した状況下で山下がアフレコに臨んだのは、なんと最終回の放送前夜。ジャニーズからOKが出るまで、ギリギリまで判断がつかなかったのです」(同前)

■“辞めジャニ”に立ちはだかる“地上波の壁”

 山下の前には、今も“地上波の壁”が立ちはだかっている。

「14年に赤西仁、19年に錦戸亮、昨年も手越祐也がジャニーズを辞めましたが、いずれも独立後は地上波のドラマや歌番組に出ていません。最たる理由はテレビ局側の“忖度”で、キャスティングの候補にも上がらないのが実情。数々の高視聴率ドラマに出演してきた山下も例外ではなく、独立して8カ月が経っても出られずにいました」(キャスティング関係者)

 ただし映画やネットは別。山下には「劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」(18年)で興行収入93億円の実績があり、海外からもオファーが舞い込んでいるという。

「ケヴィン・ハートが主演の映画『The Man From Toronto』や、HBO制作のドラマ『TOKYO VICE』などはすでに撮影済み。公開時期は未定ながらネットフリックスの『今際の国のアリス』続編にも重要な役どころで出演が内定している。ドラマ版『コード・ブルー』(フジ系)の続編にも、チャンスがあれば出たいという意欲はあるようです」(映画関係者)

■テレビ局がジャニーズより恐れるもの

 今年、元SMAPの草g剛が、NHK大河ドラマ「青天を衝け」に徳川慶喜役で出演し、風穴を開けた。

「地上波の連ドラは退所前の『嘘の戦争』(フジ系)以来4年ぶり。香取慎吾も1月クールの『アノニマス〜警視庁“指殺人”対策室〜』(テレ東系)で主演を張った。19年に公取委がジャニーズを“注意”して以来、各局は明らかに態度を軟化させている。局が今恐れるのは事務所の圧力より、公取委の調査やSNSの炎上なのです」(芸能デスク)

 視聴率男が“地上”に戻ってくる日も近いかも。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2021年7月15日号)

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