「小さいころから断然太かった」 体操・村上茉愛の強さの秘密は“太もも”にあり

「小さいころから断然太かった」 体操・村上茉愛の強さの秘密は“太もも”にあり

池谷氏も「天性のバネの持ち主」と絶賛 ©共同通信社

 11月3日までドーハで開催された世界体操選手権で、エース村上茉愛(まい・22=日体大)が日本女子史上最高成績となる個人総合銀メダルの快挙を達成した。4種目で競う個人総合で表彰台に上がったのは、日本女子史上3人目。村上は昨年優勝した種目別床運動でも銅メダルに輝き、通算で3つのメダル保持者となった。

「神奈川生まれで3歳から体操を始めた村上は、天才的な空中感覚で幼少時から注目されていました。小学生の時、東京に『池谷幸雄体操倶楽部』ができたのを聞き、家族で都内に引っ越した。近くには塚原千恵子氏が指導する朝日生命体操クラブもありましたが、あえてバルセロナ五輪銀メダリストの池谷さんに師事することを選んだようです」(スポーツ紙体操担当記者)

 日本の体操は、リオ五輪で団体金に輝いた男子が注目を集めてきた。そんな中、今まで目立たなかった女子の村上が台頭してきたのはなぜか。

■その秘密は“太腿”にあり?

「その秘密は、彼女自身が『小さい頃から周りの子と比べて断然太かった』と話す、類まれな能力を秘めた“太腿”にあります。小学生の頃、毎年リレーのメンバーに選ばれていたという村上の足の速さは、学生時代に50mを6秒3で走っていた母・英子さん譲り。また、兄、姉、妹、弟も体操教室に通っていたという5人きょうだいの中でも、村上は生まれたときから股関節の柔らかさが飛び抜けており、まさに体操の申し子といえます。明るく物怖じしない性格で、子役タレントとしても活躍し、05年には阿川佐和子さん原作のドラマ『ウメ子』に出演したこともあります」(スポーツライター)

 高校2年時の13年、世界選手権に初出場して種目別床運動で4位。体重増加に悩んだ時期もあったが、日体大4年となった今はバランスの良いフィジカルを身につけた。

「同い年でかつて『付き合っている』と噂になった白井健三とは現在、日体大体操競技部で白井が男子部主将、村上が女子部主将。今年8月のインカレでは団体で見事にアベック優勝を果たしました。互いに励ましあい、高めあっている関係のようです」(同前)

 弾けるような笑顔と誰にも負けないジャンプ力から“ゴムまり娘”の愛称を持つ村上。次の目標はリオ五輪で惜しくも4位だった団体で、東京五輪のメダルを取ることだ。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2018年11月15日号)

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