《音楽特番での異変》Hey! Say! JUMP、Sexy Zone、Kis-My-Ft2、SixTONES…彼らが「タキラ(タッキーに嫌われてる)」と呼ばれるワケ

Hey! Say! JUMP、Sexy Zone、Kis-My-Ft2、SixTONESなどのジャニーズ"タキラ"で冷遇?

記事まとめ

  • A.B.C-Z河合郁人やSnow Manは、滝沢秀明副社長のお気に入り「タキニ」と言われている
  • Hey! Say! JUMP、Sexy Zone、Kis-My-Ft2、SixTONESは冷遇され、「タキラ」とも
  • 『テレ東音楽祭2021』ではHey! Say! JUMPが出場せず、HiHi Jetsが初出演し話題に

《音楽特番での異変》Hey! Say! JUMP、Sexy Zone、Kis-My-Ft2、SixTONES…彼らが「タキラ(タッキーに嫌われてる)」と呼ばれるワケ

《音楽特番での異変》Hey! Say! JUMP、Sexy Zone、Kis-My-Ft2、SixTONES…彼らが「タキラ(タッキーに嫌われてる)」と呼ばれるワケ

デビューが決定して喜ぶなにわ男子(ISLAND TVより)

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 いま、ジャニーズでは急速に世代交代が進んでいる。8月17日にはジャニーズを支えてきたメリー喜多川氏の逝去も報じられ、“時代の転換期”にあるように感じる。

■ジャニーズの未来を担うことが期待される「なにわ男子」

 つい最近も、関西ジャニーズJr.内の7人組のユニット「なにわ男子」が11月12日にCDデビューすることが報じられた。なにわ男子といえば、King & Princeに続くキラキラ王道路線でありながら、関西ならではの親しみやすさもあるとして、大きな期待を寄せられているユニットだ。

 メンバーには、アイドル雑誌『Myojo』(集英社)の「Jr.大賞」で「恋人にしたい」部門を3連覇した“朝ドラ俳優”の西畑大吾や、女性ファッション誌『ViVi』(講談社)の「国宝級イケメンランキング」の「2021年上半期」で10代唯一のトップ10入りを果たした道枝駿佑がいる。道枝は『BG〜身辺警護人〜』(テレビ朝日系・2018年)、『俺の家の話』(TBS系・2021年)などの連ドラ出演もしているため、ジャニーズファン以外にも知られている。これから、ジャニーズの未来を担っていくことになるだろう。

 しかし、時代の転換期には摩擦が付きものだ。ジャニーズファンの間で「新体制で“推される”グループはどこなのか」に注目が集まっている。

■《ジュリーさんの溺愛ぶりがすごい》

 なにわ男子のデビューも、この観点からいろいろと分析するファンが多かったようだ。なにわ男子のプロデュースを手掛けてきたのは、ジュリー派で知られる関ジャニ∞の大倉忠義だったため、かねてよりジュリーさんの秘蔵っ子として知られてきた。

 しかもレーベルが“特別”なのだ。彼らがデビューするのは「J Storm」で、このレーベルは元々嵐のために作られた。しかもデビュー日はレーベルの創立20周年記念日にあたる。嵐は藤島ジュリー景子社長が手塩にかけて育て上げたグループであることから、ファンからは《ジュリーさんの溺愛ぶりがすごい》と声があがった。

 しかし一方で、なにわ男子がここまであからさまなジュリー派だと、“もう一人の権力者”に嫌われてしまうのではないか、と見る向きもある。もう一人の権力者とは、滝沢秀明副社長だ。

■タッキーのお気に入りではない「タキラ」

 これまでも、タッキー政権になってからというもの、ファンは“グループ間格差”にヤキモキしてきた。

 以前に記事にした通り、A.B.C-Zの河合郁人やSnow Manをはじめとした一部のグループやメンバーの露出が急増。そこに滝沢副社長の後押しを感じたファンは、彼らを「タキニ(タッキーのお気に入り)」と呼ぶようになった。ネットには「タキニ一覧」なるものがまとめられているような状況になっている。

 一方で、タッキー政権下で冷遇されているんじゃないかとファンが噂するグループもある。特に名前が挙がるのは、Hey! Say! JUMP、Sexy Zone、Kis-My-Ft2、SixTONESだ。タッキーのお気に入りではない、あえて大仰な表現をするのなら「タキニ」ならぬ「タキラ(タッキーに嫌われている)」とも言えるだろう。ファンは一体、なぜそう感じているのか。

■音楽特番に見られた“異変”

 ファンにとって、“自担(推し)”のグループが事務所内でどういう立場に置かれているかの指針のひとつが音楽特番での扱いだ。ファンは、自担の出演順、衣装や演出の豪華さ、選曲、トークの長短などに一喜一憂している。

「たかだか音楽特番の出演順や、選曲くらいで、格差なんて大げさな……」と思う人は多いかもしれないが、同じ事務所においても、所属レーベルやマネジメントの管轄が異なり、売り方も様々である各グループが一堂に会する音楽特番というのは、ファンにとっては非常に楽しみな機会なのだ。

 この夏、そんな音楽特番で “異変”を感じる機会が多かった。まず、2021年6月30日に放送された『テレ東音楽祭2021』(テレビ東京系)でのことだ。

『テレ東音楽祭2021』は2014年から国分太一の司会で行われ、今回で9回目だった。しかし2015年からほぼ皆勤賞で毎年出演していたHey! Say! JUMPの姿がなかったのだ。そして、Sexy ZoneやSixTONESがまだ出演したことがなかったのに、滝沢副社長の肝いりとして知られるジャニーズJr.ユニットHiHi Jetsが初出演を果たした。

「ジャニーズJr.だって出るのに……」

 そうため息をついたファンが多かった。

 しかも昨年まで駐車場特設ステージでパフォーマンスを行っていたA.B.C-ZやジャニーズWESTにかわり、今年は先輩グループであるKis-My-Ft2が駐車場担当になったことに違和感を覚える声もあった。

■Snow Manの曲は選ばれているのに……

『THE MUSIC DAY2021』(7月3日/日本テレビ系)でも、SNSではファンの不満の声が噴出していた。

『THE MUSIC DAY』では、毎年ジャニーズグループをシャッフルして、普段一緒にパフォーマンスをしないメンバーが組み、別グループの曲を歌う「ジャニーズシャッフルメドレー」が目玉のひとつだ。今回はV6、NEWS、関ジャニ∞、KAT-TUN、Hey!?Say!?JUMP、Kis-My-Ft2、Sexy Zone、ジャニーズWEST、King & Prince、SixTONES、Snow Manという史上最大11組が参加したが、出演者であるにもかかわらず、Hey! Say! JUMPとKis-My-Ft2、Sexy Zone、SixTONESの持ち歌がメドレーの中で外されていたのだ。

 今回は、SMAPや少年隊、トラジ・ハイジなど、今は解散もしくは活動のないグループやユニットの曲が取り上げられたこともあり、現役グループが“選曲外”になってしまうのも致し方ないことなのかもしれない。ただし、同時デビューのSnow Manの曲は選ばれているのに、SixTONESの曲がないことに違和感を覚える人は多かった。

 ジャニーズシャッフルメドレーは、今は定番化しているものの、かつては「ジャニーズカウントダウン」でしか見られない特別な企画だった。そのため、自担あるいは自担グループがどの順でどの曲を歌うのか、また、自担の曲を誰が歌うのかには熱い視線が注がれる。メドレーに自担グループの曲が入っていないことにショックを受けるのは、ファン心理としてはごく自然なことだろう。

■中居がMCの番組でKis-My-Ft2が優遇

 一方で、7月17日に放送された『音楽の日2021夏』(TBS系)には、V6や関ジャニ∞?、KAT-TUNなどのグループが出演し、なかでもKis-My-Ft2がKing & Princeと同じ19時台というメインの時間帯に出演した。トークもわちゃわちゃ盛り上がって、Kis-My-Ft2ファンからするとうれしい一夜となった。

 しかし、Kis-My-Ft2が優遇された背景には、「中居正広がMCを務めていたからなんじゃないか」と見る向きもある。中居はジャニーズに所属している頃から、同じ“飯島班”のKis-My-Ft2をかわいがってきた。なかなかブレイクしないメンバー4人でユニット「舞祭組」を組ませて売り出したのも中居だ。 “キスマイ愛”を持つ中居がMCを務めた『音楽の日2021夏』と、ほかの音楽特番でのKis-My-Ft2の扱いの差は、余計にタッキー政権の意図を浮き彫りにする結果となった。

■新世代ジャニーズの様々なしがらみ

 しかしながら、滝沢副社長がSnow Manと抱き合わせデビューをさせたSixTONESはさておき、Kis-My-Ft2、Sexy Zone、Hey! Say! JUMPに関しては、滝沢副社長も“剛腕”を発揮しづらい事情があるようにも思う。Sexy ZoneとHey! Say! JUMPはもともと故・ジャニー喜多川社長のお気に入りグループだと言われていたし、Kis-My-Ft2はSMAPの元マネジャー飯島三智氏率いる“飯島班”だったため、意見しづらい部分があるのかもしれない。

 余談だが、今、ジュリー管轄と言われる「美 少年」がまさにジャニー氏のお気に入りグループだったため、ジャニー氏の存命中には雑誌インタビューを打診すると、「HiHi Jetsはどうですか」とやんわりと代替案を提案されたと聞いたことが何度かある。おそらく美 少年はジャニー氏が決定権を握っていたため、事務所側が自由に仕事を差配できなかったのだろう。

 実際、『滝沢演舞場』終演後に、ジャニー氏が業界の立場ある人たちだと思われる中高年男性たちに囲まれながら、公演の内容そっちのけで「それより『東京B少年』(※美 少年のかつてのユニット名)というグループがありまして」と説明する姿を目撃したこともある。

 さらに、美 少年がアメリカ・ロサンゼルスで行われた「二世週日本祭(二世ウィーク)」のパレードに参加したのも唐突だった。これはジャニー氏が自分の出身であるアメリカ・ロサンゼルスに彼らを連れて行きたかったからだろうというのが専らの見方だ。残念ながらジャニー氏は「二世週日本祭」が行われる2カ月ほど前に亡くなってしまい、その勇姿を見られなかったことが大きな悔いではないかとも言われた。

 ジャニー氏あるいはジュリー氏の色が強いグループには、滝沢秀明氏は干渉しづらいということもあるのだろう。

 だからこそ、自担が実力や人気に比べてプッシュされていないと感じると、ファンは「タッキーにハマっていない“タキラ”なんだ……」と悲しく思ってしまうものなのだ。タキニ、タキラ、飯島班、ジャニーさんのお気に入り……新世代ジャニーズが様々な“しがらみ”から解放されれば、ファンを今よりさらに幸せにできるはずだ。

《タッキー政権の失策》ジャニーズから国民的アイドルが絶滅した本当の理由「キンプリ平野&永瀬がカギを握っている」 へ続く

(田幸 和歌子/Webオリジナル(特集班))

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