松岡茉優 “2度目のグループ内移籍”で目指すもの

松岡茉優 “2度目のグループ内移籍”で目指すもの

個人事務所の代表は妹が務めている

〈弊社グループでは、今後のエンターテイメント界の益々の多様化を鑑み、グループ各社の体制を一部再編することとなりました〉(ヒラタインターナショナルHP)

 宮アあおい、多部未華子ら人気俳優を擁するヒラタグループが4月に再編された。だが、移籍する看板女優は松岡茉優(27)、ただ1人だったのだ。

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■松岡にとっての“親孝行御殿”が建設中

 松岡は2013年のNHK朝ドラ『あまちゃん』でブレイク。17年主演映画『勝手にふるえてろ』や、18年の映画『万引き家族』などで、高い演技力を評価された。

「7月クールには、日本テレビの土曜夜10時枠で、繊細な会話劇で知られる脚本家・坂元裕二のドラマ『三人の刑事(仮)』にヒロインとして出演することが決まっています」(芸能記者)

 プライベートでも一つの“成果”が。都内に、新居を建設しているのだ。

「ここは彼女の亡くなった祖父の家があった場所です。今年から工事が始まり、元の家を取り壊して、これから新しい家が建つ予定のようです」(近隣住民)

 登記を確認すると、200平米の土地とこれまで建っていた家の権利を、松岡と家族が役員を務める個人事務所が所有している。新居は松岡にとっての“親孝行御殿”となりそうだ。

 そんな中、ヒラタインターナショナルからヒラタフィルムに移ることになった松岡だが、実は彼女のグループ内移籍は2度目。18年にはヒラタオフィスから、ヒラタインターナショナルに移籍していたのだ。

■松岡は“扱いづらいキャラ”?

「このときは他に宮ア、多部の事務所の看板女優2人も移った。松岡はマネージャーに長時間叱責されたことで事務所に不信感を持ち、移籍を希望したと『女性自身』(18年5月29日号)に報じられました」(前出・芸能記者)

 一方、松岡自身も業界内では“扱いづらいキャラ”との評判があるという。

「彼女はこだわりが強く、ドラマの撮影現場で、内容に納得できないと、『これはどうなんですか』と監督やスタッフと議論するので、現場が止まってしまう。良い意味ではストイックなんですが、あまりのマイペースぶりに、共演者の中には、もう一緒にやりたくないと言う人もいます」(芸能プロ関係者)

 4年前にグループ内で別の事務所に移籍し、さらにグループ内の別事務所に移った松岡。この移籍を「事務所内独立のようなものでは」と芸能関係者は語る。

「最近は米倉涼子をはじめ、佐藤健や上野樹里、桐谷美玲など人気俳優の独立が相次いでいます。所属タレントを家族のように保護する反面、事務所の受けてほしい仕事もやらせる、というのが旧来のプロダクションのやり方。今は、事務所は仕事を持ってくるだけで、受けるかどうかの判断は本人が行うアメリカのエージェント制のようなスタイルが日本でも広まりつつあります。ヒラタフィルムに所属する俳優は松岡だけで、他は映画監督や写真家のクリエイターばかり。今後、松岡は以前よりも自由にやっていくのでしょう」(同前)

■「会長が高齢になり、何かあるといけないので」

 ヒラタオフィスの社長で、ヒラタフィルム取締役の松本治朗氏に聞いた。

――松岡さんの移籍は事務所内独立と言われているが。

「そういうことでは全然ないです。もともとうちの会長がフィルムの社長をやっていたんですが、高齢になり、何かあるといけないので、(社長を交代し)タレントを分散させたのです」

――インターナショナルのままでは問題があった?

「別にそれはどうこうということではないんですけど。みんなそれぞれ(タレントを)持っている範囲で(会社を)分けているので」

 フィルム女優として、さらに脂が乗っていくか。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2022年5月5日・12日号)

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