TOKIO復活を夢見た長瀬智也が「来年から本格始動」の裏側と、中居正広が地味に後退している「ある原因」《辞めジャニたちのいま》――2021年BEST5

TOKIO復活を夢見た長瀬智也が「来年から本格始動」の裏側と、中居正広が地味に後退している「ある原因」《辞めジャニたちのいま》――2021年BEST5

長瀬智也(右)(本人のinstagramより)

2021年(1月〜12月)、文春オンラインで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。ジャニーズ部門の第2位は、こちら!(初公開日 2021年12月30日)

* * *

 今年も、芸能界は行く人、来る人、お騒がせな人と多種多様だった。中でもジャニーズ事務所のタレントたちは、良くも悪くも芸能界の主役として、今年も大いに活躍。その一方で、ジャニーズ事務所を辞めたタレントも多い。辞めて活躍している人、落ち目になった人と、その行く末はさまざま。「辞めジャニ2021」と題してジャニーズ脱退組査定をしたが、注目の“辞めジャニ”はまだまだいる――。(全2回の2回目。 前編 から読む)

◆ ◆ ◆

■元TOKIO長瀬智也がついに来年から始動

 今、業界の誰もがその動向を注目しているのが、今年3月でTOKIOを脱退し、ジャニーズ事務所退所、芸能活動を休止した長瀬智也(43)だ。

「ジャニーズを退所する今年3月まで、連ドラ『俺の家の話』(TBS系)に主演。辞めるタレントが直前まで連ドラ主演なんて、以前のジャニーズじゃ考えられません。他の後輩タレントに差し替えるか、企画自体を変えていたはずです。長瀬ならではの業界受けの良さと、ジャニーズの強引なパワーの衰えを感じました」(テレビ誌記者)

 ジャニーズを退所後は「裏方に回る」と宣言していた長瀬だが、Instagramなどで見る限りでは“人生の夏休み”を謳歌するのに忙しいようにみえる。しかし、来年はそんな活動に変化が起きそうだ。

「ジャニーズ退所後の長瀬は、バイクを乗り回したり、知人のセレクトショップのチラシモデルを務めたりと、気ままな暮らしを楽しんで、その様子をInstagramに投稿していました。でも、もう十分遊んだだろうということで、来年から始動するようです。まずは、映画や音楽活動を再開するようです。2018年に山口達也が強制わいせつ事件を起こして音楽活動ができなくなったことに、一番悔しい想いをしていたのが長瀬ですから。

 長瀬が始動するとなれば、脚本家の宮藤官九郎を始めとして、力を貸す人間は多い。本人は出役としてだけでなく、裏方にも興味を持っていますから、自分以外のスターを育てることもあるかも知れません」(スポーツ紙芸能デスク)

■「収入も少しは増えたはず」元少年隊の現在

 裏方と言えば、故ジャニー喜多川氏の最高傑作と言われた少年隊の錦織一清(56)と植草克秀(55)も地道な活動を続けている。昨年、嵐の活動休止の陰でなんのイベントもないまま、少年隊の名前と東山紀之(55)だけをジャニーズに残し、2人だけが退所した。

「2人は9月に『ニッキとかっちゃんねる』というYouTubeチャンネルを始め、いろいろなことにトライしています。ニッキは10月に新曲をリリースして、来年1月に舞台『フランケンシュタイン』の演出と、以前と変わらず多才なところを見せています。

 それより注目なのは、植草が来年2月の舞台『TARKIE THE STORY』で初めて演出を手掛けること。ジャニーズを放り出されて、マイペースでのんきな植草も本気になったということでしょう。30年遅い気がしますけどね(笑)。それでもジャニーズを出たことで、細かいことを気にせずに、いろいろなことにトライできるのは2人にとっていいことでしょう。収入も少しは増えたはずですよ」(テレビ局ワイドショー関係者)

■“美形のわがまま王子様”手越祐也が海産物をPR

 良く言えば精力的、悪く言えば好き勝手なのが、昨年5月に緊急事態宣言中の飲酒を咎められてジャニーズを退所した手越祐也(34)だ。ジャニーズに三行半を突きつける形で辞め、すぐにYouTube『手越祐也チャンネル』を開設して、退所会見も生配信した。

「人気YouTuberとコラボして、アッという間にチャンネル登録者数は100万人をオーバーし、出だしは快調でした。しかしコラボも一巡すると企画不足。最近ではゲームチャンネルを開設したり、チャンネル内で海産物のPRをしたりしています。

 でも、手越くんの魅力は“美形のわがまま王子様”だったんです。王子様はYouTubeをやったりしないし、海産物のPRをしちゃいけない。ファンは複雑でしょうね。チャンネル登録者数も150万人を超えたところで足踏みしていますし、再生数も最近は10万回程度がほとんどで、なかなか20万回に届かなくなってきています」(アイドル誌編集者)

 かつては人気番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)のメインキャストとして活躍。毎年12月は同局の「クラブワールドカップ」のキャスターを務めていたが、ジャニーズ退所と同時にキッパリと縁を切られてしまった。

■「のんきな会」中居正広は地味に後退

 手越と同じく、地味に後退している意外な辞めジャニが元SMAPの中居正広(49)だ。

 2016年のSMAP独立騒動をきっかけに、翌年に元マネジャーの飯島三智氏とともに退所し「新しい地図」を結成した稲垣吾郎(48)、草g剛(47)、香取慎吾(44)とは別の道を歩んで残留。昨年3月いっぱいでジャニーズを円満退所し、個人事務所「のんびりなかい」を設立した。

「中居さんは、テレビ各局や大御所タレントとうまくやっているし、『新しい地図』のメンバーをバックアップしている芸能界の実力者とも上手く付き合っている。3人と一緒に辞めなかったことで、木村拓哉(49)が孤立せずにすんだことを感謝しているジャニーズ関係者もいます。しかし個人事務所となったことで、いわゆるバーターがなくなり、営業力が低下。新規のCMがほとんど入らなくなってしまった。タレントや芸能事務所にとって、汗水を流すことなく巨大な収入を得られるCMはおいしいんですけどね。

 ただ中居さんは、10億円以上と言われる個人資産がありますから、全然焦ってはいない。本業の司会業も順調だから、それはそれでいいのでしょう。本当に困るようなことがあれば、親友の松本人志が所属する吉本興業も手を差し伸べてくれるはずです。それでも、ジャニーズがプッシュする木村拓哉や、NHKにも出演できるようになった『新しい地図』の3人と比べれば、地味であることは否めません」(前出・スポーツ紙芸能デスク)

■来年に見えてきた「新しい地図」の完全復活

 SMAP騒動を唯一、表面上は無傷で切り抜けたように思えた中居だが、思わぬつまずきだ。その一方、ここへ来て復活へ向けて急ピッチなのが「新しい地図」の3人だ。

「2017年にジャニーズを辞めてから、テレビ出演が厳しくなった3人ですが、NHKや公共イベントを中心に出演を続けてきました。稲垣は昨年3月にNHKの朝ドラ『スカーレット』に出演。草gは今年のNHK大河『青天を衝け』に徳川慶喜役で出演、2021年3月にはNHK BSの宮城発地域ドラマ『ペペロンチーノ』に主演します。香取は今年1月期の連ドラ『アノニマス』(テレビ東京系)に主演、12月30日のNHKのスペシャルドラマ『倫敦ノ山本五十六』にも主演します。香取のNHKドラマ主演は2004年の大河ドラマ『新選組!』以来、実に17年ぶりになります」(テレビ誌編集者)

 ジャニーズ事務所を辞めて以来、マネジャーである飯島氏がかつてのパイプを生かして仕事を作ってきたが、ここに来て完全復活の兆しが見えてきたというわけだ。

「やはり今年8月に“女帝”メリー喜多川さんが亡くなったのが大きいでしょうね。飯島さんにもメリーさんにも、どちらにも恩を感じている業界関係者はたくさんいますが、やはり年長のメリーさんには遠慮や忖度があったのでしょう。3人の起用には勇気がいったはずですよ。しかし来年には3人が完全復活。中居君もうまいこと合流できればいいんですけどね」(スポーツ紙芸能記者)

■大野、堂本、大倉…“辞めジャニ予備軍”たち

 そして何よりも業界をびっくりさせたのが、11月1日付でジャニーズ事務所から独立しながらも、エージェント契約を結んだ元男闘呼組の岡本健一(52)だ。

「1993年の男闘呼組の解散後、岡本はジャニーズに所属したまま俳優として活動してきました。長男の岡本圭人(28)も、Hey!Say!JUMPのメンバーとして2007年にデビューしています。その後、圭人は芸能活動を休止していましたが、今年4月に復帰。ジャニーズ所属の俳優として活動しています。つまり、親子2代でジャニーズに所属して、俳優をやっていたというわけです。

 父の健一は木村拓哉が慕う先輩としても知られています。エージェント契約は、ジャニーズ事務所にとっても、新しい時代に向けた布石なのでしょう。アイドル活動がきつくなっても、エージェント契約なら別れることなく、年齢なりの活動に切り替えて行きやすいですからね」(テレビドラマ関係者)

 ジャニーズに残るべきか、出るべきか。他にも、まだ“辞めジャニ予備軍”はたくさんいる。嵐の活動休止のきっかけとなった大野智(41)、ジャニー喜多川氏亡き後のジャニーズ事務所に愛着がないKinKi Kidsの堂本剛(42)、そして焼き鳥チェーン「鳥貴族」の御曹司でもある関ジャニ∞の大倉忠義(36)も“その日”が近いと囁かれている。

〈ジャニーズを辞めたら、日本の芸能界では食っていけなくなる〉

 この不文律が完全に崩れ去る日も近いのかもしれない。

(川田 南雲/Webオリジナル(特集班))

関連記事(外部サイト)