〈田中聖被告 有罪判決〉元カノに語っていた「弟・樹への懺悔」 実家で流した“涙”の真相

〈田中聖被告 有罪判決〉元カノに語っていた「弟・樹への懺悔」 実家で流した“涙”の真相

田中聖(本人のInstagramより)

 覚醒剤取締法違反などの罪に問われていた「KAT-TUN」元メンバー・田中聖被告。名古屋地裁は6月20日、懲役1年8カ月、執行猶予3年の判決を言い渡した。

 2017年5月にも大麻取締法違反の疑いで逮捕(不起訴処分)されていた田中被告。グループ脱退後の彼に、一体何が起きていたのか。田中被告の“異変”を報じた「 週刊文春 」の記事を再公開する。(初出:週刊文春 2022年3月10日掲載 年齢・肩書き等は公開時のまま)

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「俺は笑って人の頭をバットでフルスイングできる。サイコパスなんだよねぇ」

 どこか自慢気な表情で語る一方で、彼の破滅願望は日に日に膨らんでいった。

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■激務を支えた家族の存在

 2月24日、元KAT-TUNの田中聖(こうき)(36)が覚醒剤取締法違反容疑(所持)で逮捕された。

 1985年11月、5人兄弟の次男として千葉県内で生まれた田中がジャニーズ事務所に入所したのは、12歳の頃。当時を知る中学時代の同級生が明かす。

「隣の中学の子から『聖君に渡して』と手紙を手渡すように頼まれたこともあるほどモテモテ。初体験は中1で、卒業までに4〜5人は経験したと話していた。芸能活動については『タッキー(滝沢秀明)が怖いんだよね。上下関係が大変だよ』と語っていました」

 2006年、CDデビューを果たしたKAT-TUNは瞬く間に人気を博す。多忙を極める田中を支えたのは、家族の存在だった。

 07年1月、田中は実家で父と共に白虎隊士の悲劇を描いたドラマ「白虎隊」(テレビ朝日系)を食い入るように見ていた。普段は一切息子の出演作を見ない父は、主人公の親友役を演じた田中の演技に目を細め、「いいよ、お前」とぶっきらぼうに言った。田中は自室に戻ると嬉し涙を流した。

「当時、家族思いの田中は『親に青い車を買ってやった。下の3人の弟は俺が育てたし、だいぶ金をかけてやったんだ』と話していた。特に目をかけていたのが、自分を追うようにジャニーズ事務所に入所し、現在はSixTONESに所属する四男・樹(じゅり)(26)。樹がバックダンサーを務めていたHey! Say! JUMPのライブに聖が飛び入りで登場し、共演を果たしたこともあった」(知人)

 だが、田中はアイドルの枠に収まらなかった――。13年9月、西麻布で会員制バーを経営していたことがジャニーズ事務所のルール違反行為とみなされ、グループを脱退。当時、交際していたA子さんが明かす。

「店を畳むときは『信じていた身内に裏切られた』と落ち込んでいた。借金を抱え、持っていたベンツも売った」

■「樹に申し訳なかった」

 冒頭の発言は、当時田中がA子さんに言い放ったものだ。田中が大麻取締法違反の疑いで逮捕されたのは、それから約4年後のこと。田中は「樹に申し訳なかった。あいつには絶対迷惑をかけちゃ駄目だ」と弟への想いを吐露していたという。

「逮捕後は実家で暮らし、YouTubeの配信で月50万円は稼いでいた。でも、ある時期を境に人が変わったようになってしまった」(前出・A子さん)

 田中の生活が暗転したのは、コロナ禍でライブ活動が中止になった20年夏頃のことだった。

「自慰行為をしている自撮り動画を連日送りつけてくるようになり、そのうち彼は〈自粛期間で家から出れないから家で改良します〉とLINEで宣言。それから肛門にバイブを突っ込む“新作”が続々と届くようになった。自身の“病み”を和らげる自傷行為だったのかもしれない」(同前)

 奇行の果てに行き着いたのは、薄暗い塀の中だった。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2022年3月10日号)

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