〈写真多数〉「娘の学生服をこっそり着て、イベントに出たこともあります(笑)」“永遠の17歳”井上喜久子がコスプレ好きになった理由

〈写真多数〉「娘の学生服をこっそり着て、イベントに出たこともあります(笑)」“永遠の17歳”井上喜久子がコスプレ好きになった理由

声優の井上喜久子さんはなぜ「コスプレ好き」になったのか?(画像提供:主婦の友インフォス)

「この役、私がやるんですか?」声優・井上喜久子がオーディションで思わず“二度見”してしまった「サクラ大戦3」の衝撃 から続く

 『ああっ女神さまっ』のベルダンディー役や、キャメロン・ディアスの吹き替えなど多彩な役を演じてきた声優の井上喜久子さんですが、実は「コスプレ好き」の一面も。

 ときには娘・井上ほの花さんの学生服を着てしまうほどコスプレに夢中になってしまう理由とは? 初の自叙伝『 井上喜久子17才です「おいおい!」 』より一部抜粋してお届けする。(全3回の2回目/ #1 、 #3 を読む)

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■初めてのコスプレはかすみお姉ちゃん

“井上喜久子2号”になって「明るいほうに行く。楽しいことだけ選んでいこう」と決めてから、大好きになったのがコスプレです。自分の演じたキャラクターはもちろん、ほかの人がやったキャラクターまで、ありとあらゆるコスプレをしてきました。

 初めてそれっぽいことをしたのは、『らんま1/2』のイベントでした。イベントに出ること自体、ほぼ初めてだったかな。かすみお姉ちゃんと同じロングのスカートに白いエプロンを着て、髪も右肩に流す髪型にしてリボンを付けて出たんです。今でいう“再現率”は全然高くなかったと思いますけど、皆さんがすごく喜んでくれて。それがうれしくて、コスプレに興味を持ちました。

 それから、『おたくのビデオ』というガイナックスさんのOVAのイベントを大阪でやった時、ミスティー・メイというバニーガールのキャラクターのコスプレをやってしまいました。自分が演じた役ではなかったのに(笑)。

 前日から泊まって、監督さんやキャストでご飯を食べていた時、「実はミスティー・メイの衣装があって」「喜久子ちゃんが着る?」という話になって。冗談っぽく聞かれたので、「いえいえ」と断っていたのですが「これくらい着られなかったら役者じゃないよ」みたいな流れに。

 それで多分スイッチが入って、「私、着ます!」と言ってしまったんです(笑)。でも、あの時はまだ“井上喜久子2号〞になっていなかったから、すごく恥ずかしかった。「しまった! なんでこんなことをやってしまったんだろう?」と後から思ったけど、それも良い思い出ですね。

 そのあと2号になってからは、楽しんでコスプレをたくさんするようになって。CLAMP先生の『ちょびっツ』で、私はアパートの管理人の日比谷さんの役だったのに、ヒロインのちぃちゃんになったり。

『CLANNAD』ではヒロインの渚ちゃんのお母さんの役だったのに、女子高生の渚ちゃんの制服を着たり……。とんでもなかったですね(笑)。

 キャラクターのコスプレも楽しいですけど、お仕事系、制服系のコスプレも楽しいです。バスガイドさんとか、メイドさん、ナースさんとか。この本では、今までやっことのないラウンドガールや政治家のコスプレもさせていただきました♪

■娘の制服をこっそり着てイベントに出たことも

 娘のほっちゃんの学生服をこっそり着て、イベントに出たこともあります(笑)。

 夏服に切り替わって着なくなった冬服をクロゼットで見つけて、ついちょっと着てみたらピッタリ♪ それで、こっそりその制服でイベントに出て(笑)。

 そしてうっかり事務所に置いてきてしまったんですね。数カ月たって、また衣替えの時期になって、「冬服がないんだけど、ママ知らない?」と聞かれて。「いけない! 私が着たんだった!」と思い出して、「ほっちゃん、ごめーん!」となりました(笑)。

 娘は全然怒ったりしませんけど、親としてちょっとひどいなと、我ながら反省しましたね(笑)。

■家で一人でコスプレをやるときも

 あと、コスプレは家で一人でやるときもあります(笑)。よくやるのは、お掃除をする気分にならないときに、ネコ耳のカチューシャを付けるんです。「装着!」みたいな感じで気合いが入るのか、何だかお掃除が楽しくなるんですよね。一度、お掃除中に宅配便の人が来て、ネコ耳をしているのを忘れて、そのまま出てしまったこともあります(笑)。

 今思えば、高校でテニス部に入ってスコートをはいた時のワクワクも、コスプレに通じるものがあったかも。コスプレの楽しさって、変身願望なんだと思うんですよね。

 多分、根っこにあるのは『ひみつのアッコちゃん』。子供の頃に大ヒットしたアニメで、コンパクトをパカッと開けて「テクマクマヤコン、テクマクマヤコン、○○にな~れ」と言うと、ドゥルルルルンってそのとおりになれちゃうんですよ。

 大好きで、おもちゃ屋さんで買ってもらったアッコちゃんのコンパクトでずっと遊んでいました。そうやって変身できる楽しさは、今もずーっとあるんだと思います。

 これからも痛くならないように気をつけながら(笑)、コスプレをしていけたらいなと思います。

「演技はできているけど、声が出ていない」「腹筋を鍛えないとダメよ」井上喜久子の声優人生を変えた“先輩のアドバイス” へ続く

(井上 喜久子)

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