“インド最高峰の大学”に毎年合格者を出す私塾「スーパー30」創設者の奮闘を実話を元に描く 「スーパー30 アーナンド先生の教室」を採点!

“インド最高峰の大学”に毎年合格者を出す私塾「スーパー30」創設者の奮闘を実話を元に描く 「スーパー30 アーナンド先生の教室」を採点!

© Phantom Films, N&G Ent, Reliance Ent, HRX Films.

■〈あらすじ〉

 アーナンド・クマール(リティク・ローシャン)は、天才的な数学の才能が認められ、英国ケンブリッジ大学の入学許可を得るも、渡航費用を工面できず断念。有名予備校の経営者ラッランにスカウトされ教壇に立ち、瞬く間に看板講師となった。

 しかし、路上で学ぶ貧しい少年との出会いを機に予備校を辞め、私塾〈スーパー30〉を開設。才能がありながら貧困で学ぶことができない30人の子どもたちに、家と食事を無償で提供し、数学と物理を教え始める。が、資金難とラッランからの妨害に苦しめられることに――。

■〈解説〉

 インド工科大学に毎年合格者を出している教育プログラム〈スーパー30〉の創設者の奮闘を、実話を元に描くヒューマンドラマ。『クイーン 旅立つわたしのハネムーン』のヴィカース・バハル監督作。154分。

中野翠(コラムニスト)

★★★★☆「貧乏は教育で断つ!」というのは真理なのだろう。実話をもとにしたという強み。音楽は説明的でくどいが、愛敬あり。

芝山幹郎(翻訳家)

★★☆☆☆平板で冗長で、喜怒哀楽が紋切型。露骨な学歴偏重には白けるし、演出も途中から迷走している。大げさな音楽に疲れた。

斎藤綾子(作家)

★★★★★閃きが互いを刺激し合い知恵を生み出す教育が凄い。後ろ盾や経済力の差を吹き飛ばす実話に感動。今だからこそ必見。

森直人(映画評論家)

★★★☆☆こってりした印映画の様式で実力主義と上昇志向を謳う。「学ぶ権利」という主題は強いが、あくまで素朴なノリと世界観。

洞口依子(女優)

★★★☆☆卓越の天才の精神は何処へ? 実在の教師と主役の魅力がどうも重ならない。エンタメ仕上げの撮影と音楽で盛り上げるも。

『スーパー30(サーティ) アーナンド先生の教室』(インド)
9月23日(金・祝)より新宿ピカデリーほか全国順次公開
https://spaceboxjapan.jp/super30/

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2022年9月29日号)

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  • 1

    また図々しい記事。インチキ文春が採点だって!呪わしい。

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