千鳥もサンドウィッチマンも……売れる芸人の条件は「ロケがうまいこと」

サンドウィッチマン、千鳥、タカアンドトシなど"ロケ強者"は売れる芸人の条件

記事まとめ

  • サンドウィッチマンの「サンドのお風呂いただきます」(NHK)が4月からゴールデン進出
  • 旅ロケ番組の先達に「鶴瓶の家族に乾杯」もあるが、ロケ上手の芸人は重宝されるとか
  • 吉本興業の"ロケ強者"として知られるのは、千鳥の大悟とノブ、タカアンドトシだそう

千鳥もサンドウィッチマンも……売れる芸人の条件は「ロケがうまいこと」

千鳥もサンドウィッチマンも……売れる芸人の条件は「ロケがうまいこと」

コントの面白さも定評があるサンドウィッチマン ©共同通信社

 昨年1月からNHKが不定期に放送していた人気漫才コンビ・サンドウィッチマンの「サンドのお風呂いただきます」が4月からゴールデンタイムに進出する。異色のジャンル“お風呂バラエティー”だ。

「温泉地にある一般家庭、ときには芸能人宅のお風呂に、伊達みきお(44)・富澤たけし(44)の2人とゲストが入らせてもらいながら、地元グルメも味わうロケ番組。視聴者の評判も良く、放送総局長は会見で『魅力があるから』と昇格理由を語り、自信を見せた」(放送記者)

 サンドウィッチマンは週刊文春「好きな芸人」ランキングでも1位に輝く高い好感度を誇る。NHKは2ケタ視聴率を期待しているという。

 NHKには旅ロケ番組の先達として「鶴瓶の家族に乾杯」がある。放送丸22年の長寿番組にした立役者は、笑福亭鶴瓶(67)。

「大御所ですが、ロケ先での気さくさは変わらず。話し好きの“大阪のおっちゃん”ノリで、素人相手でも喜怒哀楽は自然体。本人もライフワークにしている」(番組関係者)

■ロケに力を入れる吉本興業の戦略

 ロケ番組も増えているが、制作サイドとしては芸人ほど重宝する存在はないという。

「訪れた街や食をいかに魅力的に見せるかは、ロケに出るリポーター次第ですが、かつての『若大将のゆうゆう散歩』の加山雄三(81)のような大物だと、どうしてもスタッフも出会う人々も遠慮する。その点、芸人は気取らない面白さが出せるし、お風呂などで裸にもなれる。国内外での身体を張ったロケで再ブレイクした出川哲朗(55)がいい例です」(芸能記者)

 とりわけこのジャンルに力を入れているのは吉本興業。

「関西ローカルの情報番組のロケコーナーは、ほぼ吉本芸人の独占状態。ここでロケ対応をマスターしていれば東京に進出しても対応可能。これが吉本の戦略です」(同前)

 吉本の“ロケ強者”として知られるのは、千鳥タカアンドトシ

「千鳥の大悟(38)は大の酒好き。ロケ中『ビール飲ませて』とせがみ、ノブ(39)が止めるも『一杯だけ』と本当に旨そうに飲む。ロケでブレイクしただけあって、アドリブでこうした素の掛け合いをやれる巧さは頭ひとつ抜けています」(テレビ関係者)

 今や芸人の主戦場はスタジオではなく、路上にあり。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年2月28日号)

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