《熊田曜子(40)泥沼裁判の行方》性玩具「ウーマナイザー」から採取のDNAが“不倫相手”と完全一致「複数人のDNAが混在していたが、はっきり検出できた」
2023年01月27日 18時00分文春オンライン

《熊田曜子(40)泥沼裁判の行方》性玩具「ウーマナイザー」から採取のDNAが“不倫相手”と完全一致「複数人のDNAが混在していたが、はっきり検出できた」の画像
注目の裁判がいよいよ佳境を迎えている。
グラビアタレントの熊田曜子(40)らと実業家の夫A氏との間で争われている民事訴訟だ。A氏は、2021年10月に提起したこの裁判で、熊田による「不貞行為」で受けた損害賠償金などの支払いを求めており、1月23日、2回目となる口頭弁論が開かれた。
■「ウーマナイザー」から検出された「証拠」の信用性を巡った攻防戦
「コロナの感染拡大の時期と重なっていた影響もあり、これまでの裁判は書面のやりとりをウェブ会議を通じて行う“リモート形式”で行われてきました。なので、最初の口頭弁論を除いて原告、被告の双方が法廷に立つのはこの日がほぼ初めて。一連の騒動では、夫のA氏が熊田への暴行容疑で警視庁に逮捕されるなどの波乱もありました。注目度の高さを考慮してか、裁判所が傍聴券配布も予定。熊田が所属する芸能事務所の社長も傍聴に訪れていました」(司法関係者)
裁判で、A氏は熊田と、その不貞の相手とされる民放社員B氏にも慰謝料550万円の賠償を求めているが、「不貞行為」があったか否かで原告のA氏と、被告の熊田、B氏との主張が対立している。
そこで重要な争点になっているのが、A氏が裁判所に提出し、証拠採用されている「ウーマナイザー」と呼ばれる女性用性玩具から検出されたDNAである。この日は、その「証拠」の信用性を巡って、原告、被告双方の攻防が繰り広げられた。
■被告側の弁護士は『証拠の信用性』について集中的に尋問
「証人尋問では、A氏が雇った探偵と鑑定人が法廷に立ちました。A氏は熊田の手帳への書き込みや録音したスマートフォンでの会話から、熊田とB氏との不倫関係を疑っていた。そんな時に熊田のバッグからウーマナイザーを発見。熊田とB氏がそれを“行為”の際に使用した可能性を考慮し、B氏のDNAとウーマナイザーから採取するDNAとを照合することを思いついたようです」(同前)
法廷でのやり取りや裁判記録によると、探偵はB氏のDNA採取の機会をうかがっていた。そんななか、2021年8月、東京都内のラーメン店にB氏が妻子とともに来店。探偵は、食事を堪能したB氏が残した廃棄前の割り箸を入手し、都内の鑑定会社にウーマナイザーに残されたDNAとの照合を依頼したのだという。
「証人である探偵への尋問は、原告側と被告の熊田、B氏それぞれの代理人弁護士が行いました。被告側の弁護士はおもに、割り箸の入手方法に違法性がなかったか、割り箸にB氏以外の者が触れなかったか、そもそもその割り箸に証拠価値があるのか、などといった『証拠の信用性』について集中的に尋問しました。被告側の弁護士は、A氏側が出した鑑定結果では、B氏のDNA型との『完全一致』がみられなかった点についても強く追及していました」(同前)
■裁判の期日設定をするなかで和解をにおわすことも
しかしながら、妻の不貞を追及するためにDNA採取にまで踏み切ったA氏の執念の成果もあったのか、裁判は被告である熊田とB氏の思惑通りには展開していないようだ。裁判が進行中の昨年8月には、裁判所のほうから双方に和解を促す提案もあったという。
法曹関係者が明かす。
「A氏と熊田さんの間では離婚の問題もあるため、この慰謝料請求の問題だけ取り上げて和解することは難しそうですが、裁判所から和解を促されたということは、少なくとも裁判所が『不貞の事実はあったのだろう』と捉えているのだと考えられます」
実は、口頭弁論の開廷直後に裁判所と双方の代理人で、直前にA氏が提出したとされる「物証」についてのやり取りが行われた。熊田とB氏の代理人が却下を求めたため、一旦今回の期日での取調べは留保となった。
しかしその後に行われた原告代理人から鑑定人に対する尋問で、以下のことが明らかになった。
・当初の鑑定では、正確な鑑定のためにDNAの採取量を多くすべく、2つあった女性器に触れる先端部分の器具の両方からDNAを採取した
・複数人の混在したDNAが検出され、鑑定結果が「完全一致」とならなかった
・今回、新たに2つある器具の一方ずつからそれぞれDNAを採取して鑑定を行った
■泥沼裁判の今後の焦点は
つまりウーマナイザーの女性器に触れる先端部分は付け替え可能で、熊田は少なくとも2つ持っていた。その2つの器具にはそれぞれ別の人物のDNAが付着していたということだ。
実は、DNA鑑定は依頼する際にコツが必要だ。例えば「この器具に付着しているDNAは太郎さんのものか?」と鑑定依頼を出した場合、「複数人のDNAが検出されたが、太郎さんのDNAもあった」といった気の利いた結果は出ない。厳密を期すため、DNAが「完全一致した」か「完全一致しなかった」かの、YES or NOのみの結果が出るのだ。
そこでA氏側は2つの先端部分を別々にDNA鑑定に出した。
「正確な鑑定のためにはDNAの採取量が多ければ多いほどいい。そのため当初は、2つある女性器に触れる先端部分の両方からDNAを採取しました。しかし、そのために複数のDNAが検出されることになり、鑑定結果が『完全一致』とならなかった。
そこで今回、新たに2つある器具それぞれからDNAを採取し鑑定したところ、B氏のDNA型がよりはっきりと検出できたのです。鑑定を依頼したのは、今回の証人である鑑定人が所属する鑑定会社で、警視庁や裁判所などの公的機関から依頼を受けており、信頼性は極めて高い。この新たな鑑定結果について相手方がどう反論してくるのか。そこが今後の焦点になってくると思います」(同前)
検出されたという「複数のDNA」が気になるところだが、それはさておき、ウーマナイザーにB氏が触れた可能性は極めて高いということだ。新証拠は、泥沼裁判の帰趨を決する決定打となるのか。
(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))
検索してしまった。なるほどこういうやつか。 裁判でこれが証拠提出されたり、これを巡って真面目に弁論してる光景を想像すると恐ろしい。
水沢アキや柏原芳恵の現役時代には未だなかったもんなw
まま~う~まないざ~ってなに~