新天皇が大ファンだった柏原芳恵53歳 “あの出会い”から33年後のいま

新天皇が大ファンだった柏原芳恵53歳 “あの出会い”から33年後のいま

2016年、日本選手権競輪での柏原芳恵

「心をひとつに、芳恵ちゃんコールお願いします! セーノ!!」

「ヨッシエちゃーん!」

 4月14日。新天皇が大ファンであることを公言していた柏原芳恵(53)の姿が、大阪の競艇場「ボートレース住之江」にあった。

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 第5レース発売中と第8レース発売中の2回にわたって開かれた、「青春プレイバックナイト 柏原芳恵オンステージ」。

「800人ほど座れる中央ホールには、300人くらいの“親衛隊”も全国から駆けつけ、立ち見もでるほどの大盛況でした」(居合わせた観客)

 1回のステージは3曲ずつ、15分ほど。初回は『恋人たちのキャフェテラス』でスタートした。

「芳恵ちゃんは大阪出身ですから、『ただいまー。かっしわばらよしえです!』と言ってくれて、吉本新喜劇のギャグまで挟み込んだ」(同前)

 2回目のステージのラストを飾ったのは、やはりあの名曲、中島みゆき作詞・作曲の『春なのに』。親衛隊と大合唱となった。

■殿下が柏原芳恵ファンを公言した記者会見

 1983年、23歳の浩宮親王(当時)は、オックスフォード大学留学直前の記者会見で「好きな歌手は柏原芳恵さん。『春なのに』がいいですね」と発言。デビュー4年目、同期の松田聖子らの陰に隠れがちだった柏原が、“殿下のお気に入り”としてクローズアップされた。

「留学中、殿下は寮の自室の洗面台に柏原のシールを貼っていたそうです。帰国後の86年10月19日には、彼女のコンサートに出向かれました」(芸能デスク)

■コンサート当日、殿下がプレゼントしたもの

 コンサート当日、殿下は新品種のピンクのバラ「プリンセス・サヤコ」を、東宮御所の庭から一輪切り取って持参。出迎えた柏原から手渡されたレコードや写真集のお返しに、直々にプレゼントされた。

 実はその日は、御所で開かれたスペイン王女の歓迎パーティで、殿下が小和田雅子さん(当時)と初めて会われた翌日だった。

「柏原が緊張するなか、カジュアルな服装でコンサート会場に赴いた殿下は、『とても楽しみにしていました。いちばん好きなのは、「春なのに」です』と改めておっしゃった」(同前)

 そして今年、殿下は天皇となり、柏原は??。

「週に何度もジムに通い、ランや水泳をするそうで、抜群のスタイルと歌唱力を維持しています。ここ3年ほどは、それまで抑え気味だった歌手活動を、ホテルのディナーショーや地方のお祭りなどで展開。あれだけの元アイドルですから集客力もすごい。どの会場でも“声援コール”は一糸乱れません」(同前)

“流れる季節たちをほほえみで”送りつつ、あの出会いから33年が経とうとしている。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年5月2・9日号)

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