《アンケート結果発表》巨人“丸ポーズ”の賛否は……45%が「賛成」、26%が「反対」

《アンケート結果発表》巨人“丸ポーズ”の賛否は……45%が「賛成」、26%が「反対」

4月2日、本塁打を打ち“丸ポーズ”を見せる丸佳浩選手 ©時事通信社

 今季のプロ野球、カープファンの間で波紋を呼んだのが、広島から移籍した巨人・丸佳浩選手(30)がホームランを打った際に見せる、“丸ポーズ”のパフォーマンスです。ネットでは「古巣への敬意を欠く」、「新天地でのパフォーマンスだから問題ない」など、さまざまな声が上がっています。

 丸選手は現在、打率3割7厘、本塁打17本、打点54の大活躍(7月29日時点)。その丸選手が牽引する巨人はセ・リーグ首位を走っています。広島は首位巨人に5ゲーム差の3位。そして、7月30日からは巨人ー広島の直接対決3連戦が東京ドームで行われます。

 はたして”丸ポーズ”は見られるのでしょうか――。

「週刊文春デジタル」では4月23日から2週間、“丸ポーズ”の賛否についてアンケートを募集。800名近くから回答が寄せられました。

 集計結果は以下の通りです。45.3%と半数近くが「賛成」を選び、「反対」は26.3%にとどまりました。

 発端は、4月17日の広島戦でした。“丸ポーズ”を見せた丸選手に対し、カープファンである人気ロックバンド「ポルノグラフィティ」の新藤晴一氏がツイッターでこう疑問を呈したのです。

《いいのよ、丸さん。現チームで全力を尽くして、HR打つのも。全然。ただ、ダイアモンド一周した後のベンチでの『○!首カクカク』とちょっとおちゃらけたパフォは、古巣に対してどうなんだろうか?嫌いになりたくないのよ。嫉妬なんでしょうか。》(新藤氏のツイッターより。2019年4月17日)

 丸選手といえば、広島時代はチームメイトとともに見せる「敬礼ポーズ」が印象的でしたが、巨人移籍とともにそれを封印。代わりに移籍後からは“丸ポーズ”が恒例になりました。波紋を呼んだ背景には、球団史上初のセ・リーグ3連覇を遂げたカープの主砲が、ジャイアンツへ推定総額25億円、5年の大型契約で移籍すること自体に、一部のファンから批判的な声が上がっていたということもあります。

“丸ポーズ”について、読者のみなさんはどんな印象を受けたのでしょうか。

 ここから読者の意見を紹介します。

■【賛成】

「前のチームのメンバーに対して配慮がないと思う人がいるのだろうが、野球人口が減ってきている昨今、明るいパフォーマンスはいいと思う」(58・女)

「丸選手はどこに移籍しても『丸』だからこのままで良い。そもそもこんな話が出るのはカープの調子がいまいち上がってこないからでは」(45・男)

「契約した球団のためにベストを尽くすのがプロ。選手にはチームの雰囲気向上も求められるのだから、丸選手には批判をいちいち気にしない精神力を養って欲しい」(50・女)

「喜んだって良いではないか。古巣で全く頑張っていなかったわけでもないし、堂々と丸ポーズを続ければいいと思う」(49・女)

「他の球団に移籍した選手がそこに早く溶け込むのは、見送ったファンとしても嬉しいことだと思うので賛成」(46・男)

「広島ファンだが、丸選手がプロとしてのびのびと新しい環境に入り込むきっかけに丸ポーズがあるなら賛成」(36・男)

「良い結果や面白い結果になった時の素直なパフォーマンスは自然。その方が見ている方も楽しいのでは」(75・男)

「素朴な喜びの表現だから良い。誰かを侮辱や軽蔑しているわけでもない」(67・女)

「チームを離れても活躍ぶりを見守るのが、ずっと応援してきた選手への優しさである」(29・女)

「野球は団結力が大切。新しい環境でも大いに力を発揮して、優勝を目指して欲しい」(70・男)

「このチャンスに丸ポーズを浸透させるべき。観客が見慣れてくれば、いつどのような場面でも違和感なく受け入れられる。今のチームで最善を尽くして、ファンに自分を売り込み認めさせることこそが、唯一で最大のファンサービスである」(78・男)

「見ていて楽しい。仲間に溶け込もうとしている姿がまた良い」(53・男)

「現在は巨人の選手なのだから巨人のファンに対し誠実であるべき」(49・男)

「家族で野球中継を見ている時、丸選手がホームランを打ったら自分も丸ポーズをしている」(49・女)

「丸ポーズは結果が良かったことを全身で表したパフォーマンスであり、最も優れた喜びの表現である。観ていて気持ちがいい」(81・男)

「メジャーリーグでは報復の対象なのだろうが、日本プロ野球では選手パフォーマンスもファンの楽しみの一つ」(52・男)

「パフォーマンスは実力があるから許されるもの。丸選手はその実績も十分過ぎるくらいある。古巣相手にどんどんやって欲しい」(66・男)

「丸ポーズを考案したのは阿部選手で、丸選手にとっては憧れの人でもある。移籍した選手からすれば、どうしたらチームとの距離が縮まるか不安になることも多い。丸ポーズがあったからこそチームとの距離が縮まったのだと思う」(21・女)

「ホークスの松田選手が『熱男!』と拳を突き上げるのと同じ。『新天地で頑張ります』というメッセージなのではないか」(64・男)

「反対する理由が分からない。相手に向かって挑発しているわけでもないし、チームメイトと士気を高めるためのもの」(51・女)

「どんどんやってカープを刺激して欲しい。そしてカープは見返すエネルギーにして欲しい」(53・男)

■【反対】

「そもそも勝った側が大喜びのパフォーマンスをすること自体がみっともない。精一杯闘って負けた者に対する尊敬と共感、相手の努力と今後の精進に対する気持ちが全く感じられない振る舞いは、見ていて不愉快」(66・男)

「かつてのチームメイトや自分を応援してくれていたファンに失礼極まりない。巨人は紳士たれ?紳士のすることではない」(60・女)

「移籍先に馴染もうとするのは分かるが、移籍したばかりの4月にあの姿は正直見たくなかった」(39・女)

「元カノの気持ちも考えず、すぐに新しい彼女をひけらかされているのと同じ。元カノが立ち直れていないのだから、優しさが欲しい」(62・女)

「丸選手のキャラに合っていない」(43・女)

「あれだけ球団やカープファンに愛されていたのに、他球団に対してならともかく、対カープに対しては男としての義理、人情を貫いてほしい」(70・男)

「巨人の選手には、かつての長嶋茂雄さんみたいにグラウンドでのパフォーマンスを期待している」(64・男)

「ヒットやホームランを打つのは、プロである役割を果たしているだけ。ピッチャーが三振を取るたびに派手なパフォーマンスをしたら不愉快だろう」(67・男)

「古巣に対して失礼だし、大人として軽すぎる」(85・女)

「ふざけ過ぎとまでは言わないが、緊迫感のある試合を観たい」(65・男)

「移籍したばかりということもあり、あまり気持ちの良い感情は出てこない」(49・女)

「人を小馬鹿にしているように見える。スポーツ精神に反するし、子供たちにも悪い影響を与える」(83・男)

「勝ち負けは時の運。その紙一重の差を掴み取った者が讃えられるだけ。何事も傲ってはいけない」(58・男)

「カープ時代の丸選手のキャラクターとは違うように見えた。逆に、カープの選手たちは、あの光景でスイッチが入ったのではないか」(66・男)

「丸ポーズに限らず、わざとらしいパフォーマンスが嫌い。ましてや調子の悪い元球団に対しては配慮するべき」(52・女)

「プロ野球にお笑いを持ち込んではいけない」(69・男)

「移籍2年目からやるのは許せても、1年目からやるのは許せない。丸選手に対して何かモヤモヤした気持ちを持っていた人を完全に敵に回した」(47・男)

「新しいチームに馴染むために取り入れたパフォーマンスなのだろうが、移籍する前の古巣との試合でやるのは、いかがなものかと思う。敬意が感じられない」(55・女)

「野球のみならず伝統的なスポーツ(相撲、剣道、柔道、空手など)では己をコントロールしてほしい。とりわけ、来る東京オリンピック・パラリンピックでは丸ポーズ的な自己表現は控えてほしい」(76・男)

■【どちらとも言えない】

「活躍しているのならよい」(40・女)

「楽しそうで良いとは思うが、不快に思う人が居るのならやめた方がいい」(54・女)

「新しいチームに早く馴染むためにしたことだろう。だが、気持ちよく送り出してもらったならそんな行為はできないはず」(50・女)

「物心ついた頃からカープファンだが、この件はどちらでも良い。目の前の選手を全力応援するべき」(45・女)

「本人も覚悟を持ってやっているだろうからどちらでも良い」(39・男)

「他の選手もオリジナルポーズを持っている人がいるので基本的には賛成の気持ちが大きい。しかし、今回は今までお世話になったチームとの試合で『敬意』に関する批判が主な原因となっているため、なんとも言えないなと感じた」(20・女)

「新加入した外国人選手がチームに馴染むためにパフォーマンスするのと変わらない。確かに相手チームからみれば失礼かもしれないが、苗字が丸=丸ポーズは自然」(47・女)

「ポーズが良いかどうかというよりも、今のチームメイトを大切にすることを否定するのは、間違っている」(38・女)

「喜びをチームで共感するのには色々な形がある。相手を侮辱するものでなければ、その範囲は広くて構わない」(45・男)

「観客を盛り上げるためのパフォーマンスの1つでは?」(52・女)

「あの丸ポーズは巨人の一員として一体感を表す試みだと思うが、工夫は無い」(59・女)

「野球は勝負の世界。今、丸選手が居るのは巨人。モチベーションを高める為には別に構わないと思う」(35・女)

「プロに移籍は付き物。古巣に対して気を遣うことが『手心を加えている』と見られてしまうのは避けるべきだが、ケースバイケース」(52・女)

「新しい環境での活躍が期待されているのだから、それなりの新しいパフォーマンスは仕方のないこと。ただし、カープ時代からのパフォーマンスだったらカープファンにも異論はないと思うが、宿敵読売ジャイアンツに移籍して活躍したときの丸ポーズは確かに気に入らない」(69・男)

「絶対に何も考えずにやっていると思う」(25・女)

「広島ファンは不快に思うだろうが、(ファンの心を)踏みにじるほどのひどい行いでもないし、やってもいい。誰かを蔑むようなポーズならまだしも、どちらでも良い」(50・女)

「努力が結果に繋がったときに喜びを表現するのは普通のこと。ただメジャーでは日本のようなパフォーマンスはないと聞いたことがある。どちらとも言えない」(38・男)

「丸選手が新天地で活躍し可愛がってもらうのは良いことだが、カープファンの自分にとっては複雑な心境」(39・女)

「選手にしてみれば、たまたま最初に入ったチームで活躍して、それが評価されてFAで移っただけのこと。古巣のファンが移籍した選手の言動にケチをつけるほうが問題だと感じる」(62・男)

 読者の皆様、ご回答ありがとうございました。

(「週刊文春」編集部/週刊文春)

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