「朝ドラってみんな家族なんじゃないかな」田畑智子が振り返る“19歳のころ”

「朝ドラってみんな家族なんじゃないかな」田畑智子が振り返る“19歳のころ”

田畑智子さん ©文藝春秋/杉山拓也

 お芝居って楽しい、もっと真剣に向き合いたい、一生続けたい、と思うようになったきっかけが19歳の時に出演した『私の青空』です。

 実家の京都から東京に出てきて一人暮らしを始めて、お芝居のことばかり考えていました。10カ月間も一人の女性を演じるため真剣に役に向き合っていると、その役がだんだんと自分の分身に思えてくるんです。私が演じたシングルマザーの北山なずなは、今でももう一人の自分だと思っています。

 その感覚は家族役の方々も同じです。父親役の伊東四朗さんに別の現場でお会いすると、お父さんだ! と思うし、母親役の加賀まりこさんもそう。筒井道隆くんはいつ会っても逃げた夫にしか見えない(笑)。

 そんな気持ちになるのは朝ドラだけなんですよね。最近、朝ドラってスタッフさん含めてみんな家族なんじゃないかなって思うんです。今でも昔馴染みのディレクターさんや照明さんが番組のクレジットに載ると、あぁ、頑張ってるんだなって嬉しくなります。同時に私も頑張ろうと励みになりますね。

たばたともこ/1980年12月26日生まれ。京都府出身

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年8月15・22日号)

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