YOKO FUCHIGAMIが大胆暴露「ビームスは屋台から始まったのよ」

YOKO FUCHIGAMIが大胆暴露「ビームスは屋台から始まったのよ」

YOKO FUCHIGAMI、FILAとのコラボTシャツ

10月29日の発売とともに、業界内外を騒がしている異色の コラボ増刊「ビームス×週刊文春」 。ビームスと各界著名人の秘話を追った特集「大型ワイド ビームス人秘録」からYOKO FUCHIGAMIさんのエピソードをご紹介!

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「少年がさ、ラーメン屋みたいに屋台でTシャツを売りさばいてたんですよ“♪Tシャツが〜ここにあるよ〜”ってチャルメラ吹いて。それからですよね、ビームスが世に出ていったのは」世界的なファッションデザイナーのヨーコ・フチガミ(62)の告白に、原宿の新作発表会場は騒然となった。しかし、居合わせたビームスの設楽洋社長は一切顔色を変えなかった―。

 ヨーコと設楽社長の親交は厚い。この秋〈YOKO FUCHIGAMI IGIRISU〉とビームスが、世界的なスポーツブランド〈FILA〉とのトリプルコラボを実現できたのも、両者の深い繋がりがあってのことだ。9月14日、ビームスT 原宿で行われた新作発表の場で、ヨーコは経緯をこう話した。

「すき焼きブッフェとかしゃぶしゃぶを食べに行く飲み友達がいたんですよ。フィラ、フィラって呼んでたら〈FILA〉の社長だってわかってね。そのあと設楽さんからお話をいただいて。嬉しかったです」

 発表されたのはスウェットや半袖と長袖のTシャツ、ナイロンジャケットなど。スウェットは“どこにも属さない青”や“粘膜のピンク”と色にこだわった。胸元にはブランド名入りのマジックテープが付いており、剥がすと〈FILA〉のロゴが3つ並んで現れる。なぜ3つなのか。

「物事は3つないと成立しないの。『トラ……恋は一途』では気持ち悪いでしょ?『トラトラトラ』と3回繰り返さないとダメ」(同前)

 マジックテープを剥がす際のベリベリという“音”も人間が一番心地よく感じる周波数で鳴るよう設計。ロゴにも捻りが効いている。

「〈FILA〉の“F”の一部を唇の形にしたんです。これは私の唇そのもの。皮をそのままピッて貼り付けたの。ブランドの命であるロゴに手を加えていいなんて、〈FILA〉に感謝ですね」(同前)

 さらにこの日は新しいレーベル〈FUCHIGAMI SPORTS〉も発表された。

「キャップもTシャツもパーカも全世界、あらゆるスポーツの公式アイテムとして使えます。便利でしょ」(同前)

■ビームスの社名の由来は「嫌がらせ」?

 冒頭の“屋台”発言が飛び出したのはこのあとだった。公式にはビームスの創業は1976年。現ビームス 原宿の場所に設楽社長の父・悦三氏が6坪の店舗を構えたのが始まり。当時電通に勤めていた設楽社長は陰ながら父の事業を助け、83年に正式入社。ヨーコの話が事実とすると、10代から屋台でTシャツを手売りしていたことになる。

 設楽社長はこう答えた。

「あの頃、お嬢様学校に通っていたヨーコさんは、オープンカーから屋台を引く僕に手を振ってくれました。チップまでいただいて……」

 観客、社員にどよめきが起こる。ヨーコは続けた。

「あなた、オフィスビルの窓に懐中電灯をあてて、嫌がらせをして服を売っていたのよね。ビームのように照らすから“ビームス”って名前になったの」

 ビームスの社名は設楽社長の父の会社名「新光」から「光」の文字をとって付けられたはずだが―。

 なお、ヨーコはお笑い芸人・ロバートの秋山竜次が「クリエイターズ・ファイル」で演じる“憑依芸”の代表的キャラクター。ビームスの成り立ちは、公式発表を信じるべきなのは言うまでもない。

(飯田 ネオ/文春ムック 週刊文春が迫る、BEAMSの世界。)

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