イギリスのプロレス一家の家族愛と主人公の成長を描く……「ファイティング・ファミリー」を採点!

イギリスのプロレス一家の家族愛と主人公の成長を描く……「ファイティング・ファミリー」を採点!

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■〈あらすじ〉

18歳のサラヤ(フローレンス・ピュー)は、元プロレスラーの両親が営むイギリスのジムで、兄ザック(ジャック・ロウデン)と共にリングに立っている。世界最高峰のプロレス団体WWEのトライアウトに参加した兄妹は、同団体が生んだ大スター“ザ・ロック”ことドウェイン・ジョンソン(本人)との対面を果たす。毒舌トレーナーのハッチ(ヴィンス・ヴォーン)の厳しい指導の下でザックは脱落し、サラヤは単身でフロリダへ向かうが、アメリカのギャルレスラーに馴染めず、重度のホームシックに陥ってしまう。

■〈解説〉

イギリスのプロレス一家のドキュメンタリーを見たドウェイン・ジョンソンがプロデューサーとなり、家族愛と主人公の成長を描くドラマとして映画化。監督・脚本はドラマ『The Office』シリーズのスティーヴン・マーチャント。108分。

中野翠(コラムニスト)

★★★★☆健やかな上昇志向と明快な家族愛。笑いと涙と興奮のドラマを過不足なくストレートに。演者のプロ意識にも頭がさがる。

芝山幹郎(翻訳家)

★★★★☆プロレスとジャンル映画は相性がよい。どちらも定石を恐れず、創意工夫を怠らない。形勢逆転の抜き打ちが難所で閃く。

斎藤綾子(作家)

★★★★☆サラヤがWWEの女王になった時、観客たちに「居場所のない、よそ者たちに!」と叫んでベルトを掲げた姿に惚れ惚れ。

森直人(映画評論家)

★★★★☆愛が基調の人情劇仕立て。お約束の展開だからこそヌケの良さと爽やかさがある。適切に華を添えるロック様にも声援を。

洞口依子(女優)

★★★★☆まさにWWEのジョーン・ジェット! 女にだってタマはある! 行き場のない奴にぶちかます闘魂! 試合場面も興奮。

INFORMATION

「ファイティング・ファミリー」(米)
11月29日(金)より全国ロードショー
https://fighting-family.com/

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年12月5日号)

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