「大麻を吸うよう彼女を洗脳」 “大麻逮捕”伊勢谷友介の闇

「大麻を吸うよう彼女を洗脳」 “大麻逮捕”伊勢谷友介の闇

伊勢谷の自宅マンションに集まる報道陣 ©文藝春秋

「コロナ禍の最中、かなり長期間にわたり内偵作業を続けてきた。端緒となったのは、伊勢谷の関係者からの情報提供。『大麻の常習歴は長く、常に部屋に(大麻が)ある』といったものだった。内偵の結果、一人暮らしのマンションから出た廃棄物などから大麻の痕跡が複数回検出されたため、強制捜査に踏み切った」(捜査関係者)

 目黒区に位置する4階建てのマンション。最上階の約140平米の部屋に警視庁組織犯罪対策5課の捜査員が踏み込んだのは、9月8日午後3時過ぎのことだった。この部屋に住む俳優・伊勢谷友介(44)は、捜査員が捜索差押許可状を提示すると、観念したように自室に招き入れたという。伊勢谷がこの物件をキャッシュで購入したのは2014年3月のこと。その後の2018年に、伊勢谷が交際中のモデル・森星(28)と同物件で同棲生活を送っていたことを「週刊文春」は確認している。

 前出の捜査関係者が言葉を続ける。

「リビングにある机の引き出しの中にチャック付きのビニール袋4つ、合計20.3グラムの乾燥大麻があった。隠しているというより、無防備にしまってあるという印象。そのうち1袋を簡易鑑定にかけ、7.8グラムの所持を被疑事実として現行犯逮捕しました。さらに、机の上には巻紙が複数枚。灰皿には使用したものと見られる燃えカスがあり、吸い殻は時間が経過しているものでした」

 末端価格で約12万円、40回分の使用量は、個人としては少なくない量だった。今後、尿検査を行い、大麻の使用歴を入念に捜査する方針だという。

「マンションの駐車場には、いつも改造されたハイエースが停まっていました。彼が住んでいる最上階のベランダには草が鬱蒼と生い茂っており、ハイテンションで鼻歌を唄っているのを見たことがあります」(近隣住民)

■伊勢谷には知られざる“裏の顔”があった

 伊勢谷はNHKの大河ドラマ「龍馬伝」(2010年)や「花燃ゆ」(2015年)など、多数の作品に出演。昨年2月に公開された映画「翔んで埼玉」でも奇怪な演技が話題をさらった。同映画のロケに同行していた制作関係者が証言する。

「彼はカメラが回ってない時間でも常に共演者やスタッフとハイテンションで話し、盛り上げ役に徹していました。打ち上げのときも同様にハイテンション。背も高く一際目立つ上に、誰とでも話すフランクな性格なので、常に中心にいました。ADなどの若いスタッフにも『お疲れ様でした』と丁寧に頭を下げていた」

 制作スタッフには高評価を得ていた一方で、伊勢谷には知られざる“裏の顔”があった。約10年前、伊勢谷は都内在住のモデル・A子と交際していたが、彼女が垣間見たのは伊勢谷の知られざる闇だった。

「伊勢谷と彼女は3〜4年間交際していましたが、彼女はいつも殴る蹴るのDVに悩まされていました。狙う場所は顔以外の服で覆われた部分。それは『一種の性癖のようだった』と彼女は話していた。さらに、伊勢谷のネットワークの中には、大麻常習者のヘアメイクアーティストやスタイリストがいて、彼らの多くはそうしたドラッグに抵抗がなかった。伊勢谷は彼女に対し、一緒に大麻を吸引するよう“洗脳”していったのです。そんな生活に嫌気がさした彼女は交際から約3年後、別れを切り出した」(A子の知人)

 現在、警視庁の捜査線上に浮かんでいるのは、伊勢谷が行きつけにしていた都内の会員制バーである。

「同店は伊勢谷など、“意識高い系”の芸能人が多く集う店。しかし、単なるバーではなく、薬物の温床になっているとして警視庁は長年マークしているのです」(別の捜査関係者)

 伊勢谷は2009年、社会課題解決のためのクリエイティブワークを行う「株式会社リバースプロジェクト」を設立している。だが、伊勢谷が掲げる高尚な理念は今回の逮捕により脆くも瓦解した。同社関係者は「すべて終わった。ソーシャルグッドとは相容れない」と肩を落とすのだった。

(「週刊文春」編集部/週刊文春)

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