人と地域に“縁”をもたらす新コンセプト食堂3選

人と地域に“縁”をもたらす新コンセプト食堂3選

@DIME アットダイム

 社員食堂の進化が注目されているが、街の食堂も変化を始めた。キーワードは縁=B地元や人を元気にする新生$H堂を紹介しよう。「腹が減った」とふらりと立ち寄って、黙々と食べ、「ごちそうさん」と立ち去る……。食堂≠ノ訪れる多くの人は、フツーに旨ければ、それでよい。特別な出会いは、求めていなかった。しかし、その食堂の在り方に変化が生じている。ここに紹介する3店に共通するのは、縁≠もたらす場としたこと。「HUG.CAFE」の酒井さんに話を聞くと、

「地元の方が生き生きと働ける場所を作れば、人も街も元気になる。その手段として食堂≠選びました」

 という。この言葉を裏づけるように、食事の提供だけでなく、ワークショップも開催。地元住民らの集いの場ともなっている。

 一方「未来食堂」の小林さんは、あくまで「お客様とは一期一会≠フ関係だと思っています」と語る。しかし、来客の好き嫌いや体調を考慮した「あつらえ」や、客でも店を手伝えば無料で食事を食べられる「まかない」など、チェーン店ではマネできない縁の取り持ち方を実施。その取り組みに共感した人も多く、リピーターが増えてる。

「B-1グランプリ食堂」は、全国規模で人と地域の縁をつなぐ。ご当地グルメで地域の魅力を発信。訪れた者が、現地まで足を運ぶきっかけになるように。これらの食堂の登場は、外食産業にあふれる今、単に食欲を満たすだけでは物足りなくなった日本人の潜在的な欲求の表われかもしれない。

★近所の主婦らが作る母の味
母めし健康食堂 HUG.CAFE』

地元の不動産会社が、地元活性化のために開業した社会貢献型の食堂。直接、生産者から仕入れたこだわりの食材で、グレードアップ版家庭の味≠提供。

住所:神奈川県横浜市港北区菊名2-17-13
営業時間:9:30〜17:00(火休)
料理:日替わり母めし定食1180円(ドリンクセット1580円、デザート・ドリンクセット1880円)


築50年以上の古民家を改装。おばあちゃんの家≠フような店内が、郷愁をそそる。


近所の主婦が腕を振るう。監修は『母めし一汁三菜』の著者・大久保久江さんが担当。

 
バランスを考えた家庭料理が基本。味つけは、厳選した基本調味料だけ。

★テーマは、「地方から日本を元気に!」
B-1グランプリ食堂AKI-OKA CARAVAN』

「B-1グランプリ」加盟団体が監修するご当地グルメを東京で提供することで、全国各地の魅力をPR。食べ比べして気に入ったら、現地で本場の味を味わいにGO!

住所:東京都千代田区神田練塀町15-1外
営業時間:平日11:00〜21:00、土日祝11:00〜20:00
料理:フード&ドリンクメニューともに200円〜


屋外イベントの臨場感を味わえるようトレーラーで料理を提供。

〈オススメメニュー〉


「勝浦タンタンメン」。濃厚なラー油がクセに!


レバー、ハツなどを照り煮した「甲府鳥もつ煮」。


「なみえ焼きそば」は、福島県浪江町の名物!

★食べたいと思うものを一緒に作る
未来食堂』

店内に記されたリストから食材を選び、好き嫌いやその日の体調などを伝えれば、1品400円で「あつらえ」てくれる。業界の常識を覆すシステムで注目されている。

住所:東京都千代田区一ツ橋2-6-2 日本教育会館 B1
営業時間:11:00〜22:00(日月祝休、火は14:00まで)
料理:日替り定食900円、「あつらえ」は18:00〜


お金がない人とも縁を持ちたいと考えた「まかない」サービスも人気!


日替わりメニューも1種用意。取材時は「水炊き風煮込み」だった。


?ライターも挑戦!清掃や料理提供を50分手伝えば、1食分(900円)が無料になる。

文/編集部

?◎価格や商品ラインアップなどの各種データは取材時のものです。

 

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