60年以上愛され続ける京都『小川珈琲』のおもてなし術

60年以上愛され続ける京都『小川珈琲』のおもてなし術

@DIME アットダイム

店内に漂うコーヒーの香り、落ち着ける椅子、BGM、目に鮮やかなメニューの数々、店員の笑顔と気配り……。本格的な味以外にも、コーヒー専門店でしか楽しめないものは多い。

◎何気ないサービスで何となく落ち着ける

 コンビニコーヒーが現代人の心をつかんだ一方、ビジネスマンの中には熱烈な喫茶店ファンもいる。コーヒーにかける年間出費が日本一高い京都(※)で、64年間愛され続けている小川珈琲。小川珈琲クリエイツ営業部・中邨勝俊さんは、人気の秘密をこう明かす。

「味がおいしいのは当たり前。1杯数百円出してでも、お客様にまた来たい≠ニ思っていただける理由は、接客にあると思います」

 例えば、ひとり読書に耽る客の隣に幼い子連れの客が並ばないよう配置したり、商談スペースとして利用している客には、水の継ぎ足しが過度にならないよう配慮したり……。まさに大人のコーヒーライフを支えるおもてなし≠フ域だ。キャッシュオン形式のカフェにはできない接客サービスがあってこそ、ゆったりとくつろげる時間と空間が生まれ、そこでしか味わえない一杯が堪能できるのだ。

※総務省「家計調査 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング」(2011年〜2013年平均)より

 

●スペシャリストが淹れる「格別の一杯」と「特別な空間」
「小川珈琲」

1952年京都で創業。近畿一円、東海、関東地方で直営店を展開する京都のコーヒー専門店。世界中の生産国や生産者を調査し、選び抜いたコーヒー豆を扱う。コーヒーのスペシャリストを養成し、国内外の大会で優勝者を輩出している。

【魅力 1】商用・私用で空間の利用が可能

ひとりで本を読みたい、商談をしたい、友人と待ち合わせ……など、様々な目的でスペース利用が可能。本格的なコーヒーや食事を味わいながら、目的に応じた時間を過ごすことができる。

【魅力 2】コーヒーに合うデザートや食事

モーニング、ランチタイム、ティータイム、ディナータイムなど、それぞれの時間帯でコーヒーと相性の良いメニューがある。小川珈琲の多くの店舗では、カップやお皿は京焼を使用している。

【魅力 3】コーヒー豆の種類が多く、購入可能

ベストコンディションの豆が常備され、好きな豆を指定できる。決めかねる場合は、気分や好みを伝えればセレクトしてもらえる。その場で豆を買うことができるのも、コーヒー専門店ならでは。

【魅力 4】専門家がおいしく淹れてくれる

  

写真の吉川寿子さんは、2013年、ワールドラテアート・チャンピオンシップで優勝した実力の持ち主。コーヒーを知りつくした職人が淹れるエスプレッソは、表面的な美しさだけでなく実に味わい深い。

◎店舗やスタッフなどのデータは取材時のものです。

文/編集部

 

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