ワンランク上の男を目指すならホテルのバーを活用しよう

ワンランク上の男を目指すならホテルのバーを活用しよう

@DIME アットダイム

 上手なホテルの使い方は、まず、バーを使いこなすことから始まると言われている。ホテルのバーは敷居が高いと思われがちだが、それは思い込み。バーテンダーと仲良くなれば、ワンランク上の男になれるかもしれない。

 上級者に聞くと、ホテルのバーの使い方は主に2パターンあるという。ひとつは待ち合わせだ。ホテルのバーでは夕方4時や5時頃からハッピーアワーを設けている。これは通常の料金よりも安くお酒が飲めるシステム。駅前や混み合ったカフェより、お得にスマートに待ち合わせができる。しかも、待ち合わせに遅れる! 携帯の充電切れで連絡が取れない! という時には、ホテルのバーへ電話を入れれば、バーテンダーさんが大切な客の相手をしてくれ、トラブルも難なくクリアだ。

 もうひとつは一日の最後のひとときをバーで過ごすこと。バーは異業種交流の場。例えば地方の一流ホテルのバーにはその街の名士が集まる。バーテンダーさんに話しかけて仲良くなれば、街の情報を得ることができるし、人を紹介してくれることもある。そこからビジネスチャンスも生まれることもある。

 まずはホテルのバーを攻略することがホテル通の第一歩となる。

●積極的に話しかける客はホテルマンに愛される

 上級者に話を聞くと、「いいホテル」とは、そのホテルのスタッフに会いに行きたいと思わせるところだという。ホテルマンを味方にすることで、ビジネスでもプライベートでもメリットがあるというのだ。

 また、そのためにはホテルのスタッフに積極的に話しかけることが大切だという。ルームキーパーに『おはよう』と声をかける、レセプションの前では『行ってきます』と挨拶をする。街の情報を気軽にたずねる、わからないことはコンシェルジュに相談する。

 そうして、相手の名前を覚えて呼びかけることで、どんどん親しくなり、こちらのリクエストに応えてくれるようになるのだ。ホテルマンはゲストを差別はしないが、区別はするという。ホテルマンを気に入り、気に入られることで、そのホテルは第2のオフィスになり、ホームになる。ホテルに愛されるためには、立ち振る舞いや、場にふさわしい清潔感のある服装など、最低限のマナーは押さえておきたい。

 しかし、働き盛りのビジネスパーソンが一流ホテルを泊まり歩くことは現実的に厳しいものがある。だとしたら、会社の出張の際に、出張費に2000円でも3000円でも自腹で上乗せして、自分が普段泊まるレベルより上のホテルに泊まり、場慣れをしていくことも手かもしれない。三流の一番高い部屋に泊まるよりは、一流の一番安い部屋に泊まる、そして気に入ったホテルがあれば、通い続けて仲良くなる、これも上級者への一歩になるはずだ。

 さらに、上級者に話を聞くと、予約はネットより電話を入れるほうがベターだという。電話の対応がいいホテルは、スタッフへの教育が行き届いているというのだ。たとえ当日の宿泊であっても、予約なしのウオークインではなく、ホテルの目の前からでも予約の電話を入れるべきと話す。予約を入れるところから客とホテルの信頼関係が始まるからだ。もちろんキャンセルも一報を入れるのは常識だ。

 次ページから、東京駅にある老舗ホテル『東京ステーションホテル』について紹介するが、これを場違いな場だとは思わず、ぜひホテルのバーを積極的に活用してみよう。新しい自分に、新しい世界に出会えるチャンスが必ず待っている。

【東京ステーションホテル】

東京ステーションホテルの歴史を受け継ぐオーセンティックバー

Bar Oak

壁の赤レンガや旅行鞄を用いたテーブルなど、重厚感にあふれる。17:00〜24:00営業、予約不可。◎およそ100年の伝統が息づく老舗ホテルが大リニューアル

東京駅に泊まるという唯一無二の存在

2006年からの東京駅丸の内駅舎の保存・復原工事とともに一時休館し、昨年10月に再オープン。高い天井にシャンデリアが輝く客室は落ち着いたヨーロピアンクラシック。丸の内側、屋根ドーム側、さらにメゾネットもあり、高い居住性と、国の重要文化財の中という特別の存在感を呈している。スパやジムも完備。

東京都千代田区丸の内1-9-1?
03-5220-1111?
パレスサイド3万5805円〜7万6230

上質なロビーラウンジ。縦長の窓からは朝・昼・夜と移り変わる丸の内が楽しめる。ホテル内装は英国のデザイン会社の手による。

バスタブとハンドシャワー、椅子、天井のレインシャワーが備わる。

皇居を望むパレスサイドの客室。天井高は3mという開放感。

★文豪気分を楽しむ客室のメモ用紙

江戸川乱歩や川端康成、松本清張ら多くの文豪に愛されたことで知られるホテルらしく、客室のメモは原稿用紙。開業当時のロゴマークもあり。

■宿泊者だけが使える朝食専用ラウンジ

The Atrium

宿泊者のみ、さらに朝食専用という空間は陽光が降り注ぐ。もともと屋根裏部分だったところに白いシート入りのガラス屋根を作った。最大天井高は約9m。

壁面中央には大正3年創建当時の赤レンガも見える。プライベート感漂う個室もある。

朝食ブュッフェは3600円。有機野菜などがたっぷり。

■メインダイニングで食する極上フレンチ

Blanc Rouge

気品あふれるメインダイニング。名だたるホテルの料理長を歴任した石原雅弘シェフが総料理長を務める。国産野菜を取り入れた洗練された料理を供する。

3つの個室も備え、最高のディナーを演出。ランチではフレンチ松花堂を用意。

厳選食材を駆使する美しい料理は正統であり、斬新。

■世界中の「とらや」の逸品を堪能できる

TORAYA TOKYO

老舗和菓子屋「とらや」が展開する喫茶・ショップ。丸の内駅舎の南ドーム2階に位置し、創建当時のレンガを生かした店内が魅力。待ち合わせに利用したい。

ひとり用の席もあるので、スイーツ男子はぜひ立ち寄るべし。ショップで東京土産の購入も◎。

「TOKYOプレート」(945円)はここでしか味わえない。

※客室の料金は、掲載した客室タイプで、1室2名利用時の室料(消費税・サービス料込み)で、標準的な料金帯、または正規料金を記載。東京都の場合は別途宿泊税がかかります。

※価格など各種のデータは取材時のものです。

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