「ダメなおじさん役似合いすぎ!」松田龍平が、貧乏で屁理屈ばかりこねて居候する残念なおじさんを演じる映画『ぼくのおじさん』

「ダメなおじさん役似合いすぎ!」松田龍平が、貧乏で屁理屈ばかりこねて居候する残念なおじさんを演じる映画『ぼくのおじさん』

(c)1972 北杜夫/新潮社

 北杜夫の名作児童文学『ぼくのおじさん』が満を持して映画化され、2016年11月3日(木)から全国で公開される。北自身がモデルだという“おじさん”を演じるのは、俳優の松田龍平。風貌、雰囲気、すべてが原作から飛び出してきたかのような松田の“おじさん”っぷりに注目が集まっている。

 歌人・斎藤茂吉の次男として生まれた北は、遠藤周作らと共に戦後の日本文壇を代表する作家の一人であり、芥川賞も受賞した作家だ。『ぼくのおじさん』では、そんな北の持ち前の上質なユーモアセンスが存分に発揮されている。

 物語は、小学4年生の雪男が作文を書くところから始まる。題して「ぼくのおじさん」。雪男のおじさんは、家に居候している残念なインテリ。万年床でゴロゴロして、仕事は大学で週1コマ哲学を教えているだけ。貧乏で屁理屈ばかりこねて、雪男よりもお母さんに叱られている。

 そんなおじさんをイケメン俳優・松田が演じることに対しては、「松田龍平、ダメなおじさん役似合いすぎ」「松田龍平主演で映画化するんだねー! 原作がなかなかにダメなおじさんだったので似合ってると思います」「映画がもうすぐ公開なので『ぼくのおじさん』読みました。松田龍平さんのおじさん楽しみ! 杜夫さんの本もっと読みたい」と、意外にも絶賛の声が相次いでいる。

 映画『ぼくのおじさん』のメガホンを握ったのは、『味園ユニバース』や『天然コケッコー』など、“山下タッチ”といわれる独特の演出で映画ファンを魅了する山下敦弘監督。どこか懐かしく贅沢な気分になれる「ぼくのおじさん」は、この秋要チェックの一作だ。

■映画『ぼくのおじさん』
公開:2016年11月3日(木)
原作:北杜夫「ぼくのおじさん」(新潮社文庫刊「ぼくのおじさん」所収)
監督:山下敦弘
出演:松田龍平、大西利空、真木よう子、戸次重幸 ほか
配給:東映

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