松本人志「新局長」反応に東西差 ナイトスクープ新体制への「思い入れが異なる」ワケ

松本人志「新局長」の反応に東西差 関東では「探偵!ナイトスクープ」の知名度低く

記事まとめ

  • ABCテレビの「探偵!ナイトスクープ」の新司会に、ダウンタウンの松本人志が就任する
  • 30年以上にわたる長寿番組とあって、就任が発表されるとネット上でも多くの反応が出た
  • 一方で、関東では知名度が低いようで「局長交代、関東の人には誰も刺さらない」とも

松本人志「新局長」反応に東西差 ナイトスクープ新体制への「思い入れが異なる」ワケ

松本人志「新局長」反応に東西差 ナイトスクープ新体制への「思い入れが異なる」ワケ

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ABCテレビ(朝日放送)のバラエティー番組「探偵!ナイトスクープ」の新司会に、ダウンタウンの松本人志さん(56)が就任すると発表された。

番組そのものを探偵局になぞらえ、「局長」と呼ばれる司会者のポジションは、元芸人の上岡龍太郎さん(77)、俳優の西田敏行さん(71)に次ぎ、3代目となる。

「ナイトスクープ」や「松本人志」がトレンド1位に

ナイトスクープは、1988年春に放送開始。「複雑に入り組んだ現代社会に鋭いメスを入れ、さまざまな謎や疑問を徹底的に究明する」をキャッチフレーズに、出演者である「探偵」が街へ繰り出し、視聴者からの「調査依頼」を解明するべく奮闘する内容だ。現在は北海道から沖縄まで、全国30局以上で放送されている。

12年間務めた初代局長の上岡さんは、芸能界引退にともない、2000年春に降板。その後、01年から西田さんが2代目となり、初代を越える約19年間在任した。そのバトンを引き継ぐ松本さんは、19年11月29日から出演する予定だ。

30年以上にわたる長寿番組とあって、10月25日に就任発表されると、ネット上でも多くの反応が出た。ツイッターでも「ナイトスクープ」や「松本人志」がトレンド1位になったほか、「松ちゃん」「新局長」も多くつぶやかれた。その一方で、関東を中心に「知らない」との声も。いわゆるキー局で放送されていないからだ。

ABCはテレビ朝日系列だが、テレ朝ではABCでナイトスクープが流れる金曜23時台に「金曜ナイトドラマ」が組まれている(なお同番組は、ABCではナイトスクープ終了後の24時台)。その代わりに、関東圏ではTOKYO MX(日曜17時)、テレビ埼玉(月曜20時)、テレビ神奈川(金曜20時)、とちぎテレビ(火曜22時)が、数週間遅れでレギュラー放送している。

東京では「深夜3時台」に放送されていたことも

実をいうと、筆者は東京出身ながら、20年来のナイトスクープファンだ。当時の「調査依頼」と、ファンサイトのオンエア情報を突き合わせると、おそらく上岡局長時代の1998年ごろから見ている。その頃はテレ朝で日曜昼に放送されていて、両親と食卓を囲みながら見ていた記憶がある。その後、放送時間が何度か変わり、最終的には平日深夜3時台に。ビデオの予約機能を駆使して、引き続き楽しんでいたが、2005年春に打ち切られた。その後、MXなどの独立局が放送するようになり、現在に至る。

しかしながら、まだ関東では知名度が低いようで、ツイッター上では視聴者からのこんな声が出ている。

「関東だと馴染みが無いからなー」
「局長交代、関東の人には誰も刺さらない」
「新局長への反応が関東と関西で全然違う」
「東と西でまったく思い入れが異なる...というか関東文化と関西文化の分水嶺かも(笑)」

関東での放送が二転三転した背景は――。『永遠の0』などのベストセラー作家で、ナイトスクープ開始当初から構成作家を担当する百田尚樹氏は以前、「この問題は朝日放送とテレビ朝日の確執からきています。テレ朝の編成がネットでも番販でも受けてくれない。たまに放送も夜中の3時とか」(10年11月19日のツイート)と説明していた。

なお現在では、TVer(ティーバー)で最新回の「見逃し配信」を行っているため、ネット環境さえあれば視聴できる。ストリーミング放送で、いつでもどこでも......とアピールできれば、認知度の「西高東低」にも変化がでてきそうだ。

(J-CASTニュース編集部 城戸譲)