閉館の老舗ストリップ『広島第一劇場』が限定継続でファン歓喜

 広島カープの快進撃に湧く地元民にとって、明るい話題は他にもある。8月末で閉館が決まっていた、全国のストリッパーが回る劇場では中国地方唯一のストリップ劇場『広島第一劇場』が予定を変更、来年1月末までの営業を発表したのだ。

 全国的にも閉館が相次ぐストリップ劇場だが、まだまだファンは多く、昨今は、その洗練されたダンスに惹かれる女性ファンも増えつつあるという。
 「『広島第一劇場』は、広島カープが初優勝した'75年にオープンし、多くの有名ストリッパーの活躍の場となった名門劇場。それだけに、閉館のニュースはファンやダンサーの間にも衝撃が走り、ついには存続を求める署名運動まで起きた。そして、劇場の内外から集まった多くの署名や関係者の声が、ついに劇場を動かしたのです」(地元紙記者)

 地元のストリップ愛好家は、こう語る。
 「署名した甲斐があったし、劇場もよう聞いてくれた。第一でやっているような、ストリッパー中心の劇場は、よそではなかなか見られませんからね」

 閉館の延長は、千秋楽の前日に発表。劇場はお別れムードから一転、笑顔が溢れる華やいだものになった。千秋楽のステージに上がったストリッパーの牧瀬茜さんが、当日の様子をこう語る。
 「本当にたくさんのお客様に来ていただきました。女性のお客さんも多かったですね。何はともあれ、8月31日の閉館を何とか食い止めようと願い、また力を尽くしてくださった方々に、私からも感謝したいです。(期間限定の)継続と聞いて、私の心には、閉館が先送りになった喜びと、それが期限付きである切なさと、両方の思いが芽生えました。1月にもまた奇跡が起こりはしないかと、夢を見ているんですよ」

 存続運動はむしろこれからが本番になりそうだ。果たして、名門劇場の灯は守られるのか。

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