ホリエモン×ひろゆきが考える「VALU」の問題点──このサービスは続くのか?

ホリエモン×ひろゆきが考える「VALU」の問題点──このサービスは続くのか?

VALU自体は仮想通貨ではないので、VALUを仮想通貨に変換することを別の業者に頼めば、特に問題ない?

ユーチューバーのヒカルの騒動でも話題となった「VALU」。

『週刊プレイボーイ』の対談コラム「帰ってきた! なんかヘンだよね」で、“ホリエモン”こと堀江貴文氏と元「2ちゃんねる」管理人のひろゆき氏が、の問題点について議論する!

* * *

ホリ ビットコインの価格が40万円を突破したこともあって、「次はどの仮想通貨が値上がりしますか?」みたいなヘンな質問をよくされるようになったんだよね。

ひろ うへへ(笑)。ちなみに、そんなときはなんて答えるんですか?

ホリ 「注目しているのはトークンエコノミー」って。

ひろ なんすか、それ?

ホリ ざっくりいえば、仮想通貨をベースにした経済圏って感じかな。最近話題になっているのだと「VALU(バリュー)」とか。

ひろ VALUって、個人が株式会社のように疑似株式を発行できるってことで話題になってるやつですね。でも、最近は違う話題でも注目されているようで…。

ホリ そうそう。ユーチューバーのヒカル君の件ね。自らの価格をつり上げた後に低値で売って、ヒカル君のVALUを買った人に損害を与えたという。結局、損害を受けた人には補償しますって流れになったようだけど。

ひろ 僕はヒカル君の件以前に、VALUの仕組み自体に問題があると思うんですよ。

ホリ それは法的にってこと?

ひろ ですね。このサービスは、説明のところに「株式会社のように」という表記があったんですが、ヒカル君の騒動を受けて運営側がこの表記を消しました。要は、株式だと誤解を招く営業行為をしてたっていうことですよね。ちなみに、電話をする権利が記録された「テレホンカード」って、法律上は“有価証券”として扱われています。

ホリ だね。

ひろ んで、普通の「株券」はいまや電子化していて、紙としてはほとんど存在していませんが有価証券ですよね。なので、ビットコインとの交換が、ある程度保証されているVALUも有価証券と認定される可能性が高いと思うんですよ。

ホリ う〜ん。

ひろ んで、有価証券である場合には、「株式会社のように」とか実態と異なる説明をして勧誘したらアウトだと思うんです。

ホリ VALU社は、一応、金融庁から「2号仮想通貨でもない」という見解を得ているみたいだけどね。まあ、解釈が変わる可能性はあるけど。

ひろ なるほど、VALU自体は仮想通貨ではないので、VALUを仮想通貨に変換することを別の業者に頼めば、特に問題ないってことですよね。

ホリ そうだね。

★後編⇒『VALU問題』でホリエモン×ひろゆきが懸念「もし僕が運営するなら日本ではやらない」

(構成/杉原光徳 加藤純平 イラスト/西アズナブル)

●堀江貴文(ほりえ・たかふみ)





1972年10月29日生まれ、福岡県出身。旧ライブドア社長。SNS株式会社オーナー兼従業員。『やっぱりヘンだよね』(集英社)が好評発売中

●西村博之(にしむら・ひろゆき)





1976年11月16日生まれ、神奈川県出身。元『2ちゃんねる』管理人。近著は『ソーシャルメディア絶対安全マニュアル』(インプレスジャパン)

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