月10『エルピス』安倍元首相の映像使用し物議「実際の映像使う必要あった?」賛否の声

月10ドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』が放送 安倍元首相の映像使用し物議に

記事まとめ

  • 月10ドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』の第2話が10月31日に放送された
  • 番組では故・安倍晋三氏による五輪招致に向けた実際のスピーチ映像が使用された
  • 「実際の映像使う必要どこにあった?」といった批判的な声が噴出も

月10『エルピス』安倍元首相の映像使用し物議「実際の映像使う必要あった?」賛否の声

月10『エルピス』安倍元首相の映像使用し物議「実際の映像使う必要あった?」賛否の声

長澤まさみ

月10ドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』(フジテレビ系)の第2話が10月31日に放送され、平均視聴率が7.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが各社で報じられている。第1話の8.0%からは0.7ポイントのダウンとなった。

 第2話は、12年前の連続殺人事件を彷彿とさせる事件が発生。恵那(長澤まさみ)は、ひとまず一人で事件を洗い直すことに。そして、当時14歳で、逮捕当日に松本良夫死刑囚(片岡正二郎)の家で保護された、現在ヘアメイクのチェリーこと大山さくら(三浦透子)が書き溜めた裁判記録を元に、松本が殺人を犯したとされる日の足取りを確認すると、検察側のある主張に違和感を覚え――というストーリーが描かれた。

※以下、ネタバレあり。

 第2話では、検察の主張の強引さが判明したほか、チェリーの紹介で松本の弁護士と繋がることにも成功。一方、事件発生当初、現場で12年前の被害者が若いロン毛の男性と歩いていたという目撃証言があったことも判明する。マスコミもこの証言を報じていたものの、松本逮捕以降は全く触れず、なかったことに。

 こうした事実を受け、恵那は「降板するまでの6年間、自分があたかも真実のように伝えたことの中に本当の真実がどれほどあったのかと思うと……。苦しくて苦しくて息が詰まりそうになります」と弁護士に胸の内を吐露。その直後、キャスターを務めていた『ニュース8』時代の映像が差し込まれた。

 しかし、この映像を巡り、ネット上からは賛否両論が集まっているという。
 「このシーンでは、福島第一原子力発電所事故について、恵那がスタジオで専門家にインタビューしている映像や、東京五輪・パラリンピックの開催が決定したというニュース映像、五輪を心待ちにしている子どもと中継を行った際の映像が流れました。その中で問題となっているのは、アルゼンチンIOC総会で当時首相だった故・安倍晋三氏による五輪招致に向けた実際のスピーチ映像が使用されたこと。原発汚染水について、『状況はコントロールされており、東京に決してダメージは与えない』とスピーチしている際の映像となっていました」(ドラマライター)

 恵那が「本当の真実がどれほどあったのか」という文脈で流れたこの映像。ネット上からは「架空の人間でいいのに、そこだけなんで安倍さん使うの?」「ドラマ内でしれっとプロパガンダやってるようにしか思えない」「思想を強く入れ込まれると萎える」「実際の映像使う必要どこにあった?」といった批判的な声が噴出。

 一方、ネットから「こういう攻めたドラマもあっていい」「これ民放でできるの本当にすごいと思う」「真実の姿に蓋をするのではなく、問いかけるドラマ」「匂わすんじゃなくて直球で描いたところを評価したい」という称賛も殺到している。

 ワンシーンで評価が二分した本作。これまでにない民放ドラマに多くの人が注目しているのは間違いないようだ。

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    その後海洋放出するしか無いなんてなってるんだから、確定した史実を時代背景として使って何ら無問題。

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