ジャニー氏の性加害問題、山里亮太の発言に"被害者より現役ジャニーズ優先"と批判も

30日放送の『DayDay.』(日本テレビ系)で、南海キャンディーズ山里亮太が、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川前社長による性加害問題について言及した。

　29日、ジャニー氏の性加害問題を調査してきた「再発防止特別チーム」が調査報告書を公表。少なく見積もっても数百人の被害者がいるという証言が得られたという。さらにそれは70年代前半から2010年代半ばまでと、長期間に渡って繰り返されていたことも明らかになった。

　その上で、調査チームは「藤島ジュリー景子社長は辞任すべき」と提言。同時に、「文藝春秋との訴訟で性加害の事実は認められたが、大きなメディアからの報道がなく、批判されるようなことが少ない状況があった」と、取り上げ来なかったメディアの責任もあると糾弾した。

　これに対して、山里は「大きな転換点になるということで、これをキッカケにいろいろ解決していけばいいなと思う」と私見。

　続けて、「今、本当に頑張っているアーティストの方々が傷つかないようにしていただければなあと思いますし、ジャニーズの件だけではなく、性の被害を受けていて、声を上げられない方がこの転換点をキッカケに声を上げて、1人でも傷つく人が減るキッカケになったらいい」と希望。さらに、「これからの子たちが夢を見てきて楽しい場所にしていただきたい」と望んでいた。

　ネットでは彼の発言に対して、「山里は被害者より現タレント優先」「被害者よりも現ジャニタレの心配してる」「またジャニーズを守ろうとしてる」「被害者より先に所属タレントが守られることについてコメントしたのは悪手」といった指摘が寄せられている。