濃厚な飯×お吸い物が◎!三陸産カキをワンコインで

濃厚な飯×お吸い物が◎!三陸産カキをワンコインで

「カキ飯セット」500円 カキ飯にお吸い物、小鉢がつく 撮影:うぬまいちろう

秋から春までの間、月の英語表記には「r」が付く…。貝類好きにはこれだけでピンとくる方もいるでしょう。欧米では「Rの付かない月はカキを食べるな」なんてことわざがあるなど、9月(September)〜4月(April)の間は、カキ(真牡蠣)が美味しいといわれています。

最近はオイスターバーなども増えており、産地から遠く離れていても新鮮でおいしいカキが食べられるようになってきましたが、とはいえお値段的にはそう手軽に普段使いできるものでもありません。そんななか、東京・神田にある「かき小屋飛梅 神田西口店」には、ワンコインで、しかも年間を通してカキを堪能できるランチメニューが存在するのです。

■とにかく濃厚。カキの風味があふれ出す
広い店内は仕切りがなく、漁港の食堂を思わせる作りで味への期待も高まるところ。お目当ての「カキ飯セット」も、注文後待つことなく届きました。まずは、お吸い物で舌を湿らして…ん? なにこれ! 

こちらのお吸い物、カキの身が入っていたので「カキの味」なのはわかっていたのですが、濃さについては想像をはるかに超えていました。お吸い物を薄味、さっぱりのおつゆとイメージしていたため、そのギャップに思わず驚いてしまいましたが、味は絶品です。

では次に、肝心要のカキ飯をひと口。んはっ! 本日二度目の驚き! 飯の上に4つほど載った身を見てもどうせ「見せカキ」だろうと見くびっていたら、これまた口から溢れんばかりの濃厚なカキの風味が広がりまくり。とくにカキのダシと醤油味が軽くこげた「おこげ」の部分がたまりません。

飯、吸い物の強力コンボ。ただひたすら濃いいカキの味で、口中が満たされる幸福よ…。

「当店の名物でもあるカキ飯セットは、まず三陸直送のカキからダシ汁を取ることに始まります。それをほぼそのまま味わっていただくのがお吸い物で、そのダシ汁でご飯をたいたのがカキ飯。それぞれ見えているカキの身は3つ4つといったところですが、実際にはもっとたくさんのカキを使っているんですよ」(かき小屋飛梅広報・高橋忠昌さん)

■宮城の味を多くの人に食べてもらいたい。だから、低価格
ええ、濃厚な味からも、贅沢にカキを使っていることがわかりましたとも。なのにワンコインって、どうなっているんですか?

「食材を生産者から直接買い付けて原価を抑えていますが、なにより当店は『三陸の漁業を応援』をテーマとしています。復興が進んだとはいえ、三陸産のカキなどの出荷量は震災前に比べれば依然少ないまま。そもそも飛梅は仙台で2店舗のみの展開だったのですが、震災を機に三陸の海産物をはじめ、宮城の農作物などの消費量を高めていきたいと考え、ここ神田と新橋にも店舗を展開することにしました。生産者の方々と協力し、なるべく価格を抑えることでより多くの人に宮城の食材を食べていただければと考えています」(同)

なお、冒頭では「r」の付く月の話をしましたが、飛梅では時期ごとに適切な三陸の漁場からカキを収獲するため、年間を通して真牡蠣が楽しめるとのこと。

ランチタイム以外にも、17:00〜18:30は生ビール(480円)、生牡蠣(380円)がともに何杯、何個食べても半額となるハッピーアワーならぬ、カッキーアワーも魅力。手軽な値段でカキ三昧、これはたまりませんなあ。
(宇都宮雅之)

■ワンコイングルメ 第20回


かき小屋 飛梅 神田西口店
「カキ飯セット」500円

場所・東京都千代田区内神田3-8-7 星座ビル1F
アクセス・JR神田駅 西口から徒歩2分
営・11:30〜14:00/17:00〜24:00(L.O. 23:30)
休・日曜
電・03-3527-1663
ちなみに「カキ飯セット」にはプラス190円で生ガキ1個、もしくはカキフライ2個をつけるのも可能
撮影:うぬまいちろう宮城の地酒を始め、日本酒も各種揃う。月替わりでイチオシ食材の変わる「宮城水産祭り」も魅力
撮影:うぬまいちろう店舗外観。神田駅西口商店街がわに、別の入口もある
撮影:うぬまいちろうランチタイムで賑わう店内
撮影:うぬまいちろう

※当記事は2016年09月29日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。

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