500円でセルフ調理の大盛り「ガーリックライス」@神田

500円でセルフ調理の大盛り「ガーリックライス」@神田

「ガーリックライス」味噌汁付き 500円 撮影:うぬまいちろう

お好み焼き、もんじゃ、焼肉etc.。自分で調理しながら食べる料理は、そのものの味はもとより、プラスアルファのおいしさ、楽しさがあるもの。

そんな自分で作る飯が、お腹いっぱい、それもワンコインで食べられるとしたら…。

東京、神田にある「肉屋の正直な食堂 神田神保町店」には、「ガーリックライス」なるメニューが存在する。その響きだけで、がっつり食える男飯を連想させるが実際はどのようなものなのか。

「一時期は数多くの店舗を展開していましたが、経営方針が変わりまして現在は都内に2店舗のみとなりました。仕入れ元は同じなので、精肉店直結ならではのお手頃な値段でお肉を提供しているのは変わりませんが、今では店舗ごと、独自に経営している形となります。メニューも完全に統一化されていないので、ワンコイン(500円)のガーリックライスは神田神保町店舗のみとなります」

立ち入った事情まで正直に話していただいたのは、神田店・店長の宮崎さん。お目当てのガーリックライスを注文し、ほどなくして運ばれてきたのはご飯や具材がこんもりと盛られた鉄鍋と、お味噌汁、タレの入った容器、そして“砂時計”。席ごとにIH調理器が用意されており、そこで各々が焼いて食べる仕組みとなっているようだ。

■自分好みに仕上げる、山盛りの飯
「砂時計をひっくり返して砂が落ちきる3分後あたりが完成の目安です。タレはまずは半分ほどにして、最終的な濃さはお好みでどうぞ」(宮崎さん)

完成までのワクワク感の演出か。砂時計で時間を計るというのが、また洒落ている。しかし、山盛りのご飯の上にこれまた山盛りのかつお節のインパクトがすごい。

言われた通りに半分のタレをかければ、ジュージューという音と共に、香ばしい香りが漂い始める。今か今かと、砂時計を睨むこと3分、ようやく砂が落ちきったところでさっそく一口いただいてみると、うん、おいしい。が、正直なところ筆者の舌には味が薄めに感じた。そこで、残るタレをかけ回し、テーブルにあったコショウをかけてさらにしばらく焼き続けてみた。

これ、これがMy調理メニューの醍醐味ですよ。席に着くや急いで飯をかっこんで、5分も経たずに店を出て行く。そんな急ぎの場合には向かないけれど、自分で好きなようにカスタマイズするというのはどこか優雅(?)な感じでいいものですな。

さて、再度砂時計をセットして今度は砂が全て落ちきる少し前に食べたところ、今度は味の濃さもちょうどよく、さらに香ばしいご飯の焦げも楽しめた。大量のかつお節の風味によって、ガーリック感よりも“和風”な感じが強調されており、薄切り牛肉、かつお節にタレが絡んで焦げたところも最高! これはコスパのいいメニューですね。

「安い値段で提供できるのは、やはり肉の仕入れが安くできること。そして、調理をお客様にやっていただくことで人件費が抑えられるからですね。コストパフォーマンスを追求し、気軽にお腹いっぱい食べていただければと思っております。そのため、400g以上となるご飯の大盛りも無料となっております。そのほか、わさび、マヨネーズ、おろしニンニクも無料で追加できるんですよ」

大盛り、追加トッピングまでも無料。でありながら500円で楽しめるこのメニュー。ランチ限定ではなく、終日メニューであるのも嬉しいところ。自分のガーリックライスを追求しに、何度も訪れたくなるお店でした。あ、でも今度はステーキも食べてみたい!
(宇都宮雅之)

■ワンコイングルメ 第21回


肉屋の正直な食堂 神田神保町店
「ガーリックライス」500円

場所・東京都千代田区神田神保町1-42-4 鉄建神保町ビル1F
アクセス・JR水道橋駅から徒歩4分、地下鉄神保町駅から徒歩2分ほど
営・11〜23時
休・無
電・03-3233-8088
電子音で時間を知らせるタイマーではなく、砂時計を使うのもポイント。焦れる気持ちがまたイイ! 撮影:うぬまいちろう焦げ目の香ばしさがたまらない!
撮影:うぬまいちろう水道橋駅からは神保町駅を目指し、神保町駅からはその逆で。白山通り沿いの、見つけやすい店舗。
撮影:うぬまいちろう

※当記事は2016年10月13日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。

関連記事(外部サイト)