古川雄輝が3年ぶりの挑戦 舞台『室温〜夜の音楽〜』上演へ

古川雄輝が3年ぶりの挑戦 舞台『室温〜夜の音楽〜』上演へ

古川雄輝が3年ぶりの挑戦 舞台『室温〜夜の音楽〜』上演への画像

ケラリーノ・サンドロヴィッチによる傑作ホラー・コメディ舞台『室温〜夜の音楽〜』が2022年6月25日(土)から世田谷パブリックシアターで上演される。

田舎で二人暮らしをしているホラー作家の海老沢十三(堀部圭亮)と娘・キオリ(平野綾)。12年前、拉致・監禁の末、集団暴行を受け殺害されたキオリの双子の妹・サオリの命日の日に、さまざまな人々が海老沢家に集まってくる。巡回中の警察官下平(坪倉由幸)、海老沢のファンだという女・赤井(長井短)、タクシー運転手の木村(浜野謙太)、そして加害者の少年の一人である間宮(古川雄輝)......。死者と生者、虚構と現実、善と悪との境が曖昧になっていき、やがて過去の真相が浮かび上がってーー。

今回、主演する古川雄輝は、およそ3年ぶりの舞台で「楽しみな気持ちでいっぱい」と気持ちを明かす。「映像作品ではなかなか演技指導を受けるような時間が取れませんが、演劇はしっかりと稽古がある。壁にもぶち当たるんですが、何かひとつでも成長できたら」と貪欲な姿勢を崩さない。

KERAらしいホラー・コメディ作品。古川は「まさに映像よりも舞台で観たいホラー・コメディ作品ですよね。初めて舞台を観る人は『笑っていいのかな?』と困るかもしれませんが(笑)、誰かがクスッと笑ってくれたら、周りも笑っていいんだと思ってもらえる気がします。日に日に笑ってもらえるポイントが変わりそう」。ちなみに古川自身は「引き出しが多くないとコメディは難しいし、ホラーもそんなに経験があるわけではないので、どちらも慣れたものではないです」と話していた。

2010年に開催された新人発掘オーディション「キャンパスター★H50withメンズノンノ」で審査員特別賞を受賞し、芸能界デビューした古川。帰国子女ということで英語が得意で、中国版ツイッターWeiboでは450万人以上のフォロワーがいる“海外派”でもある。だが、今後やってみたい仕事を尋ねると「やりたいことは叶ってきたので、今は具体的にない」。ちなみに新人の頃から憧れは佐々木蔵之介。「ずっとお名前を出してきたので、なんだか申し訳ないのですが。蔵之介さんは、頭が良くて、テクニックがあって、引き出しが多い。人柄も優しく、憧れです」。

舞台を楽しみにしている観客へのメッセージを尋ねると、「ホラーとコメディが融合した作品で、見終わった後にすごく不思議な感覚になると思いますので、まずはそれを楽しみにしていただきたい。個人的には久々の舞台。キャストの皆さん、スタッフの皆さんと一緒に一生懸命稽古をしていきますので、ぜひ劇場に来ていただきたいと思います」

取材・文:五月女菜穂