『四月は君の嘘』で山崎賢人のモデル演奏を務めたピアニストが国際コンクールで日本人男性初の快挙達成!!

『四月は君の嘘』で山崎賢人のモデル演奏を務めたピアニストが国際コンクールで日本人男性初の快挙達成!!

ジャパン・アーツ公式サイト・阪田知樹のプロフィールページより。

 山崎賢人と広瀬すずという売れっ子2人がダブル主演を務める映画『四月は君の嘘』。アニメ化もされた新川直司の人気マンガの実写映画化に、公開前には批判が殺到したが、興行成績はオープニング2日間で動員20万人、興収2億4,500万円を記録し、ぴあ映画生活の評価でも79点と、そこそこの評価を得ており(ともに13日時点)、まずまずの滑り出しとなった。

 そんな『君嘘』から、嬉しいニュースが! 今作で山崎賢人演じる主人公の天才ピアニスト・有馬公生のモデルアーティストを務めているピアニストの阪田知樹が、ハンガリーのブタペストで5年に一度開催されているというフランツ・リスト国際ピアノコンクールで初優勝し、日本人男性初の快挙を成し遂げた。

 阪田は、所属事務所のジャパン・アーツ公式Twitter(@TomokiSakata)上でコメントを発表。「優勝でき感無量です。リストは特別な作曲家です。今回リストの故郷ハンガリーで認めて頂けたことは、大きな喜びです。これからも音楽家として成長していきたいです。ありがとうございました」と、大会名にもある偉大なピアニストで作曲家でもあるフランツ・リストへ敬意を表しつつ、喜びの思いを明かしている。

 また、広瀬すずが演じているヴァイオリニスト・宮園かをりのモデルアーティストを務めた篠原悠那が第1ヴァイオリンを担当する「カルテット・アマービレ」が、10日に開催された第65回ミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門で、3位入賞、そして委嘱新作の特別賞を受賞。篠原(@yuna_shinohara)も、「メンバーで心を1つに4回のステージを楽しむことができ幸せな時間でした。お世話になった方々に感謝の気持ちでいっぱいです!」と、周囲への感謝を綴っている。

 14年にフジテレビ系にて放送されたテレビアニメ『四月は君の嘘』でも、モデルアーティストを担当している2人。“泣ける”ストーリーと、細部まで描いた作画に加え、「あの音楽が泣ける。感動する」「映像綺麗だし音楽良いし泣ける」「素晴らしい音楽アニメ」と声が上がるように、2人の名演がアニメの人気を支えてきた。

 2人を選定し、クラシックの楽曲収録を担当したエピックレコードジャパンの馬場高知氏は、アニメ公式サイトのインタビューで、「阪田さんはヴァン・クライバーン国際コンクールで最年少入賞をしていて、とても才能があるうえにビジュアル的にも公生に似ていて、しかも背が高くて、手も大きくピアノの実力もすばらしい。ヒューマンメトロノームと呼ばれる公生のような演奏をするには、阪田さんくらいのレベルにまで到達していないといけないだろうなと思い、お願いすることにした」とコメント。篠原についても、「東京音楽コンクールに篠原さんが出場されていて。彼女の力強く、若さあふれる演奏が印象的で、ビジュアルも原作の宮園かをりと被るところがあった」と、それぞれの起用理由を明かしている。

 今映画では、例によって原作やアニメファンからの「原作レイプ」といった批判的な意見もあるが、「ピアノとバイオリンの演奏がとても良かったので満足」「音楽は素晴らしい…」「美しい映像と音が醸し出す世界が、素直に心に響いた」「演奏に鳥肌たった」と、2人の演奏は多くの人の心に届いたようだ。

 もはやスクリーンでは見飽きた感じのある山崎と広瀬の演技だが、今作に限っては、阪田と篠原の圧巻の演奏を聞くためだけにでも、劇場に足を運ぶ価値がありそうだ。

 また、2人の演奏を楽しめる、「映画『四月は君の嘘』クラシックコンサート(東京)」が今月29日に第一生命ホールにて開催される。劇中で宮園かをりと有馬公生が演奏した「サン=サーンス:序奏とロンドカプリチオーソ」や「クライスラー:愛の悲しみ」「ショパン:バラード1番」などの名曲が演奏されるとのことなので、こちらも要チェックだ。

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