ワッハ上方がリニューアルオープン

 大阪・なんばにある上方演芸の保存と振興を図る「上方演芸資料館」(ワッハ上方)が24日、リニューアルオープンし、落語家、桂文枝(75)、タレント、西川きよし(72)、お笑いコンビ、千鳥の大悟(39)とノブ(39)がオープニングイベントに出席した。

 展示スペース拡大のため、昨年9月から一時閉館し、約5000万円をかけて改修工事を行った。企画展示コーナーも設置され、展示品を半年ごとに入れ替える。2019年度上半期は「上方演芸とファッション」をテーマに、初代桂春團治さんの羽織から、銀シャリの青スーツ、NON STYLEの石田明(39)の白い舞台衣装などが展示されている。

 大悟は「僕らはワッハ上方にすごく思い出がありまして」と切り出すと、約20年前に地元・岡山から大阪に出てきて、吉本総合芸能学院(NSC)の試験を受けたが失敗。路頭に迷っていたが、「ここに昔、レッスンルームという小屋がありまして、そこで音響、照明のお手伝いしながら、芸人を始めた。ノブと最初に漫才をやったのもここ」と懐古した。

 同所には映像や書籍などの資料も豊富にあり、ノブは「僕は昔、ツッコミが下手で、どうしようもない漫才をしていたときに、笑い飯の哲夫さんが『(夢路)いとし(喜味)こいし師匠と中田ダイマル・ラケット師匠を見ろ』と言われて、勉強させてもらいました」と今や代名詞となっているツッコミの原点を明かした。

 しかし、同所のシンボルにイラストレーター、黒田征太郎さん(80)がデザインした大型のれんが披露され、「クセがすごい!!」とここぞとばかりに決めにいったが、大スベリ。「ワッハで生まれたネタなんですけど、きょうワッハで死にました」とポツリ。司会の浅越ゴエから「『クセが強い』とはもっとパワーワードかと思っていたんですけど…。きょう死んだということでワッハに展示させていただきます」と提案(?)されていた。

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