「太賀」改め“今日から俺は”「仲野太賀」 26歳個性派俳優が決断

中野英雄の次男・太賀が『仲野太賀』への改名を明かす 『今日から俺は!!』など出演

記事まとめ

  • 中野英雄の次男・太賀が24日から『仲野太賀』に改名することを明かした
  • 太賀は『ゆとりですがなにか』でブレークし、『今日から俺は!!』などにも出演した
  • 父の中野英雄は『愛という名のもとに』『アウトレイジ』など、人気作に多数出演した

「太賀」改め“今日から俺は”「仲野太賀」 26歳個性派俳優が決断

「太賀」改め“今日から俺は”「仲野太賀」 26歳個性派俳優が決断

「仲野太賀」として初めて撮影した写真をサンケイスポーツで初公開。りりしい表情は大人の魅力も感じさせる(C)三宅英文

 俳優、太賀(26)が、24日から芸名を「仲野太賀」に改めることが23日、分かった。主演作2本を含む映画5本に出演した昨年を“転換期”とし、改名を決断。父で俳優、中野英雄(54)の次男であり、本名の“中野”と「“仲間”との出会いが俳優人生の財産」と実感したことから「仲野」の表記を選んだ。太賀は「改名は俳優として生きていく決意の表れ。これが日本映画だという作品を作りたい」と“新章”に意気込んだ。

 コメディーからシリアスまでこなす若手屈指の個性派俳優が、「仲野太賀」に生まれ変わる。

 2006年に13歳でオーディションを受け、フジテレビ系「新宿の母物語」で俳優デビューした太賀は、「当時は事務所と親が話し合って芸名を『太賀』にしてくれた」と懐かしい笑顔。

 父の中野英雄は、1992年のドラマ「愛という名のもとに」のチョロ役や映画「アウトレイジ」シリーズの極道役など人気作に多数出演する名脇役で、父の背中を追いかけてきた息子は「去年あたりから(自身の)名字を伏せている時点で何かをごまかしている気がして。これから俳優としてやっていく覚悟を決めて、名字を名乗ろうと思った」と力を込めた。

 太賀の“ファン”という英雄には4月に改名を報告したと明かし、「スマホを手に『へえ、そうなんだ』とリアクションが薄くて…。報道で『本当に改名するんだ』とびっくりするんじゃないですかね」とはにかんだ。

 07年にNHK「風林火山」で大河デビューし、08年に「那須少年記」で映画初主演。順風満帆だったが、2度目の映画主演となる16年の「壊れ始めてる、ヘイヘイヘイ」まで8年もかかった。

 「その間は、自分の芝居や同世代の俳優に対する劣等感があった。撮影現場にいても、街を歩いても誰にも認識されない。胸を張って俳優と言えるのか分からなくて。でも、情熱だけはあって何とか続けられました」

 もがき苦しんだ末、16年に日本テレビ系「ゆとりですがなにか」で、ゆとり世代の超マイペースな会社員を演じてブレーク。昨年は不良の高校生を演じた同局系「今日から俺は!!」が大ブームとなり、主演作「母さんがどんなに僕を嫌いでも」など映画は5本出演。変幻自在の演技を武器に売れっ子俳優となった。

 これまで支えてくれた俳優やスタッフら仲間に「俳優人生の財産、宝物」と感謝し、改名にあたり、本名の「中野」ではなく“仲間”の意味も込めた仲野を選んだ。

 昨年は日・仏・インドネシア合作映画「海を駆ける」に出演。世界を肌で感じた太賀は「どの国でも知られている日本映画を作りたい」と新たな名で壮大な夢を掲げた。

仲野太賀(なかの・たいが)

 本名・中野太賀。1993(平成5)年2月7日生まれ、26歳。東京都出身。2006年、フジ系「新宿の母物語」で俳優デビュー。14年に第6回TAMA映画賞で最優秀新人男優賞を受賞した。7月20日〜8月12日まで、東京・本多劇場で舞台「二度目の夏」に出演。映画「町田くんの世界」に出演中で、9月6日に「タロウのバカ」、来年に元乃木坂46の衛藤美彩(26)とW主演する「静かな雨」が公開される。168センチ。

関連記事(外部サイト)