創刊29年のデザイン誌『MdN』休刊、業界関係者から惜しむ声相次ぐ

デザイン雑誌『MdN』休刊発表され惜しむ声続出 今後はウェブメディアで再出発

記事まとめ

  • デザイン雑誌『MdN』(エムディエヌ)の休刊が、公式サイトで発表された
  • 1989年創刊でデザイナーやクリエイターの「バイブル」として知られる有名な雑誌
  • イラストレーターの丹地陽子さんは感謝を綴り、愛読者からは惜しむ声が続出している

創刊29年のデザイン誌『MdN』休刊、業界関係者から惜しむ声相次ぐ

創刊29年のデザイン誌『MdN』休刊、業界関係者から惜しむ声相次ぐ

創刊29年のデザイン誌『MdN』休刊、業界関係者から惜しむ声相次ぐの画像

1989年創刊のデザイン雑誌『MdN』(エムディエヌ)の休刊が2019年1月10日、公式サイトで発表された。

本信光理編集長名義で「読者のニーズに適した情報を深度やスピード感のバランスを見ながらお届けすることが難しい」とコメントしており、読者からは惜しむ声が相次いでいる。

「僕はこの雑誌に20年以上お世話になりました」

『MdN』は、メディア事業などを展開するインプレスグループの子会社である「エムディエヌコーポレーション」(東京都千代田区)が発行する。

デザイナークリエイターの「バイブル」として知られ、業界内では有名な雑誌だ。最新号(2019年2月号)では、「ポップカルチャーはなぜ彼らの映像を必要とするのか?」との特集を組み、Perfumeや星野源さんのミュージックビデオなどを手がけた映像監督の関和亮氏らを紹介している。

公式サイトに掲載されたお知らせでは、休刊の理由を

「月刊での刊行ペース、そして2019年2月号(1月5日売り)からの隔月刊行ペースで、読者のニーズに適した情報を深度やスピード感のバランスを見ながらお届けすることが難しいと判断致しました」

と説明。3月6日発売の4月号をもって幕を閉じる。今後は、ウェブメディアとして「再出発」するという。

「びっくり!」「ありがとう」

イラストレーターの丹地陽子さんは、ツイッターで「大変お世話になりました。ありがとうございました」と感謝をつづり、アートディレクターで東京造形大学准教授のカイシトモヤさんも、「僕はこの雑誌に20年以上お世話になりました。本当にお疲れ様でした」とツイートした。また、イラストレーターのダイスケリチャードさんも、

「MdN休刊!!!! 学生時代毎月読んでた雑誌、仕事で初めて表紙描いた雑誌、仕事で初めてメイキング書いた雑誌、仕事で初めて取材された雑誌etcです 復活を願いつつ休刊までに関われたこと、イラストで食べていけるきっかけを作っていただいた事に感謝します」

と投稿している。

そのほか愛読者からは、

「ついにMdNも...!ここまでよくもったなぁという感じだけど、むかしよくお世話になりました。ありがとうございました」
「ええ、びっくり!昔はみんな雑誌買ってたけど、もう買ってないのか〜」
「なんと...。リニューアル後はあまり関われませんでしたが、毎号特集が楽しみで新たな世界を見せてくれる雑誌でした。学生さんにも人気だった。これまで関わられてきた多くのみなさまにお疲れさまと感謝を。そしてWEBメディアとしてのMdNを楽しみにしています」
「雑誌『MdN』休刊のお知らせ、何たることだ...。制作、デザインに関わっていた人たちが次関わる媒体が知りたい」

といった惜しむ声が続出している。