『監察医朝顔』上野樹里、クランクアップで大粒の涙

『監察医朝顔』上野樹里、クランクアップで大粒の涙

ドラマ『監察医 朝顔』上野樹里、時任三郎がクランクアップ(C)フジテレビ

本日最終回を迎える、女優の上野樹里が主演を務める月9ドラマ『監察医 朝顔』第2シーズン(フジテレビ系/毎週月曜21時)より、主演の上野と、父親役を演じる時任三郎のクランクアップ写真が到着した。東北の地でクランクアップを迎えた上野は、「ようやく色んな方の役に少しでも立てたんじゃないかなと、今、とてもうれしく思っています」と大粒の涙を流し思いを語った。

 本作は、東日本大震災により母が行方不明となった経験を持つ法医学者・朝顔(上野)が、父のベテラン刑事・万木平(時任)や夫の桑原真也(風間俊介)とともに懸命に遺体と向き合う姿を描くヒューマンドラマ。2019年7月期に放送されたドラマの続編となり、月9ドラマとしては初となる2クール連続放送となった。

 2019年春先にクランクインした第1シーズンより親子役を演じてきた上野と時任の最後の撮影となったのは、母の実家であり、東日本大震災に被災した東北の海辺の街を朝顔と平が訪れるシーン。くしくも第1シーズンでは、朝顔と平が三陸鉄道に乗って母の実家の街を訪れるというシーンでクランクインをしており、上野と時任にとって縁の深い東北の地であるばかりか、本作の制作スタッフがシナリオハンティングのために2018年に初めて陸前高田市を訪れたのが、この第2シーズンのクランクアップの場所でもある。演出の平野眞も「ここで終われるというのはすごくうれしい」と話した。

 最後のカットにOKが出て、上野と時任2人そろってクランクアップの瞬間を迎えると、スタッフから「万木朝顔役の上野樹里さん、万木平役の時任三郎さん、オールアップです!」と声が上がり、盛大な拍手とともに、演出の平野から2人へ花束が贈られた。

 まずは時任が、「本当にこの現場は優しさにあふれていて、スタッフはみんな優しくて、樹里ちゃんをはじめ役者もみんな優しくて、優しさのかたまりのようなチームでした。その優しさが一つ一つ積み重なって、『監察医 朝顔』という作品になっていったのかなという気がします」とあいさつ。そして、「どれだけ貢献できたのか分かりませんが、この作品に参加できて非常に光栄だと思うのと同時に幸せです」と語り、「こんなに優しさと思いやりのあるチームは、今まで俳優として40年以上やってきた中で、ナンバー1だと思います。本当にありがとうございました」とコメントした。

 続いて「皆さん、お疲れさまでした!」と口を開いた主演の上野は、「皆さんに、朝顔の色んな感情や姿を引き出していただきました。それは、自分1人の力では絶対にできなかったと思いますし、本当に皆さんのおかげで朝顔は生まれることができたと思います。本当にありがとうございます」と心から感謝。

 そして、「10年前の震災があった時に私は、それこそ時任さんがお父さんという役でドラマの撮影をさせていただいていました。その時は、被災した方々や場所に、自分は何ができるんだろうってすごく苦しかったです」と語り、「第2シーズンは、新型コロナウイルスで大変な状況もあって、そんな中で、生きるということや当たり前の日常というのがいかに素晴らしいかということを、朝顔を通して少しでも伝えられたのではないかなと思っています。『監察医 朝顔』に出会えたこと、そして陸前高田の方々にも出会えたことで、自分が役に立てなかったという、あの時のあの気持ちが救われたというか…この作品に出会えて、ようやく色んな方の役に少しでも立てたんじゃないかなと、今、とてもうれしく思っています」と大粒の涙をこぼし、思いのたけを述べた。

 月9ドラマ『監察医 朝顔』第2シーズン最終回は、フジテレビ系にて今夜3月22日21時放送。

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