佐藤健×阿部寛『護られなかった者たちへ』、主題歌は桑田佳祐 魂が泣く予告編解禁

佐藤健×阿部寛『護られなかった者たちへ』、主題歌は桑田佳祐 魂が泣く予告編解禁

映画『護られなかった者たちへ』メインカット(C)2021映画『護られなかった者たちへ』製作委員会

俳優の佐藤健が主演を務める映画『護(まも)られなかった者たちへ』の主題歌が、桑田佳祐の楽曲「月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)」に決定。同曲が流れる最新予告映像が解禁された。

 本作は、中山七里の同名小説を映画化するヒューマンミステリー。殺人事件の容疑者として追われる主人公・利根役を佐藤、彼を追う刑事・笘篠役を阿部寛が演じるほか、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都、永山瑛太、緒形直人ら演技派キャストが集結。監督は映画『64‐ロクヨン‐前編/後編』の瀬々敬久、脚本は『永遠の0』の林民夫と瀬々敬久が担当した。

 「月光の聖者達(ミスタ−・ムーンライト)」は、 2011年に発売された桑田佳祐の4枚目のオリジナルアルバム「MUSICMAN」に収録されている楽曲。2011年9月、東日本大震災の被災地にエールを送るために敢行された「桑田佳祐『宮城ライブ〜明日へのマーチ!!〜』」のアンコールでも歌われた。会場となったセキスイハイムスーパーアリーナは、震災当時、被災地最大の遺体安置所として使用されており、一般利用再開後初のライブでもあった本公演で歌われた同曲は、多くの人の心に寄り添い胸を打った。

 当時そのライブを体験をしていた制作陣は「震災から10年目の宮城を舞台にした本作で、是非桑田さんに主題歌で参加いただきたい」と本作の企画スタート時から熱望し、その想いを実現させた。「現在(いま)がどんなにやるせなくても 明日(あす)は今日より素晴らしい」という歌詞は、それぞれに想いを抱えながら生きる登場人物たちの心情にそっと寄り添い、感動の余韻をより一層深いものにしている。

 最新予告映像は、容疑者である利根(佐藤)が泥水に顔を押し付けられながら「ふざけるな!」と叫ぶ衝撃のカットから始まり、利根を刑事・笘篠(阿部)が雨の中全力で追いかけるシーンなど鬼気迫る場面が映し出されていく。続いて主題歌「月光の聖者達(ミスタ−・ムーンライト)」が流れる中、「本当は心の優しい…私の知っている利根泰久はそういう人間です」「死んでいい人なんていないんだ」といった意味深なセリフ、利根の幸せそうな表情など、彼の秘められた過去に関わる場面が展開。桑田の優しい歌声が登場人物たちの心情にそっと寄り添うように流れ、心揺さぶる感動のドラマを予感させる映像となっている。

 主題歌について、瀬々監督は「震災のあった3月11日の夜、被災地のあちこちで星空がものすごく綺麗だったという証言が多くあった。『月光の聖者達(ミスタ−・ムーンライト)』を聴いて、まず頭に浮かんだのがそんな光景です。桑田さんのこの曲は追悼の歌のようでありながら、生きることの大切さをさりげなく差し出している。震災の直前に出された楽曲でありながら、震災以降の自分たちの心情にピタリと当てはまる気がする」と印象をコメント。

 続けて「『時代(とき)時は移ろう この日本(くに)も変わったよ』だけど、――『現在(いま)がどんなにやるせなくても 明日(あす)は今日より素晴らしい』。震災からコロナ禍、まさに今を生きる多くの人々を支えてくれるこの楽曲が、映画に大きな想いを授けてくれたと思っています」と語っている。

 映画『護(まも)られなかった者たちへ』は10月1日より全国公開。

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