堤幸彦監督、“原点回帰”50作目で伊映画祭の最優秀作品賞受賞 テーマは「精子バンク」

堤幸彦監督、“原点回帰”50作目で伊映画祭の最優秀作品賞受賞 テーマは「精子バンク」

映画『truth 〜姦しき弔いの果て〜』ティザーポスタービジュアル(C)2021 映画「truth〜姦しき弔いの果て〜」パートナーズ

数々の名作を手掛けてきた堤幸彦監督50作目となる映画『truth 〜姦しき弔いの果て〜』が、ローマ・インターナショナル・ムービーアワードで最優秀作品賞を受賞。併せて、ティザーポスタービジュアルや堤監督からのコメントが公開された。

 堤監督50作目にして、原点回帰ともいえる自主映画となる本作は、俳優・広山詞葉が発起人となり、撮影や舞台等が軒並み延期・中止となった仲間に声をかけスタートしたプロジェクト。堤監督の原案のもと、日本アカデミー賞を受賞した『明日への記憶』や『2LDK』でもタッグを組んだ三浦有為子が脚本を担当する。

 キャストには、本作のプロデューサーである広山、福宮あやの、河野知美の3人や、“忖度出演”として佐藤二朗も名を連ね、昨今話題の「精子バンク」をテーマに、ワンシチュエーションの会話劇で女の本音を描く。

 ローマ・インターナショナル・ムービーアワードで最優秀作品賞を受賞した本作。ある男性が事故死したことで、まったく違うタイプの3人の女性がひとりの男と3年前から同時に付き合っていたことが発覚し、泣き叫び、罵り合い、殴り、語り…の末、やがて3人の女性たちは、男の真実(TRUTH)にたどり着くのだが―。

 堤監督は、「コロナ禍、いくつも諦めた作品があり意気消沈していたところ、勇気と元気をくれたのは、作品を創り出すことに強い意志を持っている役者やスタッフ達でした」と語り、「私の50本目の映画がその力を出発点に、『自主的に、制約から自由に』生まれたことは、ポストコロナの作品作りの大きな礎になるでしょう」とコメント。「そしてローマを始め世界の皆さんに評価いただいたことは、そんな仲間と分かち合う何よりの勲章です。ぜひ日本公開でお会いしましょう!」とメッセージを寄せた。

 映画『truth 〜姦しき弔いの果て〜』は、2022年1月7日より全国順次公開予定。

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