かつみさゆり・さゆり、美容法で再ブレイク 52歳怒涛の人生乗り越え「今はまさに奇跡!」

かつみさゆり・さゆり、美容法で再ブレイク 52歳怒涛の人生乗り越え「今はまさに奇跡!」

かつみさゆり・さゆり クランクイン! 写真:高野広美

「ボヨヨ〜ン」のギャグと明るく前向きなキャラクターで老若男女に愛される、夫婦お笑いコンビ・かつみ◆さゆりの◆さゆり(正式表記は、◆部分がハートマーク)。近頃は美脚ショットや本格コスプレを披露するインスタ、すっぴんで美容法を紹介するYouTubeなどで、ファン層をさらに広げている。そんなさゆりに、再注目を集める現在の心境や、銀婚式を迎えたかつみとの結婚生活などを聞いた。

◆美容本発売決定で夫・かつみからかけられた言葉

 YouTubeでの美容動画が650万回再生を記録するなど、幅広い層から支持を集めるさゆり。満を持して、美脚法やスキンケア、ヘアケア、健康など、20年やって分かったノウハウをまとめたビューティー本『さゆり52歳 生き様ビューティー』が発売された。本人によるHow to写真解説や愛用アイテム、ヘルシーレシピなど、幾多の困難を経験しながらも、老けることなく若々しさを保つさゆりの今が詰まった1冊となっている。

――今回、初の美容本出版オファーを聞かれた時は、どのようなお気持ちでしたか?

さゆり:私でいいんですか?って。本を、ましてや“これまでの人生を”とかではなく美容本とうかがって、諸事情でお金もかけられず(笑)、すごいことをやってきたわけじゃない私の美容法でも本にしていいんですか?って思いました〜。

――出版が決まったときのかつみさんの反応はいかがでしたか?

さゆり:「ええやーん!」って(笑)。それがね、何年か前にかつみさんが、自分のおもしろ壮絶な人生をまとめた『借金星』っていう本を出したんです。それをかつみさん、吉本から借金して1000冊も買いはったんですよ〜。自分だけの本を売る本屋をするって(笑)。今回の私の本も最初は「売れんかったら、俺が買うたる」って言ってくれてたんですけど、コロナでお金もなくて最近は一切言いはりません(笑)。

◆自分の肌や体には過保護に お金をかけられなかったからこそ見つけた美容法

――今回の本には、これだったら気軽に自分でもできるかなと思える美容法がいっぱいですね。

さゆり:お金をかけたくてもかけられない状況だったので…。お肌や体に関しては過保護でいてあげるっていうのがこだわりなんです。鏡に映ってるその時の自分のお肌を見ながら対話してあげる感じで、「うわ、シワがこんなところにできた!」っていうのもあるんですけど、そんなことも自分で見続けて対話してあげてます。お肌っていじればいじるほど傷んだりするんで、丁寧に丁寧に、過保護に接してます。

私、つま先立ちでずっと歩いてるんですとか言ってるんですけど、絶対にさぼらず、毎日毎日きっちりしているわけではなくて。しんどい時はしないし、忘れていて“あぁ最近やってなかった”って気付いたらやることも。皆さんにも「ああ、続けれんかった〜」って三日坊主で終わって、できなかった自分にがっかりするより、「今日思い出したからやってみよ!」って思い出してやった自分を褒めてあげていただきたいなと思って。ストイックに頑張ることもすごくすてきだと思うんですけど、頑張れない時はちょっとでも頑張った自分を褒めてあげるとか、ガーッと追い込んだりするんじゃなく、自分が前向きになれる美容の取り組みをしてもらえたらすごくうれしいなって思います。

――昔から美容に対して意識が高かったのかと思ったら、本格的に始められたのは30代になってからだとか。

さゆり:コスメ的なものをしっかり買える状況ではなく、どう過ごしたかも覚えてない、睡眠時間もとれない怒涛(どとう)の20代だったんです。30代になって、コンビでレポーターのお仕事も増えるようになってからですね。食レポでお料理を食べる時にお肌が汚くて、せっかくのおいしいものがおいしく見えなかったり、紹介する商品がよく見えなかったりするのはプロとしてはあかんよねって、かつみさんと話して。よく意外だと言われるのですが、商品よりも目立って、こんな爪してはるってそっちばかりに目が行くのはよくないと思って、ネイルもしていないんです。これだけ衣装を盛り盛り派手派手にしてて、どやねん!って感じなんですけど(笑)。

◆怒涛の結婚生活25年 52年の人生、どの1年も欠かすことはできない

――かつみさんとの結婚生活も25年。銀婚式を迎えられました。

さゆり:夫婦って共に過ごす時間が、一番大事と思ってた両親、家族といた時間をも超えて一番の家族になるわけじゃないですか。同棲いれたら32年! あっという間でしたけど、まるで怒涛のジェットコースターのような…、まっジェットコースターと言うわりには上がりがあまりなくて下がり下がりだったですけど(笑)、ほんと人生七転び八転び! 転んでばっかり(笑)。それでもなんとか25年これましたーって感じです。

よく過去に戻るならどこに戻りたいですか?って質問されるんですけど、戻らさないでください!って(笑)。今この状況はまさに奇跡! 奇跡的に今この状態で、これは何かが間違ったり、人との出会いがちょっとずれてたらここにはこれていない。本当に綱渡りの人生、転げ落ち切っててもおかしくないところ、奇跡と奇跡が積み重なって今ここに立たせてもらっているんで、二度とどこにも戻りたくない(笑)。もう一回やれっていわれても、今のこう幸せって思える状態にもっていけるなんて無理だと思うんです。大変なことが起こるたび、全てが私の血となり肉となり、今の私を作ってくれたって実感してます。

――今回の本もそうですが、年齢非公開にされる方もいる中で、52歳ときっちり年齢を出されてます。

さゆり:自分で言ったらアホみたいですけど、1年1年頑張ってきたんですよ〜。本当に頑張ってきた52年、どの1年が欠けても今の私にはなれていないくらい、いろんなことを経験させてもらって、克服して、積み上げて、今の私なんですよね。どの1年も欠けさせたくなくて、自信を持って自慢の52歳っていう感じなんです。でも、まさか表紙にこんなに一番大きく“52”って書かれるとは思ってなかった(笑)。

――50代になって変化はありましたか?

さゆり:楽になりましたね。私、体とお肌に関しては40〜45歳がゴールデン期だったんですけど、45超えたときにガクッときた瞬間があって、“あ、いよいよかな”って。でも、コツコツやって50代になったら、ストンと肩の力が抜けた気がしました。お仕事もそうなんですけど、もっと頑張って結果出さなきゃ、ちゃんと次につなげて結果出さないと!と肩に力が入ってたところから、今まで培ってきた自分に自信を持って、ありのままの自分を出していけばいいのかなっていう考え方に変わって気持ちが楽になりました。

私かつみさんにあんまりお願い事したことがなくて、唯一しているお願いが、絶対に私より1日でも長く生きてねってこと。かつみさんって強い人なんで、私がいなくても全然楽しく生きていける気がするんですけど、私はかつみさんがいないと1人になったら生きていけそうにないんで、私をちゃんと看取ってから死んでねってお願いしてるんです。でも、かつみさんの想定では、かつみさんが127歳、私は120歳まで生きるらしく、人生百年でもまだ折り返してないんです(笑)。(取材・文:編集部 写真:高野広美)

 『さゆり52歳 生き様ビューティー』は、ヨシモトブックスより発売中。価格は1430円(税込)。

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