<ひなくり2021>日向坂46、縦横無尽にファン“おひさま”の元へ 笑顔あふれるステージで魅了

<ひなくり2021>日向坂46、縦横無尽にファン“おひさま”の元へ 笑顔あふれるステージで魅了

日向坂46「ひなくり2021」12月25日公演 撮影:上山陽介

日向坂46が24日、25日に千葉県・幕張メッセ 国際展示場9-11ホールでクリスマスライブ「ひなくり2021」を開催。メンバーはトロッコやフロートで広大な会場を縦横無尽に回り、“おひさま”(日向坂46ファンの愛称)と共に笑顔あふれるステージとなった。

広大なステージを縦横無尽に “おひさま”の元へ


 けやき坂46からの改名後、昨年に続き3度目の開催となったクリスマス公演。グループにとって悲願であった東京ドームにて開催される予定だった2020年の公演は新型コロナウイルス感染拡大の影響で無観客配信に。有観客となった今回の“ひなくり”の開催地についてもコロナ禍が続く中、東京ドームの予定から幕張メッセへと変更となったが、「ひなくり」史上最大規模での開催となった。

 この日のステージは最新シングル「ってか」の収録曲「アディショナルタイム」で開幕。フードがついた紫と白のコート風衣装で登場したメンバーはセンターポジションの金村美玖を筆頭にクールなパフォーマンスで会場を盛り上げた。

 続けて「膨大な夢に押し潰されて」「ソンナコトナイヨ」と歌い上げると、MCコーナーへ。佐々木久美は「ついに『ひなくり2021』2日目にしてラストの公演が始まりました! 最初からおひさまの皆様もギアぶちアゲでめちゃくちゃ盛り上がってくださって本当にありがとうございます」と感謝し、加藤史帆は「今日は世界中で一番幸せな空間にしましょう」、渡邉美穂は「頑張ってこの会場全員の人と目を合わせるくらいの勢いでいきたいなと思っている」と意気込みを伝えた。

 その後、ステージ上空から大きな長靴の形をしたパネルが降下。長靴に取り付けられた扉を開いてステッキを持って登場したメンバーたちは、佐々木美玲のセンター曲「アザトカワイイ」をキュートに披露した。

 私服風のファッションで歌った「好きということは...」では1期生メンバーがタオルを振り回し、会場のボルテージは急上昇。「世界にはThank you!が溢れている」ではピンクのワンピース姿の2期生メンバーが美声を響かせ、上村ひなの、高橋未来虹、森本茉莉、山口陽世の3期生は「この夏をジャムにしよう」でフレッシュな魅力を弾けさせる。

 各期生は歌唱時、トロッコに乗って広い会場を縦横無尽に動き回り、会場中のおひさまひとりひとりと目を合わせると、うちわやカンペのリクエストに応えて楽しませていた。

 加藤のソロ曲「嘆きのDelete」ではゴージャスなホワイトドレスに身を包んだ加藤が力強くも切ない歌声で歌唱。富田鈴花、松田好花からなる“花ちゃんズ”は、サイリウムによって黄色一色に彩られた会場でアコースティックギターをかき鳴らし「まさか偶然...」を歌い上げた。

“前方ステージ”と“後方ステージ”で同時パフォーマンス


 11曲目「川は流れる」を会場後方のステージで披露したところで、2回目のMCへと突入。佐々木久美は「始まりはあっち(会場反対側のメインステージ)のステージの方でやらせていただいたんですけど、トロッコに乗ってきたりしてこっちまで来ちゃいましたー!」とおひさまへ手を振った。

 そして「最初に美穂が、全員のおひさまと顔を合わせたいって言っていたのは伏線だったってこと?」と渡邉に尋ねると、渡邉は「実はそうなんですよ。『皆さんの近くに行くから覚悟しておいてくださいね』って最初言おうかと思ったんですけど、盛大なネタバレになるかなと思って、ちょっとこらえました(笑)」と告白。佐々木久美は「伏線回収できましたね」、加藤は「かっこいいわ!」と感心していた。

 MC後、「HINATAZAKA」と記され電飾でキラキラと輝く機関車型のフロートが現れると、メンバーが乗り込む。「ホントの時間」「何度でも何度でも」「日向坂」といった楽曲に乗せて機関車が会場をまわり、上に乗ったメンバーたちは手を振ったり指を指したりと多くのおひさまに笑顔を向けた。

 後半戦、15曲目の「My Fans」ではメンバーが観客を挟んで会場前方のメインステージと、後方のステージに向かい合うように分かれ、一方は炎の噴き上がるステージで赤のドレス、もう一方は水がカーテンのように流れるステージで青のドレスにそろえたメンバーが激しくおひさまを鼓舞。サイリウムも手伝って会場は赤と青の2色に分かれ、歌詞にある「たとえ水の中 たとえ火の中」を表現するかのような幻想的な演出となっていた。

 赤と青に分かれたメンバーが合流するとキラーチューン「キツネ」で盛り上がりは最高潮に。17曲目「ってか」に続く「誰よりも高く跳べ!2020」では、冠番組『日向坂で会いましょう』でMCを務めるオードリー春日俊彰のギャグ「カスカスダンス」を楽しそうに振り付けに取り入れていた。

 「思いがけないダブルレインボー」では、サイリウムによって虹色に演出された会場にサンタクロース風の衣装のメンバーたちが現れ、笑顔全開で“ハッピーオーラ”を振りまく。

 最後にはトロッコに乗ったメンバーが、色とりどりのサイリウムを手にした観客の間を、まるで虹を渡るように横断しながら歌う「JOYFUL LOVE」で本編を締めくくった。

「ついにあの場所に行ける」東京ドーム公演を発表


 ライブTシャツ姿のメンバーが再登場したアンコール1曲目は、加藤の「おひさまとのひなくりしか勝たん!」という掛け声で始まった「君しか勝たん」。

 続くMCで佐々木久美が「なんと今日、発表があります。喜んでもらえるかな?」と切り出すと、モニター上で「3周年記念MEMORIAL LIVE 〜3回目のひな誕祭〜」の開催が発表される。

 そして佐々木久美が「私たちの口から場所を皆さんに発表させていただきたいと思います! 場所は...」と言うと、メンバーは「東京ドーム!!」と声をそろえた。

 モニターには「おひさまの皆さん待っててくれて、ありがとう」「一緒に行こう 約束の彼の地。」と文字が浮かび上がり、メンバーの目から涙が流れる。佐々木久美は、2019年の“ひな誕祭”で2020年の“ひなくり”が東京ドームで公演されることが発表された時のことを振り返り「それから何回も延期されてしまって。ずっと東京ドームでやるっていうのがやっぱり夢のひとつでもあったし、ずっとおひさまの皆さんが待ってくださっているのに、私たちは全然東京ドームでライブをすることがなかなか叶わなくて、ずっと待ってくださっている皆さんにも申し訳ない気持ち」と語った。

 また「だけどどうすることもできなくて、すごくもどかしい気持ちでいたんですけれども、ついに来年の3月に東京ドームでやらせていただくことになりました」と口にし、「少しは日向坂46として自信をつけて活動できるようになりましたし、2年経って改めて私たちの口から『東京ドームでやるよ』って皆さんにお知らせできたのが本当にうれしいです」と歓喜。

 さらに「最高のひな誕祭をお届けしたいと思います。皆さん待っていてください!」と呼びかけ、「ついにあの場所に行けるという最高の気持ちで、最後にあの曲を歌いたいと思います」と、東京ドーム公演への思いを込めた「約束の卵2020」を歌い上げると、「ひなくり2021」は最高潮の盛り上がりの中、幕を下ろした。

 日向坂46「ひなくり2021」セットリストは以下の通り。

OVERTURE
1:アディショナルタイム
2:膨大な夢に押し潰されて
3:ソンナコトナイヨ
4:アザトカワイイ
5:好きということは...
6:世界には Thank you!が溢れている
7:この夏をジャムにしよう
8:嘆きのDelete
9:まさか偶然...
10:こんなに好きになっちゃっていいの?
11:川は流れる
12:ホントの時間
13:何度でも何度でも
14:日向坂
15:My fans
16:キツネ
17:ってか
18:誰よりも高く跳べ!2020
19:思いがけないダブルレインボー
20:JOYFUL LOVE
<アンコール>
EN1:君しか勝たん
EN2:約束の卵2020

 日向坂46「3周年記念MEMORIAL LIVE 〜3回目のひな誕祭〜」は3月30日、31日に東京ドームにて開催。

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