乃木坂46・星野みなみ「みんなが好きだからがんばれた」 涙と笑顔あふれた卒業セレモニー

乃木坂46・星野みなみ「みんなが好きだからがんばれた」 涙と笑顔あふれた卒業セレモニー

乃木坂46「星野みなみ 卒業セレモニー」

乃木坂46が12日、東京国際フォーラム ホールAで、1期生・星野みなみの卒業公演「星野みなみ 卒業セレモニー」を開催した。本イベントでグループからの卒業、芸能界引退となる星野は「みんなが優しいから優しくなれたし、みんなが好きだからがんばれた」とメンバーへの感謝を口にした。

齋藤飛鳥とのユニット曲で涙こらえきれず


 オープニングは乃木坂46のデビュー曲「ぐるぐるカーテン」からスタート。最初のトークでキャプテンの秋元真夏は「とうとうみなみの卒業セレモニー、乃木坂46として最後の日がやってきました」と話すなり、早くも涙。星野は「泣くの早い〜!」と笑い「泣かないの」と秋元の頭をなでた。一方の星野は「実感があまりなくて不思議な気分です」と口にした。

 その後は、1期生の星野、秋元、樋口日奈、齋藤飛鳥、和田まあやの5人で星野が「手の振り付けがかわいくて好き」と語る「指望遠鏡」をキュートに披露。続く「失いたくないから」では、星野がひとりひとりと頭を寄せ合いながらしっとりとパフォーマンスし、曲の最後には5人でぎゅっと寄り添って1期生の絆を確かめ合った。

 歌い終わると、星野は「みんな大好きだよ」と1期生への愛を告白。星野が「気持ち悪いんじゃないかなって特別すぎて。1期生にこだわりすぎてる気もしちゃうけど、そのくらい…卒業していったメンバーのことも好きだし、みんな良い人すぎる」と語ると、秋元は「みなみもだよ」と告げた。

 さらに星野は4期生と「シャキイズム」、3期生と「ロマンティックいか焼き」、2期生と「Am I Loving?」を続けて披露。モニターには星野の手書き文字で各期生に向けたメッセージが映し出された。

 加入前から星野のことが“推し”だという3期生の向井葉月とは、2人で「無口なライオン」をパフォーマンス。星野と見つめ合うと、向井は涙を堪えきれず、星野の胸の中で涙を流した。星野と齋藤は2人で「制服を脱いでサヨナラを・・・」を歌唱。曲中に齋藤は「こうやってみなみと私が隣で歌ったり踊ったり、何回したんだろうね」と切り出し「初期からもよくしゃべったりしてたから、思い出も…」と続けると、星野に背を向けて涙した。ここまで笑顔だった星野も「泣かないって言ってたじゃん。飛鳥が泣くと泣くんだけど」と大粒の涙を流した。

 本編ラストは星野が「すごい好きな曲だし、ぎゅーっと最後は楽しくみんなで密着して終わりたいなと思って選んだ」と語る「おいでシャンプー」を全員で披露。秋元が「みなみのことが〜?」と声を上げると、メンバーは「大好き!」と声をそろわせ、最後は星野の希望通り「ぎゅーっ」として、本編の幕を閉じた。

星野みなみの卒業スピーチ 1期生へ贈った言葉


 アンコールで星野は「緊張しちゃう」と笑いながら、薄紫のドレスで登場。このときに思ったことを話そうと思い、言葉をあまり用意してこなかったという星野はまず、「たくさんパワーをありがとうございます」とファンに感謝。ライブが乃木坂46の仕事の中で1番好きだったと話し「最後がライブでよかったな、って改めて思いました」とかみしめた。

 星野が乃木坂46に入ったのは約10年前。友達の勧めでオーディションを受けたという星野は「まさか受かると思ってなくて。最初はなんで私なんだろう?っていう気持ちがすごくあって」と振り返る。始めは自信がなかったといい「その自信のなさがみんなに伝わっちゃって、選抜じゃなくなったときもあったんですけど、そこでファンの方が『どんな場所でも応援するよ』って言ってくれて。特別な特技がなくても、一人でも応援してくれてる人がいるってすごい特技だなって思って」とファンの支えもあり、自分のことが好きになれたと語った。

 星野が「最後ちょっとだけ」とメッセージを伝えたのは1期生のメンバー。秋元には「すぐに人を受け入れてくれる優しい人。乃木坂のために一生懸命で、ついていきたくなるキャプテンだな、支えたくなるキャプテンだなと思います。優しい真夏が大好きです」、齋藤には「スペインに一緒に行ったときに本音で話し合えたのが楽しかった思い出。これからはお友達として仲良くしてください」と言葉を送った。

 続けて樋口には「よく連絡くれたりとか、ちょっと暗い顔してると『大丈夫って?』抱きついてきてくれたり…ひなちまにとっては、さりげなく言った言葉だと思うけど、すごいそれに助けられて、こんな温かい人が側にいてくれたからがんばれたんだなって思いました」、和田には「いつも笑わせてくれた存在。みんなのことを笑顔にしてくれるすてきな子。いつも笑顔にしてくれてありがとう」と感謝を伝え「すてきなメンバーがいっぱいいるので、みなさん、乃木坂のメンバーのことをよろしくお願いします」と投げかけた。

「10年間すごく楽しかったし、本当にやり切りました」


 メンバーから星野へ思いを伝える場面では、4期生の掛橋沙耶香、3期生の向井、2期生の北野日奈子、1期生の樋口が思いを伝えた。

 向井は涙ながらに「何年か前に『私が選抜に入るまで待っていてください』って言ったら、みなみさんは『がんばってね』とか『待ってるね』とかじゃなくて『え〜? 早くね』って言ってくれたんです。でもそれが私の気張っていた心をすごく救ってくれるものでした」と回顧。「その夢は間に合わなくて叶わなかったけど、今日2人で立てたステージはそれ以上に本当に幸せな時間でした」と声を震わせた。最後に向井が「みなみちゃん」と呼ぶと、星野は「やっと呼んだ!『みなみちゃん』って」と喜び「『みなみちゃんのおかげで(乃木坂に)入りました』って言われるのが夢だったから、葉月がその夢を叶えてくれた」と笑った。

 樋口は、選抜とアンダーで一緒に仕事に行ったときの思い出を挙げ「当時は選抜のメンバーがすごく知られていたから、スタッフさんにアンダーメンバーである私たちが乃木坂ってわかってもらえなかった。そのときに、みなみが自分のことのように『この子たちも乃木坂なんですけど』って言ってくれたのがすごく心に残っていて」と涙ながらに振り返り「『どんなことがあっても、私はこの人の味方でいたいな』ってその瞬間に思いました」とコメント。「本当に思い返すと、つらいときにはみなみがいつも明るく側にいてくれた。乃木坂のメンバーとして出会ったけど、これからは親友としてまた明日から始まると思うと、不思議ですけど楽しみです」と言葉を贈り、抱き合った。

 秋元も、自分が休業して復帰したときに最初に話しかけてくれたのは星野だったと明かし「みなみの優しさに救われた人はすごいいたと思う」と涙。星野は「みんなが優しいから優しくなれたし、みんなが好きだからがんばれた。それだけでがんばれた。みんな大好きだよ。ありがとう」と感謝を伝えた。

 最後に「あらかじめ語られるロマンス」を歌い上げると、星野は「10年間すごく楽しかったし、本当にやり切りました」と目を潤ませながらも笑顔。会場のファンが「10年間可愛いをありがとう」というメッセージを掲げると、星野は何度も感謝を伝え「うれしい。大満足です。本当にうれしい気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました」とステージを後にした。

 乃木坂46「星野みなみ 卒業セレモニー」のセットリストは以下の通り。

OVERTURE
M1:ぐるぐるカーテン
M2:指望遠鏡
M3:失いたくないから
M4:シャキイズム
M5:ロマンティックいか焼き
M6:Am I Loving?
M7:無口なライオン
M8:Threefold choice
M9:制服を脱いでサヨナラを・・・
M10:全部 夢のまま
M11:そんなバカな・・・
M12:おいでシャンプー

EN1:初恋の人を今でも
EN2:あらかじめ語られるロマンス

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