第42回ラジー賞結果 『ダイアナ ザ・ミュージカル』が最多5部門受賞

第42回ラジー賞結果 『ダイアナ ザ・ミュージカル』が最多5部門受賞

『ダイアナ ザ・ミュージカル』ラジー賞最多5部門を受賞 写真提供:AFLO

その年に公開された最低映画に贈られるゴールデンラズベリー賞(通称ラジー賞)。今年も例年通り、アカデミー賞の前日にあたる現地時間の26日に受賞結果が発表され、ウィル・スミスが名誉挽回賞を受賞、『ダイアナ ザ・ミュージカル』が最低映画賞はじめ最多5部門を獲得した。

 見事(?)最多受賞を果たした『ダイアナ ザ・ミュージカル』は、ダイアナ妃の半生を描くブロードウェイ・ミュージカルを、上演に先駆け収録し、Netflixで配信したもの。The Hollywood Reporterによると、9部門のでミネートされていたが、最低映画賞、最低主演女優賞、最低助演女優賞、最低監督賞、最低脚本賞の最多5部門を受賞した。

 次点となったのは『スペース・プレイヤーズ』で、最低主演男優賞のほか、レブロン・ジェームズ&彼がドリブルしたワーナーのカートゥーンキャラクター(もしくはタイム・ワーナーの製品)が最低スクリーンカップル賞、最低リメイク・パクリ・続編賞の3部門に輝いた。

 今年は、2021年の1年間に8作品も出演したブルース・ウィリスを称えて、「ブルース・ウィリスの最低演技賞2021」なるカテゴリーが特設されたが、こちらは『コズミック・シン』が選ばれた。

 また、過去にラジー賞で酷評された中から、その年功績を上げた人に贈られる名誉挽回賞は、『ドリームプラン』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされていウィル・スミスが受賞した。ほかに、『ベルファスト』に出演のジェイミー・ドーナンや、『Pig(原題)』の評価が高いニコラス・ケイジなどが候補に挙がっていたという。

第42回ゴールデンラズベリー賞主な受賞結果は以下の通り(★が受賞作品)。

■最低映画賞
★『ダイアナ:ザ・ミュージカル』
『インフィニット 無限の記憶』
『Karen(原題)』
『スペース・プレイヤーズ』
『ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ』

■最低主演男優賞
スコット・イーストウッド『Dangerous(原題)』
ロー・ハルトランフ『ダイアナ:ザ・ミュージカル』
★レブロン・ジェームズ『スペース・プレイヤーズ』
ベン・プラット『ディア・エヴァン・ハンセン』
マーク・ウォルバーグ『インフィニット 無限の記憶』

■最低主演女優賞
エイミー・アダムス『ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ』
★ジーナ・デ・ヴァール『ダイアナ:ザ・ミュージカル』
ミーガン・フォックス『Midnight in the Switchgrass(原題)』
タリン・マニング『Karen(原題)』
ルビー・ローズ『ヴァンキッシュ』

■最低助演男優賞
ベン・アフレック『最後の決闘裁判』
ニック・キャノン『ザ・ミスフィッツ』
メル・ギブソン『Dangerous(原題)』
ギャレス・キーガン『ダイアナ:ザ・ミュージカル』
★ジャレッド・レト『ハウス・オブ・グッチ』
 
■最低助演女優賞
エイミー・アダムス『ディア・エヴァン・ハンセン』
ソフィー・クックソン『インフィニット 無限の記憶』
エリン・デイビー『ダイアナ ザ・ミュージカル』
★ジュディ・ケイ『ダイアナ ザ・ミュージカル』
タリン・マニング『Every Last One of Them(原題)』

■ブルース・ウィリスの最低演技賞2021(特別賞)
ブルース・ウィリス『American Siege(原題)』
ブルース・ウィリス『Apex(原題)』
★ブルース・ウィリス『コズミック・シン』
ブルース・ウィリス『Deadlock(原題)』
ブルース・ウィリス『Fortress(原題)』
ブルース・ウィリス『Midnight in the Switchgrass(原題)』
ブルース・ウィリス『Out of Death(原題)』
ブルース・ウィリス『サバイバル・シティ』

■最低スクリーンカップル賞
不器用なキャスト&貧弱な歌詞(もしくは振付)の曲『ダイアナ:ザ・ミュージカル』
★レブロン・ジェームズ&彼がドリブルしたワーナーのカートゥーンキャラクター(もしくはタイム・ワーナーの製品) 「スペース・プレイヤーズ」
ジャレッド・レト&重いラテックスのメイク顔、気持ち悪い服、奇妙なアクセント『ハウス・オブ・グッチ』
ベン・プラット&プラットが常に歌っていることを普通のことかのように振舞うキャラクター 『ディア・エヴァン・ハンセン』
トム&ジェリー(またの名をイッチー&スクラッチー (アニメ『ザ・シンプソンズ』の劇中アニメ))「トムとジェリー」

■最低監督賞
★クリストファー・アシュレイ『ダイアナ:ザ・ミュージカル』
スティーブン・チョボスキー『ディア・エヴァン・ハンセン』
コーク・ダニエルズ『Karen(原題)』
レニー・ハーリン『ザ・ミスフィッツ』
ジョー・ライト『ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ』

■最低脚本賞
★ジョー・ディピエトロ『ダイアナ:ザ・ミュージカル』
コーク・ダニエルズ『Karen(原題)』
カート・ウィマー、ロバート・ヘニー『ザ・ミスフィッツ』
ジョン・ラゾール、サリー・コレット『スティーラーズ』
トレイシー・レッツ『ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ』

■最低リメイク・パクリ・続編賞
『Karen(原題)」(「クルエラ」の意図しないリメイク)
★『スペース・プレイヤーズ」
『トムとジェリー」
『スティーラーズ』(『オリバー・ツイスト』のラップリメイク)
『ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ』(『裏窓』のパクリ)

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