ジェフ・ゴールドブラム、かつて日本のCMに出演「ナンバー1の思い出だ!」

ジェフ・ゴールドブラム、かつて日本のCMに出演「ナンバー1の思い出だ!」

映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』ジェフ・ゴールドブラム演じるイアン・マルコム博士(C)2022 Universal Studios and Amblin Entertainment. All Rights Reserved

世界興行収入累計5000億円以上を記録している「ジュラシック」シリーズの最新作にして完結編となる映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』がついに公開された。本作では、『ジュラシック・パーク』シリーズで活躍したサム・ニール演じるアラン・グラント博士、ローラ・ダーン演じるエリー・サトラー博士、前作でカムバックしたジェフ・ゴールドブラム演じるイアン・マルコム博士のレジェンドキャスト3人が再集結することでも熱い注目を集めている。インタビューに応じてくれたジェフに、2人と再会した時の状況や、93年公開のオリジナル版への思い、さらに、かつて日本でCM出演していたことについて聞いた。

――サム・ニールさん、ローラ・ダーンさんとは再共演するまで連絡を取り合っていましたか?

ジェフ・ゴールドブラム(以下ジェフ):連絡は取りあっていたよ。でも、結局あれ以来一緒にスクリーンで共演することはなかった。だから、今回彼らとまたクリエイティブな時間を共有できたことは、本当に素晴らしい経験だったよ。彼らは世界でもっとも素晴らしい役者のひとりだからね。再会できただけじゃなく、『ジュラシック』の世界でまた共演するというのは本当に不思議な感じだった。撮影中は、スタジオ近くのホテルに妻と子供と宿泊したんだけど、サムとローラは僕より先にホテルに着いてたんだ。でも2人は僕の到着を待っててくれて、わざわざ迎えに来てくれたんだよ! それから数ヵ月一緒に過ごして、役作りをしたのはもちろんだけど、歌を歌ったりもしてね。本当に楽しかった。

――1993年公開の第1作『ジュラシック・パーク』への出演は、ジェフさんにとってどのような経験でしたか?

ジェフ:『ジュラシック・パーク』への出演は、私にとって本当に誇れることだ。監督は巨匠スピルバーグだし、原作はマイケル・クライトン。彼らは、観客が大興奮する作品を見事に作り上げた。僕自身、演じていて本当に楽しかったし、まさに映画に新しいテクノロジーが誕生した瞬間に立ち会ったんだ。ILM(インダストリアル・ライト&マジック)のデニス・ミューレンと、アニマトロニクスでオスカーを受賞したスタン・ウィンストンが、まだ誰も見たことのなかった新しい恐竜を生み出した。

 その誕生の瞬間を、観客と同様に僕たちも本当に驚きを持って迎えた。本当に、本当にすごかったんだ! 命を吹き込まれた全く新しい恐竜の姿に、満員の観客がみんな興奮して一喜一憂している。それを目の当たりにすることができて、本当に興奮したのを覚えている。あの作品に出演して以降みんなが話かけてくれるしね。本当に大きな影響を与えた映画だったと思う。今でも素晴らしい経験をさせてもらっているよ。

――スピルバーグ監督とトレボロウ監督の演出の違いを教えてください。

ジェフ:どちらも素晴らしい映画監督だよ。もちろん、スピルバーグはもはや言葉もいらない唯一無二の名監督だ。そしてコリンも最高の仕事をする素晴らしい監督。役者とのコラボレーションをとても大事にするし、親切で寛大、そしてキャラクターに対して深い洞察力を持っているね。僕が演じたマルコムというキャラクターが、この30年の間にどんな経験をしたのか深く話し合ってくれたし、本当に密にコラボできたんだ。彼は想像力があり、頭がよくてセンスがいい。そしてブレない。本当によくわかってるんだよ。だから出来上がった映画を観て、思わずコリンに「ありがとう」と言ったんだ。僕の演じる役を本当に“いい感じ”に見せてくれたからね。彼には10点満点のゴールドプラムポイントをあげよう。これ以上はない点数だからね!

――今作では再び恐竜に襲われますが、マルコム博士が経験した30年前の教訓は活きましたか?

ジェフ:なるほど、いい質問だね。マルコムは以前、恐竜と対峙して死に直面し、生き延びた。それは性格を変えてしまうほどの経験だったはずだ。全ての命を尊く感じるようになったはずだし、生命は本来あるべき場所に存在すべきだと痛感したと思う。マルコムは何をどう大事にするべきかが分かったんだ。だからこそ、二度と恐竜に近づきたくなかったはず。でも残念ながら、あの世界は恐竜が世界中に存在してしまっている。テクノロジーというものは、愚かに使われるべきものではなく、人類が恩恵を受け、この世界の全ての生命の安全のために使われるべきなんだ。彼はそのために戦っているんだよ。確かに彼は恐竜を経験してはいるけど、きっと初めての感覚に近かったんじゃないかな。あ、でもネタバレはしないよ。マルコムが生き残れるかどうかは、映画を観てのお楽しみだ(笑)。

――ところで日本では90年代、あなたが出演した半導体のCMがよく流れていて、子どもながら印象に残っています。あなたが砂漠を歩きながら語る渋いCMで…。

ジェフ:ローム(※)だ!! 知ってるかい? あれは本当にいい半導体なんだ! あのCMに出演したことは本当に誇らしいね。

※京都府の電子部品メーカー。1997年にジェフ・ゴールドブラムが出演するCMが放映されていた。

――ポーズの再現ありがとうございます(笑)。これまで演じられた役で、一番印象に残っている役はありますか?

ジェフ:やっぱりローム! 脳裏に残っているのは、やっぱりロームだね。ナンバー1の思い出だ! そうだね、その次はやっぱり『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』だ。最近の体験だし、やっぱり印象的だ。まだ浸っていると言ってもいい。少しずつ離れていってる最中だけどね。僕自身、常に学び続ける“生徒”だと思っている。常に自分を磨いていかなければならないし、努力していかなければいけない。そう思っているんだ。そういった意味でも、本作は本当に素晴らしい体験だった。特に今回の共演者たち、クリス・プラットやブライス・ダラス・ハワード、サムやローラたちは忘れられない存在になった。ほかの共演者たちももちろんね。今日は取材してくれてありがとう!(取材・文:編集部)

 映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は公開中。

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