高山みなみがナレーション「シッチェス映画祭2022」予告完成 世界各国から上陸の6本紹介

高山みなみがナレーション「シッチェス映画祭2022」予告完成 世界各国から上陸の6本紹介

「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2022」ポスター

10月21日より開催される「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2022」の予告編が完成。第9回目となる今年のナレーションは声優の高山みなみが担当し、バラエティーに富んだ6本の上映作品を表現力豊かな声で紹介している。

 1968年に創設されたシッチェス映画祭は、スペイン・バルセロナ近郊の海辺のリゾート地シッチェスで毎年10月に開催される、国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の映画祭。SF、ホラー、サスペンスなどのジャンル映画を特化して扱い、ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭、ポルト国際映画祭と並ぶ「世界三大ファンタスティック映画祭」の1つとされる。

 「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション」は、シッチェス映画祭で上映された作品の中から厳選した作品を日本で上映する、同映画祭公認の映画祭。2012~15年に開催された後、2018年、3年ぶりに完全復活。その後も毎年開催され、今年で9回目を迎える。

 今回上映される作品は、『パラミドロ』『ヴィーガンズ・ハム』『ゾンビ・サステナブル』『ぼくのデコ 23歳のヴァンパイア兄貴』『ビハインド・ザ・ドア 誘拐』『呪われた息子の母 ローラ』の6本。ホラーコメディからサスペンス、アクションまで、バラエティに富んだラインナップとなっている。

 このたび、10月21日より開催される同映画祭の予告編(9月13日18時より公式サイトにて解禁)が完成。ナレーションを、『名探偵コナン』の江戸川コナンや『忍たま乱太郎』の乱太郎など多くのアニメキャラを担当する声優の高山みなみが担当し、6本の上映作品を表現力豊かな声で紹介している。

 予告編は、高山の「さあ、今年もいくよ!」「“ハズレ無し”の極上の映画祭が再び開幕!」「困るんだよ、こんなにすごい映画ばっかり用意されるとさ」と弾むように語る声から始まる。

 続いて、各作品の映像と共に作品を紹介。「突然の出会いは悪夢の始まり。危険な相乗りに乗ったら最後。彼女の隣に座ってはいけない…『パラミドロ』」、「お肉屋さんが求める新鮮な食材。それは、菜食主義者の人肉。仲良し夫婦が手掛ける、あっと驚く新商品、『ヴィーガンズ・ハム』」、「ゾンビだらけの世紀末。人類存続の鍵となる少女を守るため、命をかけた戦いが今始まる!『ゾンビ・サステナブル』」、「吸血鬼になってしまった兄。生かすか?殺すか?究極のジレンマに悩む弟の決断とは!『ぼくのデコ 23歳のヴァンパイア兄貴』」と続く。

 さらに、「突然誘拐された少年たち。迫り来る犯人と謎の組織。監禁された彼らの運命は!?『ビハインド・ザ・ドア 誘拐』」、「カルト教団に追われる親子。謎の病に苦しむ息子と、秘密を抱える母。2人がたどる、悲しい逃避行…『呪われた息子の母 ローラ』」と読み上げる。そして最後は「ただの流行り物とはわけが違う!日常が変わる衝撃体験!」とアピールしている。

 「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2022」は、10月21日から11月10日までヒューマントラストシネマ渋谷、10月21日から11月3日まで池袋HUMAXシネマズ、11月よりシネマスコーレ、10月28日から11月17日までシネ・リーブル梅田、11月4日から11月17日までアップリンク京都、11月5日から11月25日までCinemaKOBEにて開催。

 上映作品6本の詳細は以下の通り。

「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2022」上映作品

■『パラミドロ』(スペイン/2021年)

 ライドシェアでひとつのバンに乗り合わせた4人の男女が、峠越えの途中で怪我を負った女性ハイカーに遭遇、病院に運ぼうとしたことから命の危険と向き合うハメになるハイテンションなロードホラー。生き残るためのルールは「決して彼女の隣に座ってはいけない!」。ストレートなグロ描写に加えて、ミソジニー(女性蔑視)を抱えた古風な男性とパワフルな女性たちの心理バトルも同時進行。裏テーマとして現在のジェンダー問題も織り込んだ野心作だ。

■『ヴィーガンズ・ハム』(フランス/2021年)

 コメディアン出身のファブリス・エブエが監督と主演を兼ねたブラックコメディ。ヴィンセントとソフィーは結婚30年。すっかり倦怠期に陥り、家業である肉屋の経営も厳しい。ある日、店がヴィーガンの活動家たちに荒らされ、ヴィンセントが犯人の一人を殺してしまう。死体処理に困ったヴィンセントはハムに加工するが、ソフィーの勘違いでそれを店頭に出すと図らずも人気商品に…。戦慄の人間狩りと夫婦愛を両立させた、不謹慎な笑いが満載の痛快作。

■『呪われた息子の母 ローラ』(アイルランド、アメリカ、イギリス/2021年)

『ザ・カナル 悪魔の棲む場所』(別題:運河の底)のアイヴァン・カヴァナー監督が、『ハロウィン KILLS』のアンディ・マティチャックを主演に迎え、カルト集団に追われる親子の恐怖を描く逃亡劇。カルト教団から逃げ出して8年が経ち、シングルマザーとして息子デイヴィッドを育てていたローラ。ところが教団信者に襲撃され、それ以降デイヴィッドは謎の奇病で苦しめられる。やがて明かされる、ローラが封印していた衝撃の真実とは。マティチャックが狂気スレスレの母親を熱演。

■『ゾンビ・サステナブル』(オーストラリア/2021年)

 『サイバー・ゴースト・セキュリティ』のキア・ローチ=ターナー監督が、『マッドマックス』とゾンビ映画をミックスさせた2014年のデビュー作『ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ』と同じ世界観で新たに描く、世紀末バイオレンスアクションホラー。人類の大半がゾンビ化した近未来のオーストラリアで、悪らつなボスに反旗を翻した兵士リースと反乱軍が、ゾンビウィルス治療のカギを握る少女を救出する危険なミッションに挑む。

■『ビハインド・ザ・ドア 誘拐』(アメリカ/2020年)

 何者かに拉致されてしまった12歳のボビーとケヴィン。ボビーは放り込まれた車のトランクからからくも逃げ出すが、人里離れた屋敷からケヴィンの悲鳴が聞こえてくる…。スタンリー・キューブリック監督作『シャイニング』やリチャード・ドナー監督作『グーニーズ』をこよなく愛する監督コンビが、ジュブナイルものと絶叫ホラーを融合。斧を振り回して襲いかかる誘拐犯と、背後にうごめく謎の組織の陰謀。果たして2人を襲った者の正体とは…。

■『ぼくのデコ 23歳のヴァンパイア兄貴』(アイルランド/2021年)

 2012年のシッチェス映画祭を沸かせた、ピエロによる奇想天外な殺戮ショーを描く『道化死てるぜ!』のコナー・マクマホン監督が贈るホラーコメディ。スーパーマーケットで働くティーンエイジャーのマットに驚天動地の事実が発覚。なんと兄のデコが、ヴァンパイアになってしまったのだった。マットは「兄を生かすべきか、それとも杭を打ち込んで滅ぼすべきか」の二択に引き裂かれるハメに。原題は、『ぼくのエリ 200歳の少女』の英語タイトル『LET THE RIGHT ONE IN』をパロディ化した『LET THE WRONG ONE IN』。

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