森山未來出演『i ai』特報解禁 東京国際映画祭に正式出品決定、主演は富田健太郎に

森山未來出演『i ai』特報解禁 東京国際映画祭に正式出品決定、主演は富田健太郎に

映画『i ai』ティザービジュアル(C)2022「i ai」製作委員会

森山未來が出演するマヒトゥ・ザ・ピーポー監督の映画『i ai(アイアイ)』が、10月24日から開催される第35回東京国際映画祭のアジアの未来部門に正式出品され、10月25日、ワールド・プレミア上映としてお披露目となることが決まった。また、主演を若手俳優の富田健太郎が務めることが発表され、ティザービジュアル、特報映像、場面写真が解禁された。

 期待も未来もなく、単調な日々を過ごしていた若者コウの前に現れたバンドマン・ヒー兄(森山)。圧倒的な存在感と強引さに巻き込まれ、音楽、そしてバンド仲間と出会い、コウは人生の輝きを取り戻し始める。そんななか、突然訪れたヒー兄の死―。本作は、生と死の境界線を越えてもなお大切な存在に、さよならの定義を投げかける、出会いと別れ、そして再び出会う、祈りのような青春映画。

 ヒー兄役の森山は、脚本に感銘を受けオファーを即決、圧倒的な存在感で鮮烈な印象を残す。主人公コウ役は、約3500人が参加したオーディションで富田健太郎がその座を射止めた。2013年の俳優デビュー以降、ドラマ、映画、舞台と活躍の場を広げる富田は、映画初主演となる今作で、人生を変える憧れの存在との出会いと別れをみずみずしく繊細に演じる。

 監督は、本作が初監督・脚本となるマヒトゥ・ザ・ピーポー。ロックバンド・GEZANの作詞・作曲、ボーカル、ソロのほか、青葉市子とのNUUAMMなどで活動。レーベル主宰、音楽以外でも小説、映画『破壊の日』主演(豊田利晃監督)、フリーフェス・全感覚祭や反戦デモの主催など、独自のレイヤーによるカルチャーをつむぐ活動で唯一無二の世界を作り上げた。本作の主題歌、音楽も手がける。撮影は、木村伊兵衛写真賞受賞の写真家・佐内正史。製作は『百円の恋』『アンダードッグ』などを手がけたスタジオブルー。

 解禁された場面写真は、真っ赤な衣装をまとったコウが花びらの舞う海に浮かぶ幻想的なワンシーン。特報映像では、揺らぎ燃える赤い炎に包まれてギターを弾くかげろうが映し出される。

 マヒトゥ・ザ・ピーポー監督は「耳をすませば潮騒の向こうから聞こえてくる鼻歌、ギターアンプの真空管が焦げる匂い、そう、わたしたちはたしかにそこにいた。一夏を駆けて集めた記憶たちがいよいよ旅立とうと窓枠に立つ。東京国際映画祭のレッドカーペットの前に震える足元を見て、大丈夫だよと声をかける。記憶はちゃんと記録としてフィルムに焼き付いた。この映画をバンドの道にわたしたちを引きずり込んだあの人に捧げる。通り過ぎていった海風に捧げる。これからあなたが何度となく経験するであろう」とコメントしている。

 映画『i ai』は、第35回東京国際映画祭にて10月25日、ワールド・プレミア上映。

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