東出昌大が豪雨の中で失った家族を想い泣き叫ぶ 主演映画『とべない風船』予告映像解禁

東出昌大が豪雨の中で失った家族を想い泣き叫ぶ 主演映画『とべない風船』予告映像解禁

映画『とべない風船』場面写真(C)buzzCrow Inc.

俳優の東出昌大が主演、女優の三浦透子が共演する映画『とべない風船』より、東出演じる主人公が、豪雨の中で失った家族を想い泣き叫ぶ姿などを収めた予告編が解禁された。

 本作は、2018年の西日本豪雨による土砂災害をテーマに、家族でも恋人でもない男女の永遠に晴れそうにない心の行方を、多島美が連なる瀬戸内海の故郷を舞台に描いた感動作。

 西日本豪雨を間近で体験した広島出身の宮川博至監督が、「ここ広島で生活しているからこそ、豪雨災害をテーマに映画を作らなければならない」と決意し、被災した人々の想像を絶する経験や言葉にならない思いを反映した物語を初長編作として作り上げた。現在、バンクーバー・アジアン映画祭(11月3~13日開催)、広島国際映画祭2022「OFFICIAL SELECTION部門・ヒロシマEYE」(11月18~20日開催)に選出が決まっている。

 東出は、数年前に起こった豪雨で家族を失い心に傷を抱えたまま、瀬戸内海の島で漁師をしながら孤独に生きる主人公・憲二役を演じている。三浦は、過去のトラウマから周囲と関係がうまくいかず島に逃げてきた元教師の女・凜子役。元教師で引退後は地元の島に戻り静かに暮らしていた凛子の父親役を小林薫、島民行きつけの居酒屋の明るい女将役を浅田美代子が務める。

 予告編は、美しい島々が連なる多島美を有する瀬戸内海の島で、孤独に生きる漁師・憲二(東出)と、疎遠の父に会うため島にやって来た凛子(三浦)が出会うところから始まる。続いて、ふたりがぎこちなくも交流し徐々に心を通わせていく様子や、ポスターのコピーにもなっている憲二の心情「手を離したら、二度と戻らない幸せだった。」や凛子の心情「自分探しで見つけたかったのは、自信だった。」が映し出される。

 映像の終盤では、憲二が豪雨のなかで泣き叫ぶ姿、その姿を見つめる凛子の姿も。果たして、憲二が黄色い風船を家の庭にあげ続けるのはなぜなのか。広島出身の宮川監督だからこそ描くことができた「豪雨災害後」の物語、本編で確かめたい。

 なお本作は、広島地元発映画として、広島のクラウドファンディング「カナエンサイ夢」「TARUBO」にてサポーター募集を実施中。

 映画『とべない風船』は、12月1日より広島にて先行公開。2023年1月6日より新宿ピカデリーほか全国順次公開。

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