かわいらしい“旅の相棒”キツネが登場 A24製作『グリーン・ナイト』本編映像解禁

かわいらしい“旅の相棒”キツネが登場 A24製作『グリーン・ナイト』本編映像解禁

映画『グリーン・ナイト』かわいらしい“旅の相棒”キツネ(C)2021 Green Knight Productions LLC. All Rights Reserved

『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』のデヴィッド・ロウリー監督最新作となるA24製作の映画『グリーン・ナイト』より、デヴ・パテル演じる主人公の過酷な一人旅に、かわいらしいキツネが相棒として加わる場面を収めた本編映像が解禁された。

 本作は、『ミッドサマー』『ライトハウス』などで知られる気鋭の制作・配給会社A24が贈る初の本格ダーク・ファンタジー。デヴィッド・ロウリー監督が、14世紀の叙事詩「サー・ガウェインと緑の騎士」を大胆に脚色し、過酷な冒険と幻想的な旅を通し、自分の内面に向き合う若者の成長を魅惑的な映像で描き出す。

 アーサー王のおいとして、恵まれた環境で怠惰な日々をおくる若者サー・ガウェイン(デヴ・パテル)。彼はまだ正式な騎士ではなく、人々に語れる英雄譚(たん)もない。クリスマスの日。円卓の騎士たちが集う王の宴に、異様な風貌の緑の騎士が現れ、“遊び事(ゲーム)”と称した恐ろしい首切りゲームを提案する。

 その挑発に乗ったガウェインは、緑の騎士の首を一振りで斬り落とすが、彼は転がる首を自身の手で拾い上げると「1年後に私を捜し出し、ひざまずいて、私からの一撃を受けるのだ」と言い残して去ってゆく。それは呪いと厳しい試練の始まりだった…1年後、王に諭されたガウェインは緑の騎士を捜すため、未知なる世界へと旅立ってゆく。

 今回解禁されたのは、そんなガウェインの過酷な一人旅に、かわいらしいキツネが相棒として加わる場面を収めた本編映像。ガウェインが洞窟で疲れを癒していると、一匹のキツネが彼をじっと見つめている。「来たいなら来い」という言葉に真っすぐ近づいてくるキツネ。キツネはガウェインの言葉を理解しているようだ。こうして加わった波長の合う相棒とともに、緑の騎士がいるという緑の礼拝堂を目指す壮大な旅を再開する。

 ところが、ガウェインは崖の上で足を滑らし転落。身動きが取れない中で、目の前に生えていた野生のキノコを口にし、キツネにもそれを分けてあげる。しかし、そのキノコは食べても大丈夫なのか…。

 A24作品といえば『ウィッチ』のヤギ、『ライトハウス』のカモメ、『ミッドサマー』のクマなど動物の存在も印象的だが、本作のキツネは『ロード・オブ・ザ・リング』や『ホビット』シリーズで名高いVFXスタジオのWETAデジタルが作り上げたもの。ガウェインとかわいらしい相棒の旅の行方にも注目だ。

 また、荒々しい大自然にも目を奪われるこの本編シーンは、アイルランド東部にあるウィックロー県でロケ撮影された。ロウリー監督は、撮影場所について「原作はウェールズが舞台で、ウェールズの地形と物語が密接していますが、僕らは様々な理由でアイルランドに引き寄せられました。風景、天気、城など、必要としていたもの全てがあったからです」とコメント。

 同シーンは、厚い雲に覆われた冬の色彩も印象的だが、撮影当時は、極寒や嵐にも見舞われることがあったという。ロウリー監督は「アイルランドでは、1時間の間に全ての四季を味わえるというジョークがあるのですが、それは本当でした。撮影中、突然のあられが雪に変わり、5分後には虹がかかった青空になりました」と振り返る。

 ガウェインを演じたデヴ・パテルも「もし僕が妙にがっしりした感じに見えているシーンがあれば、それはコスチュームの下に保温下着を重ね着していたからです。寒気がボタンの穴から入って来るので、アイルランドの荒野で4時間の撮影をすると、『レヴェナント:蘇えりし者』のレオナルド・ディカプリオみたいな気分になりました(笑)」と過酷な撮影だったことを明かしている。

 なお、本作の公開初日となる11月25日に、 吉祥寺オデヲンでデヴィッド・ロウリー監督のオンライン舞台挨拶が行われることも決定した。

 映画『グリーン・ナイト』は、11月25日より全国公開。

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