ドヌーヴ&ビノシュの閉ざされた心が動き始める…『真実』予告解禁

ドヌーヴ&ビノシュの閉ざされた心が動き始める…『真実』予告解禁

映画『真実』メインビジュアル(C)2019 3B‐分福‐MI MOVIES‐FRANCE 3 CINEMA

是枝裕和監督の最新作『真実』(10月11日公開)より、予告編が解禁。主人公の大女優(カトリーヌ・ドヌーヴ)とその娘(ジュリエット・ビノシュ)が、語られ始めた秘密によって心の影が露わとなっていく様や、やがて見えてくる新たな「真実」に母娘の閉ざされた心が動き始める様が映し出されている。

 本作は、ドヌーヴ演じるフランスの国民的大女優ファビエンヌと、ビノシュ演じる娘のリュミールの間に隠された愛憎渦巻く「真実」を巡って物語が展開していく、是枝監督構想8年の渾身作にして初の国際共同製作作品。第76回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門オープニング作品に日本人監督作品として初めて選ばれている。そのほか、トロント国際映画祭スペシャル・プレゼンテーション部門、サン・セバスティアン国際映画祭パールズ部門、釜山国際映画祭Gala Presentation部門への出品も決定している。

 国民的大女優ファビエンヌが自伝本「真実」を出版。アメリカで脚本家として活躍する娘のリュミール、テレビ俳優の娘婿ハンク(イーサン・ホーク)、ふたりの娘のシャルロット(クレモンティーヌ・グルニエ)、ファビエンヌの現在のパートナーと元夫、そして長年の秘書らが、お祝いと称して集まった。だが、家族は自伝で彼女がなにを綴ったのかが気がかりだった。そしてこの自伝は、次第に母と娘の間に隠された愛憎渦巻く「真実」をも露わにしていく…。

 今回解禁された映像の冒頭には、8月28日に開幕した第76回ヴェネチア国際映画祭のオープニングを飾る華やかなレッド・カーペットと、公式上映後のスタンディング・オベーションの光景を収録。ドヌーヴとビノシュのほか、是枝監督、リュディヴィーヌ・サニエ、クレモンティーヌ・グルニエ、マノン・クラヴェルが登壇している。

 続く予告編は、大女優ファビエンヌが暮らすお城のような大きな家に、彼女の自伝本の出版祝いのため、リュミールが夫のハンク、娘のシャルロットを連れて到着する場面からスタート。久々の家族の再会に幸せそうな表情を見せる面々だが、訪ねてきた家族の気がかりはただひとつ「彼女は何を書き、何を書かなかったのか」。

 その晩、早速自伝本「真実」を読み終えたリュミールは「ママ、これのどこが“真実”よ」と激しい口調でファビエンヌに詰め寄る。家に居なかった母親に代わり、いつもリュミールが辛い時に支えてくれた「サラ」が本に全く登場しないのは後ろめたいからなのか、と問い詰めるリュミールに、ファビエンヌは「良い母になるより女優を選んだの」と言い放つ。

 かつて一度は女優を志しながらも、女優になれなかった娘リュミールと、家族をかえりみずに女優として生きてきた母ファビエンヌ。そんな彼女たちの「残酷な真実」と「やさしい嘘」が絡み合い、やがて見えくる新たな「真実」に、母娘の閉ざされた心が動き始める姿で映像は幕を閉じる。

 映画『真実』は10月11日より全国公開。

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