山崎まさよし、14年ぶり主演作『影踏み』は「本当に大切な作品で、宝物」

山崎まさよし、14年ぶり主演作『影踏み』は「本当に大切な作品で、宝物」

映画『影踏み』完成披露上映会の様子(左から)篠原哲雄、山崎まさよし(C)2019 「影踏み」製作委員会

歌手で俳優の山崎まさよしが14年ぶりに主演を務める映画『影踏み』の完成披露上映会が開かれ、山崎は舞台あいさつで、「自分の人生の中で本当に大切な作品になりました。音楽も含めて経験が深まりましたので宝物です」と本作への思いを語った。

 作家・横山秀夫の同名小説を映画化した本作は、深夜に人家に忍び込んで泥棒を働く「ノビ師」の真壁修一(山崎)が、15年前に無理心中で亡くなった双子の弟とのゆがんだ関係、幼なじみの刑事の変死、幼なじみの女性のストーカー被害など、次々と降りかかる難題に立ち向かいながら、恋と盗っ人稼業のはざまで揺れ動く犯罪ミステリー。

 主題歌も担当した山崎は「自分の芝居を見ながら音を作るという恐ろしいことをしました(笑)。客観的に自分の芝居を見る時間が多くて、プロの役者ではないので大丈夫かなと不安になりましたが、それでもミュージシャンとして映画の最後を自分の主題歌で締めくくることができたのは感無量です」と述べた。

 山崎とは俳優としてのデビュー作『月とキャベツ』(1996)以来23年ぶりのタッグとなる篠原哲雄監督は「『月とキャベツ』の時はミュージシャン役でしたので山崎さん本来の仕事の空気が出ていました。今回は本来の仕事とは違う泥棒という役でしたが、演技がうまくなっていて安心しました」とコメント。これに対し山崎が篠原監督に一礼すると、場内からは大きな笑いが巻き起こった。

 山崎は「篠原さんは巨匠の域にいる方ですし、私が初めての演技をした作品の監督ということもありまして絶大の信頼をしています。共演した北村君も若いながらにしっかりしていて引っ張っていってくれましたので感謝しかないです」と、共演した北村匠海への感謝も述べた。

 作品の上映後、山崎が関わった映画の楽曲で構成されたQuartet Special Concertがスタート。初めにデビューシングルの「月明りに照らされて」や、自身が主演を務めた『8月のクリスマス』(2005)の主題歌を披露し、続けて初主演映画『月とキャベツ』の主題歌「One more time,One more chance」を熱唱。そしてアンコールで本作の主題歌「影踏み」の完全版を披露すると、満場から大きな拍手が送られた。

 映画『影踏み』は11月8日より群馬先行公開。11月15日より全国公開。

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