吉岡秀隆、17年ぶりに倉本聰ワールドへ 『やすらぎの刻』で“母”いしだあゆみと再会

吉岡秀隆、17年ぶりに倉本聰ワールドへ 『やすらぎの刻』で“母”いしだあゆみと再会

ドラマ『やすらぎの刻〜道』に出演する吉岡秀隆(C)テレビ朝日

石坂浩二主演の帯ドラマ『やすらぎの刻〜道』(テレビ朝日系/毎週月〜金曜12時30分)に、俳優の吉岡秀隆が出演することが発表された。倉本聰脚本作品への出演は、2002年のドラマ『北の国から2002 遺言』(フジテレビ)以来17年ぶりとなる。

 吉岡が演じるのは、「やすらぎの郷」に入居する元女優・中川玉子(いしだあゆみ)の息子・牧田誠役。

 テレビ界に貢献した人たちが老後を過ごす「やすらぎの郷」で、ある“深刻な問題”が浮上。そのトラブルを解決するため、大物フィクサーとかつて関わりがあった玉子が折衝役を担うこととなった。実は玉子は若かりし頃、そのフィクサーとの間に息子をもうけていた。訳あって離れてしまった息子・誠と玉子は30数年ぶりに対面を果たすが、米国の大学に留学したと聞いていた誠は、玉子の想像とは全く異なる人生を歩んでいて…。

 吉岡は「実は、約10年ぶりに富良野にいる先生を訪ねてお酒をいただいたんです。…で、少し長めの旅を終えて東京に帰ってきたら、“こういうこと”になっていて…(笑)」と、今年夏に倉本と過ごした“富良野の夜”が出演のきっかけだったことを明かす。

 吉岡との再会で“誠”という人物を新たに想起した倉本は、すでに脱稿していたシナリオに手を加え、2話分のストーリーを一気に執筆したという。吉岡は「誠という人間の過去にいったい何があったのか、さらにはあゆみさん演じる母・玉子さんとの関係性まで、あれだけの分量の中で見る人の想像をかき立てるところが素晴らしい。読んでいて鳥肌が立つほどでした」と、改めて倉本の生み出す世界に心震わせたことを語る。

 倉本が新たに書き上げたシナリオには、11ページにもおよぶ長尺シーンが。それは再会した玉子と誠が境遇を語り合う、母子の静かな“山場”。カットを入れずカメラを回し続ける“長回し”で撮影されたが、2人ともリハーサルから互いの愛情が交錯する優しく切ない場面を熱演。本番のクライマックスには2人の目に涙が光っていたという。

 いしだとの共演は映画『学校II』(1996)以来となる吉岡。「いやもう、ただただしびれました! どう芝居をぶつけても受け止めて返してくださるので、やっぱりあゆみさんはスゴイ」と、しみじみ信頼を実感した様子だった。

 吉岡が登場する第177話、178話は、12月放送予定。

 また、中島みゆきが新たに2曲の主題歌を書き下ろすことも発表された。新主題歌「終り初物(おわりはつもの)」「観音橋(かんのんばし)」を聴いた倉本は、「また一歩僕より先に行ってくれた感じがしました。やっぱり、やっぱり中島みゆきは天才です」と絶賛かつ感謝のコメントを寄せている。

 ドラマ『やすらぎの刻〜道』はテレビ朝日系にて毎週月〜金曜12時30分放送。

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