松本穂香、デッキブラシ片手に銭湯の開店準備『わたしは光をにぎっている』本編解禁

松本穂香、デッキブラシ片手に銭湯の開店準備『わたしは光をにぎっている』本編解禁

映画『わたしは光をにぎっている』場面写真(C)2019 WIT STUDIO / Tokyo New Cinema

女優の松本穂香が主演を務める映画『わたしは光をにぎっている』より、松本がデッキブラシを手に、銭湯で開店準備をする姿が映し出される本編映像が解禁された。

 本作は、映画『四月の永い夢』で第39回モスクワ国際映画祭・国際映画批評家連盟賞を受賞した中川龍太郎監督の最新作。中川監督が「翔べない時代の魔女の宅急便」と語るように、特別な才能があるわけではないけれど、都会の中で居場所を見つけ、現代を生きる若者の姿を丁寧に描く。第41回モスクワ国際映画祭の特別招待作品として正式出品された。松本が20歳の主人公・澪を演じるほか、渡辺大知、徳永えりら若手実力派と、光石研、樫山文枝ら日本映画界のベテラン勢が共演する。

 長野・野尻湖のほとりにある民宿を祖母と切り盛りしていた澪(松本)は、祖母の入院を機に父の親友を頼って上京、彼が経営する銭湯で居候することに。次第に常連客たちと親密になり東京での日々が楽しくなっていく澪だが、区画整理で銭湯が近いうちに閉店することを知り、ある決断をする…。

 解禁されたのは、何事にも受け身で頼りなく不器用だった主人公・澪が、自らの意思で行動をするようになり、ひとりで銭湯の開店準備をテキパキと進める本編映像。浴室を洗い、薪を割り、お湯をためる…。淡々としたシーンが続く中、最後には、浴槽に張ったお湯を手ですくう印象的なシーンも。現場で中川監督は松本に対し、「お湯を慈しむように」と独特な演出をしたという。終始子どものようだった澪が、お湯に触る瞬間だけ見せる、これまでと違った表情に注目だ。

 また、このシーンを強く印象づけるのが“光”。タイトル通り「光をにぎっている」ようなこのシーン、実は浴槽の底に鏡を入れ、上から当てた光を反射させて生み出しており、中川監督のこだわりが詰まった、本作を象徴する重要なシーンとなっている。

 映画『わたしは光をにぎっている』は11月15日より全国公開。

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