実写『ここさけ』撮影現場で見せたメインキャスト4人の姿、それぞれが感じる思いとは

実写『ここさけ』撮影現場で見せたメインキャスト4人の姿、それぞれが感じる思いとは

実写『ここさけ』秩父・撮影現場で見たメインキャスト4人の姿、それぞれが感じる思いとは(c)2017映画「心が叫びたがってるんだ。」製作委員会(c)超平和バスターズ

 撮影も佳境を迎えていた4月某日、実写映画『心が叫びたがってるんだ。』の撮影が埼玉県・秩父市で行われ、現地取材会に参加。メインキャストである中島健人、芳根京子、石井杏奈、寛一郎の4人が揃ってインタビューに答えてくれた。

 『心が叫びたがってるんだ。』は、『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の監督・長井龍雪、脚本・岡田麿里、キャラクターデザイン・田中将賀のチームが再集結し制作された同名劇場版アニメの実写化。誰にも言えない思いを抱えた高校生たちが、クラス全員で行うミュージカルを通して、言葉にすることの大切さを知って行く青春群像劇だ。本音を言わず毎日を無難に過ごしている主人公の坂上拓実役を中島、幼少時のある体験から言葉を奪われてしまった成瀬順を芳根が演じるほか、学校のヒロイン仁藤菜月役を石井、野球部の元エース田崎大樹は注目の新人俳優・寛一郎が務める。
 
 報道陣が現地取材に入ったこの日は、“お祭り当日”シーンの撮影のため秩父近郊のとあるお寺で行われた。参道には縁日の屋台が並び、人々が楽しそうに行き交う参道を、中島、芳根、石井、寛一郎の4人が冷やかしながら歩いていく。途中、中島は取材陣が見守っていることに気付いたのか、映像チェック中の待ち時間に取材陣のほうへ顔を向けニッコリ笑う。
 
 参道の撮影が終わり、撮影隊はすぐに境内へ。本堂に向かって左手に同作のために特設された“玉子”の販売所での撮影に移る。和風イースターエッグといった趣の『ここさけ』オリジナルのアイテムで、殻に色とりどりの和紙が貼られている。物語の鍵を握る、人々が想いを込めるためのお守りとして登場する。
 
 ここでは、拓実の何気ない言葉に、順が動揺し、自分は玉子に言葉を奪われてしまったのではないかと気づく…というシーンの撮影が行われた。言葉は発しないが大きなショックを受ける順。その姿をよりわかりやすくするため、熊澤尚人監督が芳根に対し、丁寧に芝居をつけていたことが、とても印象に残った。

 撮影後に行われたインタビューでは、同作にオファーされた当時の心境を率直に語ってくれた4人。自身の周りに『あの花』『ここさけ』好きな友人がいたという中島は「最初はプレッシャーがすごくありました」と吐露。だが、だからこそ「そのプレッシャーを味方にしたいとも思ったし、なんとかファンの皆さんの期待に応えたい、新しい『ここさけ』ファンを僕たちで作っていけたらいいなって、オファーの瞬間に思いましたね」と、最初に感じたプレッシャーが、より大きな糧となった様子。
 
 芳根は『べっぴんさん』の撮影中にオファーの話を聞いたといい、その撮影の合間に『ここさけ』を観たと明かす。「ボロボロ泣いちゃってメイクさんに怒られた」と笑い、「一瞬で引き込まれた」と語った。
 
 ファンがどう思うのだろうという不安を感じたものの、それ以上にワクワク感が勝ったと口にしたのは石井。「熊澤尚人監督が作る世界観や、共演者の皆と一緒に作れる物語が、どんな空気感になるんだろうっていうワクワク感の方が大きかったです」。
 
 寛一郎は「俳優のスタートとして、すごい作品に出られるなって思いました」とコメント。他の3人とは少しだけ違う感想を持ったよう。また、「この4人の中で一番、田崎大樹の気持ちがわかると思っています。共感しやすかったのでやりやすかったというか、一番やってみたい役だなと思っていました」と当時を振り返った。
 
 『心が叫びたがってるんだ。』は7月22日より全国ロードショー。

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