斎藤工、『シン・ウルトラマン』主演に感無量「壁ドンとかしてきた人間なので」

斎藤工、『シン・ウルトラマン』主演に感無量「壁ドンとかしてきた人間なので」

「TSUBURAYA CONVENTION 2019」オープニングセレモニーに登壇した斎藤工 クランクイン!

映画『シン・ウルトラマン』で主演をつとめる俳優・斎藤工が14日、都内で開催された円谷プロダクション史上最大の祭典「TSUBURAYA CONVENTION 2019」のオープニングセレモニーに樋口真嗣監督と共に登壇。「ウルトラマン」シリーズとの縁や、ウルトラマンを演じる心境などを語った。

 同作は、『シン・ゴジラ』の総監督をつとめた庵野秀明氏が企画・脚本を手がける「ウルトラマン」シリーズの完全新作。会場では、同作に登場する「ウルトラマン」のデザインおよびロゴ、立像を初解禁。デザインは「ウルトラマン」シリーズの世界観構築に貢献した成田亨(なりた・とおる)氏が、1983年に描いた絵画「真実と正義と美の化身」がコンセプトになっているという。

 本セレモニーには斎藤や樋口監督のほか、Netflix発のアニメ『ULTRAMAN』の神山健治監督、荒牧伸志監督、アニメ『SSSS.GRIDMAN』の雨宮哲監督、アニメ『KAIJUDECODE 怪獣デコード』の野口光一氏(東映アニメーション)、隠田雅浩氏(円谷プロダクション)らが登壇した。

 斎藤は「『シン・ウルトラマン』でウルトラマンになる男、斎藤工です」とあいさつ。小学校時代はシュタイナー教育(編注:オーストリア出身の思想家ルドルフ・シュタイナーの人間観をもとにした教育)を受けていて、テレビ・映画鑑賞やフィギュア類の遊び道具を持つことができなかったと言い、「うちの父が実は映像業界の人間で、円谷でバイトしていた。『ウルトラマンタロウ』の現場にいた人間で、爆破とかスイッチングをやっていた。その影響もあってか、ウルトラマンのフィギュアだけウチにはあって、僕の唯一の遊び道具がウルトラマンのフィギュアだった」と述懐。今回の出演にあたって「まさかウルトラマンに変身する人生とは思っていなかった。壁ドンとかしてきた人間なので、まさかね、ウルトラマンになるとは。夢のようですね」と話し、会場の笑いを誘った。

 ストーリーの詳細は語れないものの「(脚本などに)『だから僕がやるんだ』という理由がそこに書かれていた気がしました。本当に不思議な体験をしました」とコメント。本作のビジュアルを見て「足が長い…!」とため息。「美しさがある。ずっと見ていられる。すごく自然な生命体の気がする」と感想を述べた。

 監督をつとめる樋口監督は、製作状況を問われて「うん…」と言葉を濁すも、現場では「いろんな世代の人がいる。世代を超えた中で、『ウルトラマン』を通じていいチームができている」と手応えを口に。立像について「雛形の1号、2号です。私以上に、庵野秀明が、かつて自分でウルトラマンをやってしまうほどウルトラマンが大好き。庵野の思いを結晶させたいというのが我々の仕事でした。どういうウルトラマンを庵野が見たいのか、作りたいのか徹底的に集めてこの形にしました」と解説した。

 また、共演する長澤まさみ、西島秀俊からのビデオメッセージも。長澤は「庵野さんが作るからこその、ウルトラマンの良さが『(作品が)できあがったらあるんだろうな』と撮影していても感じる。そこに監督の人間らしさ、無機質なものにイキイキとした姿を吹き込んでくれる演出がある。よりウルトラマンの世界がリアルに感じられる面白い作品になるのでは」と期待感を示した。

 西島は、出演オファーを受けた際に「『シン・ゴジラ』が傑作だったので、そのチームが今度は『ウルトラマン』を撮るとなって、即答で『ぜひお願いします』と(言った)」と明かし、「最先端の撮り方で、しかもまだ進化する可能性がこんなにあると感じた。一番面白かった。面白くてしょうがない。可能性と未来を感じて、もっともっと、もっと撮影したい」と褒めちぎった。

 ステージでは、円谷プロが2020年以降に展開する他作品の新情報も多数発表。新作アニメの『SSSS.GRIDMAN』は新PVおよびティザービジュアルを、『KAIJUDECODE 怪獣デコード』は新PVとイメージビジュアルを初公開。そしてVRアトラクション『かいじゅうのすみか』プロジェクトの実施、2020年4月より『ULTRAMAN』の地上波放送が行われることなどが明らかにされた。

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